負の感情(執着)

【恐怖の感情】人は分からないから恐怖でそれから逃げる

夜の木

 

 

幽霊や地震を『怖い!』と感じるのは、

どうなるか分からないからであり、

 

恐怖とは分からないモノを、危険回避するための感情である。

 

 

人が恐怖を感じる心理とは?

 

こんにちは、

始祖の御縁(みえにし)だ。

 

なぜ、

人は恐怖を感じるのだろうか?

 

恐怖を感じると、

思わず「うわぁ!!」と声を上げ、

そこから逃げ出したくなる。

 

何のために、

こんな行動に駆り立てられるような、

感情を感じるのか。

 

そう、実は恐怖とは、

分からないモノに対して、

 

危険を回避するために発生している。

 

幽霊や地震等のどうなるか分からないモノに対し、

距離を取って危険を回避するために、

 

恐怖を感じると、そこから逃げ出したくなるのだ。

 

この記事では、

 

・恐怖の正体

・恐怖の発生条件

・恐怖をいつでも瞬時に消せる方法

 

これらを話していこう。

 

恐怖は分からないモノに対して感じるが、

この記事で恐怖そのものを理解してしまい、

ぜひ、「恐怖」に対しての恐怖を、安心感に変えていこう。

 

 

恐怖の正体

 

恐怖は、お化け屋敷での幽霊や、

いきなり地震が起きたとき等、

 

これらどうなるか分からないモノに対して、危険回避するために発生している。

 

だが、危険回避にも関わらず、

実は恐怖は、

 

生命の危機かは関係はない。

 

そう、

驚くだろう。

 

意外かもしれないが、

生存が脅かされたときに、

発生する感情ではないのだ。

 

 

考えてみて欲しい。

 

「恋人を失うのが怖い」

 

「試験の結果がどうなるか怖い」

 

これらのとき、

生命の危機だろうか?

 

そう、生命の危機は、

関係ないのだ。

 

生命の危機より何より、

これからどうなるかや対象を、

「知れないこと」に人は恐怖を感じる。

 

 

では、

2つ例を出そう。

 

まずは、

恐怖を感じやすい「死」に関してだ。

 

「死」に対しても人は恐怖を感じやすいが、

死後について、

 

「こういう風になってこうなるだけですよ、もう完全に科学で証明されています」

 

という風に、内容を理解できたら恐怖するだろうか?

 

知ってしまうと、

恐怖が薄れていくだろう。

 

そう、

対象を知れると、

恐怖は感じなくなる。

 

 

また、

自分にとって人生を左右する大事な試験だが、

もう既に結果が分かっていてダメだった。

 

それで恐怖を感じるだろうか?

 

失望や絶望、

他の負の感情は感じても、

 

恐怖は感じなくなるだろう。

 

対象を知れると、

恐怖は感じなくなる。

 

そう、

恐怖は生命の危機ではなく、

 

「知れないこと」に対して感じるのだ。

 

物事を知れるというのは、

《求知欲求》という欲求だ。

 

恐怖は、《生存欲求》ではなく、

 

何かを知りたい《求知欲求》という欲求を、

満たせないときに発生する。

 

そして、

知れない対象を避けるために、

そこから逃げ出したりする。

 

 

恐怖の負の感情…その物事を知れないときに発生し、危険回避のために避けるという行動にうながす負の感情

進化の《求知欲求》に属し、「知れない物事」に対して発生

 

 

恐怖の発生条件

 

そう、

恐怖が生命の危機は関係ないということで、

不思議に感じた人もいるだろう。

 

では、

次に生命の危機と関係ないことをハッキリさせる、

恐怖の発生条件だ。

 

 

あなたは、

 

「クリケットの怪」

 

といわれ、

興味がそそられ恐怖が発生するだろうか?

 

これでは、

恐怖どころかあまり感情の波風は、

立たないだろう。

 

これは、海外では人気のスポーツでも、

日本では多くの人はやったことがないクリケットには、

興味をそそられないからだ。

 

では、次に、

 

「学校の怪」

 

だ。

 

上では感情が無風なのに対し、

「学校の怪」では興味がそそられ、

 

ワクワク感と恐怖が入りまじった感情が、少し発生しないだろうか?

 

これは、クリケットは多くの人は経験がないが、

学校は身近で経験があるため、

興味を持つための、進化の《求知欲求》が発生するためだ。

 

恐怖は、この欲求に属しているため、

何かを知りたい《求知欲求》が発生しないと、

 

恐怖が発生しないのだ。

 

そのため、興味の無い物事では、

進化の《求知欲求》は発生しないし、

それに伴い恐怖も発生しない。

 

「《求知欲求》が発生し興味を持った対象」

これが、

2つの条件のうちの1つとなる。

 

 

そして、2つ目の条件が、

冒頭に出てきたように、

「対象を知れないとき」となる。

 

恐怖の発生条件とは、

シンプルにこの2つになる。

 

【恐怖の発生条件】

・《求知欲求》が発生し興味を持った対象

・その対象を知れないとき

 

では、次章で、

例で説明していこう。

 

 

恐怖の発生の仕方

 

そう、

ホラー映画は観てはいけないと分かりながらも、

興味をそそられ、つい観てしまうだろう。

 

この手の話は苦手な人も、

思わず興味を持ち、観てしまう。

 

なぜ、人が幽霊や死に興味を抱き、

《求知欲求》が刺激されるかというと、

 

自分もいずれはそうなるからだ。

 

中東のパン屋だとか、北欧のレスキュー隊だとか、

結局自分がなりもしないし、身近でない存在なら、

そこまで《求知欲求》は刺激されない。

 

そして、ホラー映画などは、

必ずそこに興味を持ち共感しやすいようなストーリーが存在し、

それで強く進化の《求知欲求》を刺激するようにしている。

 

正直、ホラー映画の幽霊が、

普通に寿命が来て死んでしまった老人なら、

ストーリー的にも興味をそそられず、恐怖もあまり感じないだろう。

 

ホラー映画の幽霊は可哀想な部分も存在し、

興味を持てるようなストーリーなため、

その分恐怖も強くなるのだ。

 

そう、

強く興味を持てば持つほど、

 

恐怖もその分強くなる。

 

恐怖は、

《求知欲求》の強さと比例するのだ。

 

そして、

幽霊は実際にはどういう原理で、

表れたり消えたりするか分からない。

 

普段どこにいるか、

存在も分からない。

 

だから、

知れない物事として、

恐怖が発生する。

 

恐怖 = 《求知欲求》刺激 ✕ 知れない

 

 

そう、

興味を駆り立て《求知欲求》への刺激が強いほど、

そして、対象を知れないほど、

 

恐怖は強く発生する。

 

 

「死んでもいいや」などの、

興味も失せ投げやりなときに、恐怖を感じないように、

 

恐怖はどうなるか興味があり、かつ、知れないときに発生する感情となっている。

 

 

全ての負の感情を消す能力

 

さて、ここまで恐怖を語ってきたが、

お化け屋敷で強く恐怖を感じたり、

怖くて夜電気を消せなくなったり、

 

恐怖を消せたらと、

思っている人は多いだろう。

 

では、ここからは、

ワクワクする潜在能力に、

話しを変えていこう。

 

このサイトには、

全ての負の感情や依存の感情の役割、

また未解明の精神疾患も全て載っている。

 

それらを脳内で解明する事を可能にするのが、

アインシュタインの思考実験の上位互換の能力、

俺の持っている「仮説検証能力」という能力になる。

 

そして、実は潜在能力の中には、

心の中であることをするだけで、

感情を自在にできるという潜在能力も存在している。

 

そう、実は、

恐怖を含め全ての負の感情は、

原理を理解していれば、瞬時に消すことは難しいことではない。

 

それができるのが、

「記憶(感情)の書換能力」

という感情を消すことができる潜在能力だ。

 

これは、noteという電子書籍のサイトで、

うちの御縁心理学研究所の公式のアカウントから出している、

電子書籍で得られる能力になる。

 

この世界にも例を見ない、

潜在能力を得られるうちの研究所の書籍は2つあり、

「負の感情」と「依存の感情」に分かれる。

 

負の感情の書籍を持てば、

恐怖も消せるし不安もイライラもショックも全て消せる、

人生の全ての負の感情を自在にできる。

 

能力がどのようなものであるかは、

誰でも読める書籍の冒頭で実際に体験できるので、

それをもう体験してもらった方が良いだろう。

 

また、潜在能力であるため、

使いこなしていくと能力も上がり、

複雑な感情も全て瞬時に消せるようになる。

 

怖がりの人は、これを持てば、

もう恐怖に悩まされることもなくなる。

 

是非、書換能力を得て、潜在能力に、

面白さと嬉しさを感じて、幸せを感じてもらえたら、

こちらとしてもサイトを立ち上げた甲斐がある。

 

俺と共に、

潜在能力で実際に脳を進化させていこう。

 

 

全ての負の感情の除去の方法

 

 

 

さて、

恐怖という知識をあなたと共有できて、

俺としても楽しめた、礼を言おう。

 

これを読んで少なからず、

恐怖の原理について知れたので、

恐怖についても少し軽減されるだろう。

 

感情をコントロールすることを通して、

あなたが人生を幸せに生きられることを願っている。

 

 

 

では、

他の記事も紹介しよう。

 

負の感情つながりということで、

あなたは、過去のショックだった出来事はないだろうか?

 

実は、驚くべきことに、

ショックの負の感情は、強く感じれば感じるほど、

その分強く、幸福感を感じられるものとなっている。

 

 

 

さて、

ではもう一つ。

 

〘人間力〙という、

皆に好かれる能力に変わる、

負の感情がこちらだ。

 

潜在能力ほど強力ではないにせよ、

〘人間力〙はビジネス、プライベート両面でとても使える能力だ。

 

最初は、疑問に思うかもしれないが、

〘人間力〙形成の方法を含め、

あなたは最後はきっと納得してくれるだろう。

 

 

 

 

 

心理学としての専門的な解説

 

さて、

ここからは説明そのものが少し抽象的で難しくなる。

 

専門的な内容に面白さを感じる人や、

発想力や物事の本質を見抜く元となる、

抽象化能力を高めたい人向けだ。

 

発想力を必要とする仕事をやっている人は、

抽象化した内容を理解できるようになることで、

『この商品が人気の秘密はこの部分か』

と、本質を見抜けるようになるぞ。

 

先程までの復習の部分も多いが、

上の内容に納得してもらった上で、

下の抽象化した内容をスラスラ読めるようになると、少しだが抽象化能力は上がるようになっている。

 

では、

ワクワク感や面白さを感じていこう。

 

恐怖の負の感情とは?

 

恐怖の負の感情とは、

『恐怖で逃げ出す』

『幽霊を怖がる』

というように、理解できない物事に関して危険回避のためにそれを避けることを促す負の感情である。

 

『高所では恐怖で足がすくむ』

『大地震が起き恐怖から逃げ出す』

というように生命の危機によって起こる《生存欲求》に属する感情と思われがちだが、

理解できない物事を理解することをやめ回避するため、物事を理解し進化をしたい《求知欲求》に属する感情となる。

恐怖→死や身の危険を避けるのではなく理解できないものを避けるための感情、死や高所に恐怖を感じるのは自分が死んだり落ちたりするとどうなるか理解できないため。

 

恐怖は危険回避のため

恐怖の負の感情は、物事を理解し進化をしたい《求知欲求》に属する感情であり、

対象に興味がありながらもどうなるか分からないことから、理解するのをやめさせ避けることを強く促す。

大地震や火事等の危険が起きたときに《求知欲求》の興味が勝ってしまっては危険回避ができないからであり、

よく『恐怖で逃げ出す』と表現するのはどうなるのか分からないことに関しては、逃げて距離をとることが回避として最も有効だからである。

恐怖の本質とは危険を回避するためであり、恐怖を最大限抽象化すると「危険回避のための感情」となる。

 

また、『恐怖で足がすくむ』とも表現するが、興味がありながらも行動に移すとより強い負の感情が起こる可能性が高い場合、

恐怖の負の感情により行動を制止させコントロールを失わせることで危険回避をしている。

負の感情は強ければ強いほど行動の制御を失わせる効果があり、強く恐怖を感じたときは、勝手に身体が動き逃げ出したり、足がすくむなど行動をコントロールできなくなる。

 

恐怖の発生条件

【恐怖の負の感情の発生条件】

1.興味があり《求知欲求》が発生

2.《求知欲求》が強く脅かされる(回避)

(地震や高所では『どうなるんだ?』という《求知欲求》が発生している)

恐怖の負の感情が発生する条件として、対象に興味があり《求知欲求》が発生していることが前提としてあり、

幽霊やお化けに恐怖を感じやすいのは謎が多く興味を惹かれやすい対象だからである。

また『拒絶されるのが怖くて本当のことを言えない』と表現するように肉体的な回避だけでなく、精神的な回避でも恐怖の負の感情は発生する。

次に顕在意識(大脳新皮質)で理解しようとイメージしたときに《求知欲求》が強く脅かされ対象を理解できないと感じたときに、恐怖の負の感情は発生する。

また、物事を理解したい《求知欲求》を満たすことをやめさせる負の感情なので《求知欲求》に属する感情となっている。

《生存欲求》に属する感情であれば、『拒絶されるのが怖くて言葉に出せない』などの精神的なダメージに対して恐怖は感じないはずである。

(実際に身の危険があり逃げるときは[死に物狂いの負の感情]などの《生存欲求》に属する感情と、[恐怖の負の感情]や[危険の負の感情]が混じり合い発生している事が多い。)

 

具体例

『恐怖から逃げ出す』

→距離をとり対象からの危険を回避している

 

『お化けを怖がる』

→お化けに興味がありながらも危険回避のためにお化けを避けることを促している

 

『恐怖で足がすくむ』

→危険回避のために潜在意識が行動を抑止させている

 

『言葉に出すのが怖い』

→言葉に出すとどうなるのか興味がありながらも回避のために言葉に出すことを避けている

 

負の感情の除去の方法

恐怖の負の感情だけでなく、全ての負の感情は明確な除去の方法が存在し、負の感情、依存の感情、全ての感情を除去したりコントロールできる能力が、

潜在意識(辺縁系と新皮質の一部)の特殊能力の1つ、「記憶(感情)の書換能力」である。

これを使えばお化け屋敷などで恐怖で行動をコントロールできないときも、恐怖の負の感情を消して落ち着いて行動することが可能となる。

次のnoteというサイトにて、うちの御縁(みえにし)心理学研究所の公式アカウントより、「感情(記憶)の書換能力」の負の感情に関しての能力を載せているので、ぜひこの能力を所有し、面白さと嬉しさを感じ、幸せを感じてもらいたい。

全ての負の感情を除去する方法

恐怖だけでなく怒りや不安など、文字通り全ての負の感情を除去し、コントロールできる能力となる。

 

感情の発生起源

多くの動物からも恐怖での行動が見て取れる様に発生起源としては人間が猿人だった時代を含めかなり遡らねばならないが、

恐怖の負の感情は元は身体が凍りマヒすることによる危険から逃れる為に発生する様になった感情だと推察される。

寒さにより身体がマヒしてきたときに『このままだと自分の身体がどうなるか分からない』と理解する事ができない求知執着となり、

恐怖を感じさせる事でその負の感情を原動力にして身体がマヒし凍るほどの寒さから逃れ危険を回避してきたのである。

恐怖を感じると走り出す事が多いのは、身体がマヒしそうなほど寒い今の場所から、走る事で身体を温めながら洞窟や洞穴等の暖かい場所に逃れる為で、一番合理的な方法だったと考えられる。

『恐怖で身が震える』、『恐怖で背筋が凍る』と表現するのは恐怖と寒さの負の感情がある程度繋がりを持って発生している事を裏付けるものであり、

『恐怖で身が震える』は身体を温める為、『背筋が凍る』は背中に寒気を感じさせる事で、正体が分からない事をより感じさせ対象を避ける事を強く促している。

これらを経て現代の恐怖の負の感情は『自分がどうなるか分からない』、『強い負の感情が発生するかもしれない』というときに、危険を回避する為の感情となっている。

 

負の感情の性質

【属する欲求】 求知欲求

【行動原理】 求知執着

原理としては物事を探求し理解をしたい求知承認欲求に恐怖の負の感情が紐付く事でより強い負の感情の発生が予想される為、求知承認欲求を満たす事をやめさせるという求知執着となる。

【欲求 + 負の感情 = 執着】

求知承認欲求 + 恐怖の負の感情 = 求知執着

《承認執着》は欲求を満たす事を強く促すが《執着》はより強い負の感情を避ける為欲求を満たさない事に執着するという性質がある。

本質的にはどちらも負の感情での行動原理なので執着となり行動の制御を失わせる効果がある。

また、《承認執着》や《執着》は正の感情の発生で欲求に戻る性質がある為、

ホラー映画や怖い話で恐怖を感じながらも、自分に危険はないとして正の感情を感じると求知承認欲求に戻り、

怖いながらも「ワクワク感」や「面白さの正の感情」を感じ強く観たいと思う様になる。

(ビビリ=驚き+恐怖を感じやすいだが、驚いて恐怖から逃げ出すのは驚きが危険感知・恐怖が回避だからであり、驚き→恐怖、危険を感知して回避するとなる。)

-負の感情(執着)