『自分はなんて情けないんだろう』
『また一人では出来なかった。情けない…』
実は、情けなさを感じたとき人は、
達成の《自己欲求》が強まっており、
情けなさを感じやすい人ほど、大成する人である。
人が情けなさを感じる心理とは?
こんにちは、
最瞰主の良縁(みえにし)だ。
冒頭の言葉のように、
一人で出来ずに過去自分に、
情けなさを感じたという人も多いだろう。
だが、
情けなさを感じやすいというのは、
実はそれでいいのだ。
情けなさとは、
一人で出来ないときに情けなさを感じることで、
『次は一人でも達成できるようになりたい!』
と、自分を高めてくれる負の感情だからだ。
考えてみて欲しい。
仕事を一人で出来ず、
先輩に手伝ってもらった。
『別に他の人がやってくれるから一人で出来なくてもいいか。』
と、情けなさを感じずにこう思っていたらどうなるのだろうか?
そう、
何もできない、
成長しないままとなる。
『自分はこんなこともできないのか…』
『結局手伝ってもらい一人ではできなかった…』
このようなときに、
情けなさを感じるからこそ、人は、
『情けない状態は嫌だ!次は絶対に一人でも達成してやるぞ!』
と思い、達成したいという欲求を強められる。
そう、情けなさとは、
達成したいという欲求、
達成の《自己欲求》を強めてくれる。
そのため、情けなさを感じれば感じるほど、
達成能力は高まるので大物になれる可能性を秘め、
結果人生に楽しさと嬉しさを感じ、幸せを感じられるのだ。
その証拠に、世にいう一流の経営者ほど、
実はこの「情けなさ」を、
強く感じやすい人間達がとても多くなっている。
情けなさの負の感情 … 誰かに手伝ってもらったり何かを達成できなかったときに、
「情けない…」と感じることで、次は一人で目標達成ができるように促してくれる負の感情。
情けなさ=能力が上がる
『凄い人達が情けなさを感じやすい…?』
そう、負の感情を、
嫌なものとしか思っていない人は、
このように不思議に思ったことだろう。
だが、
一流の経営者といわれる人間達は、
いつも正の感情で穏やかに過ごしていそうだろうか?
その逆で、
いつも死に物狂いだったり、
悔しさで頑張ってたり、負の感情での活動が多いように見えるだろう。
情けなさもその一つで、
情けなさを感じそれを原動力とすることで、
次は一人で達成しようと頑張れる。
実は、
全ての負の感情とは、
本来は原動力にするものとなっている。
情けなさの場合は、
情けないと感じることで、
達成の《自己欲求》を強めてくれる。
そして、この欲求こそが、
望んだ未来を実現するのに、
とても重要となってくる。
達成の《自己欲求》は、
元々は狩りのためにできた欲求だ。
一流の経営者の例でも分かるように、
現代の狩りでの獲物である「お金」や大きな達成は、
この欲求を強めることで手に入れやすくなる。
そう、
情けなさを感じて、
あなたは嫌だと思ったかもしれない。
だが、情けなさがあるからこそ、
それを原動力に未来の自分はより大きなことを達成でき、
金銭や望んだ見返りを得られる可能性を秘めている。
情けなさの負の感情を感じたら、
ぜひ一人で達成しようと思い、
それを原動力に達成能力、達成の《自己欲求》をあげよう。
情けなさを感じやすいあなたは、
今よりもっともっとカッコよくなれる。
安心していい。
(負の感情に関しては、実は全て消せる方法も存在するのだが、今回は必要ないだろう。)
【情けなさの負の感情のまとめ】
・情けなさとは「次は一人で達成してやる!」と達成の《自己欲求》を強める負の感情
・達成の《自己欲求》は金銭をはじめとした大きな見返りを実現する可能性を秘めている
では、情けなさの負の感情を、
最後まで読んでくれたあなたへのオススメは、
達成の《自己欲求》の記事だ。
先ほど出てきて疑問に思ったかもしれないが、
この達成の《自己欲求》こそが、
高年収や望んだことを実現するために、とても大切な欲求となっている。
あることを繰り返すことで、
達成の《自己欲求》を高める方法も載せているで、
内容を理解して自分の望んだ達成を求めてみよう。
また、
情けなさを感じやすいあなたは、
諦めの負の感情も感じやすい可能性が高い。
この諦めの負の感情こそが、
驚愕の、ある能力に繋がっている。
こちらもオススメの記事だ。
心理学としての専門的な解説
ここからは少し難しくなってくる。
専門的な内容に面白さを感じる人や、抽象化能力を上げたいと思っている人にオススメだ。
こういった未解明の内容をスラスラ理解できるようになると、潜在意識にアクセスしやすくなり抽象化能力や発想力が上がる。
ぜひ、抽象化した内容を具体化して理解する頭の作業を通して、物事の抽象化された本質を見抜き、抽象化能力を上げよう。
情けなさの負の感情とは?
情けなさの負の感情とは、何かを一人で達成できなかったときに『情けない…、自分はこのままじゃダメだ』と感じる感情であり、
人は情けなさを感じることで、次は一人でも物事を達成できるようになろうと思える。
情けなさの負の感情とは、達成したいと感じたことが出来なかった場合や、一人では出来なかったときに発生し、次は一人でも達成できるように促す負の感情なのである。
・何かを達成したいと取り組む
→単純に失敗したり他の人に手伝ってもらい一人では達成出来なかった
→情けなさの発生で一人でも達成できるように促す(達成の《自己欲求》が強まる)
→情けなさを原動力にし物事に打ち込み一人でも達成できるようになる
物事を達成できるようになりたいという気持ちは、達成の《自己欲求》という欲求であり、情けなさの負の感情は、達成の《自己欲求》を強める役割をもつ感情となっている。
そのため、情けなさを感じれば感じるほど達成の《自己欲求》は強まり、その負の感情を原動力にし物事に打ち込めば、人によっては大きなことを成し遂げることもできる。
一流の経営者も悔しさや情けなさの負の感情を感じやすい人が多く、全ての負の感情は原動力となるものであり、
「情けない」と感じるとそのときは嫌であっても、結果達成能力が高くなるのである。
なぜ「情けない」は男性に使うのか?
『情けない』とよくいわれるのは主に男性になるかと思うが、男性に対して使うのは、
脳の構造上、男性脳は達成の《自己欲求》が強まりやすく仕事を担い、女性脳は愛情の《他者欲求》が強まりやすく育児を担うようになっており、脳の機能として役割が異なる女性に対して使うことは少ない。
ただ、仕事では達成の《自己欲求》を強めることが必要となってくるため、しばしば女性に対しても『こんなことも出来ないで情けない』と表現したりする。
次回一人でも達成が出来るようにするための負の感情なので、仕事を始めとした何か達成を求める物事に対して、下の人間が出来なかったときに「情けない」ということが多い。
「情けない」とあえていうことで、上の立場の人間は次は達成できるように促してくれているのである。
また、番外編となるが血液型では狩猟民族が起源のO型が達成の《自己欲求》が強まりやすく、言葉としては男性に使うことが多いが、
負の感情としては【貢献執着】になるので、O型女性が一番感じやすい負の感情である。
情けなさは達成能力を高める
情けなさを感じれば感じるほど達成の《自己欲求》も結果的に強くなり、《自己欲求》が強まると仕事で大きなことを達成してお金も稼げるようになる。
《自己欲求》は元々狩りのためにできた欲求のため、現代の狩りの代わりである仕事でお金を沢山稼ぎたいという思いは、《自己欲求》の強さによって発生し、
情けなさで《自己欲求》を強めることで、結果お金を稼ぐ能力も身につくのである。
(《自己欲求》だけでなく、愛情の《他者欲求》は相手を受け入れてあげる包容力が強くなったり、
進化の《求知欲求》は自分自身の進化を強く促したり、欲求の強さはその人間の最終的な能力値に強く影響を与える。)
また、収入と達成の《自己欲求》の強さは比例するものであり、一流の経営者といわれる人間のほとんどは《自己欲求》が一番強いリーダータイプとなっている。
これらの人間はスピーチなどでたまに「情けない」という言葉を使うが、自分自身が経験しそれを糧にしてきたので、発破をかけるために「情けない」と表現していると推察される。
負の感情の除去の方法
情けなさの負の感情だけでなく、全ての負の感情は心であることをするだけで一瞬で除去することができる。
noteというサイトで「負の感情の書換能力の承継」という、除去能力を承継する内容の特殊な電子書籍を、うちの御縁心理学研究所の公式アカウントより出しているので、興味がある人はこちらをご覧いただきたい。
これを読んだ情けなさを感じやすい人は、大物になる可能性を秘めており、自身に発生する負の感情を原動力にし、また1つ上のレベルにいくはずだ。
感情の発生起源
元々は《自己欲求》が弱く、一人では達成できず誰かの協力を得ているような人間の《自己欲求》を、ある程度強めるために発生するようになった感情だと推察される。
情けなさの負の感情を感じる原因として、『誰かに手伝ってもらわないとできない』ときがあげられる。
何かを一人では達成できないのは《自己欲求》が弱いことの表れであり、それを克服するために情けなさの負の感情は発生するようになったのである。
同じ《自己欲求》に属する達成を強く促す悔しさの負の感情との違いに関しては、悔しさは目の前のことを一度達成できず、次は達成できるように促す感情なのに対し、
情けなさは誰かに協力してもらって達成はできたが、協力してもらい達成し続ける状況では狩りも一人でできるようにならないため、
情けなさを感じて一人でも達成できるように促す感情という違いがある。
また、大きな違いとしては悔しさはその場で達成を強く促す【承認執着】、情けなさは次回一人で達成できるようになる【貢献執着】、
悔しさはその場で承認したくすぐ満たすように促す、情けなさはその場ではなく次回予め一人では達成できない状況を避ける、事前に達成に貢献するという違いがある。
これらのことから、情けなさの負の感情は、誰かに協力してもらうことでしか達成できない人間を、
一人でも達成できるようにするために《自己欲求》を強める役割として、発生するようになった感情だということが結論として導き出される。
負の感情としての性質
【属する欲求】 自己欲求
【行動原理】 貢献執着
【欲求 + 負の感情 = 執着】
自己貢献欲求 + 情けなさの負の感情 = 自己貢献執着
情けなさの負の感情の行動原理は、《自己貢献執着》であり、貢献執着には「承認欲求が満たせない状況を事前に避ける」という性質がある。
そのため、一人では達成できず《自己承認欲求》が満たせないという状況を事前に避けるため、情けなさの負の感情を感じることで予め《自己欲求》を強め、一人でも達成できるように促す。
また、情けなさの負の感情の強さに関しては、『どうしたら一人でできるようになるか』という思考をすることを促すため、負の感情としては基本的に弱く発生するものとなる。
行動を促す負の感情は大脳辺縁系を優位にするために強く感じ、思考を促す負の感情は大脳新皮質を優位にとどめるために弱く感じるからである。
負の感情強 行動(大脳辺縁系優位)↔負の感情弱 思考(大脳新皮質優位)
これとは別に、情けなさの負の感情の独自の性質として、貢献執着で事前に承認欲求を満たせない状況を避けるため、
悔しさやムカつきなどの承認執着より弱く、また感情としても後期にできたものなので優先度が低く、比較的弱く発生するという特徴がある。
以上のことから、情けなさはときに人によっては、涙が出てくるほど情けないと感じるかもしれないが、悔しさやムカつきのように行動を制御できなくなるほどではなく、比較的弱く発生する負の感情となっている。