負の感情(執着)

【危険の感情】災害時逃げ遅れる正常性バイアスとは「依存の感情」である

海と空

 

 

 

危険を察知しても大丈夫だろうと思い込み、

災害に巻き込まれる人達の行動を正常性バイアスというが、

 

実は正常性バイアスでの心理では、

不幸の元の「依存の感情」が発生している。

 

 

 

【今回の心理クエス 「災害に遭わないために」】

 

Q.あなたは今オフィスビルの7階で働いています。

会社のすぐ隣のビルで火事が起こりました。

どのように行動しますか?

 

1.やばい!と思ったので、その負の感情を感じたままひたすら行動

2.まず他の人達が逃げられるよう、苦しみながらも誘導した

3.多くの人に付いていくことに嬉しさを感じたので、その嬉しさのまま多くの人に付いていき避難した

4.高揚するような感情を感じたのでその感情に従い自分だけ他の人と異なる行動を取った

 

 

 

 

 

1.危険度 20% 危険の負の感情

2.危険度 80% インキャ執求

3.危険度 60% モブ執求

4.危険度100% ナルシスト執求

 

 

 

正常性バイアス = 依存脳

 

こんにちは、

最瞰者の良縁(みえにし)だ。

 

よく、災害が起こっても、

「いつもと変わらず大丈夫だろう」

と思い込み、避難をせず災害に巻き込まれる人たちがいる。

 

これらの人は、

いつも通りでいようとする「正常性バイアス」によって、

不都合な情報を歪めているといわれる人たちだ。

 

なぜ、こんな風に考え、

災害に巻き込まれてしまうのかとモヤモヤするかもしれないが、

実は「正常性バイアス」にはある共通点がある。

 

 

それが、

正常性バイアスが働く人は皆、

 

重度の「依存脳」だということだ。

 

災害時、

正常性バイアスが働いている人には、

必ずその心に「依存の感情」が強く発生している。

 

だからこそ、

この不幸になる感情で、

災害に巻き込まれてしまうのだ。

 

 

 

不幸の元の感情

 

そう、実は、

災害のときに逃げ遅れ巻き込まれる人達には、

恐ろしい事に依存の感情が発生している。

 

何故そんな風に表現するかというと、

依存の感情は、

「望まない未来を実現する感情」だからだ。

 

人は依存の感情を感じた時、

近い未来不幸が起きることが、

暗示されている。

 

では、

ここで冒頭の心理クエスを改めてしよう。

 

先ほど少し答えも出ていたが、

この中で不幸の元の「依存の感情」は、

一体どれになるだろうか?

 

 

【今回の心理クエス 「災害に遭わないために」】

 

Q.あなたは今オフィスビルの7階で働いています。

会社のすぐ隣のビルで火事が起こりました。

どのように行動しますか?

 

1.やばい!と思ったので、その負の感情を感じたままひたすら行動

2.まず他の人達が逃げられるよう苦しみながらも誘導した

3.多くの人に付いていくことに嬉しさを感じたのでその嬉しさのまま多くの人に付いていき避難した

4.高揚するような感情を感じたのでその感情に従い自分だけ他の人と異なる行動を取った

 

 

これらの答えは、

次のようになる。

 

 

1.「やばい!と思ったので、その負の感情を感じたままひたすら行動」

危険度20% 危険の負の感情

 

実は、負の感情とは、

「望まない未来を避ける」ため、

心に発生している。

 

そのため、この選択肢を選んだ人は、

危険の負の感情に沿って行動しているため、

災害時に助かる可能性はかなり高い。

 

しっかり負の感情を原動力にし、

不幸な未来を避けられる人だ。

 

 

2.「まず他の人達が逃げられるよう苦しみながらも誘導した」

危険度80% インキャ執求

 

ガッカリするかもしれないが、

この選択肢は「依存の感情」のため、

災害時、不幸に見舞われる確率がかなり高い。

 

苦しむのをどこか面白いと感じる、

インキャ執求により、

知らず知らずのうちに苦しむ選択をしてしまう。

 

そして、

災害が起こると、

 

「何より周りを優先しないと!」

 

となり、

自分が逃げ遅れてしまうのだ。

 

川などの水難事故で、

助けようとして自分が溺れてしまう人も、

インキャ執求が原因だ。

 

人間は、

まずは他人の権利を侵害しない範囲で、

自分を満たすことが大切になる。

 

緊急時は、

まずは自分を優先しよう。

 

 

3.「多くの人に付いていくことに嬉しさを感じたのでその嬉しさのまま多くの人に付いていき避難した」

危険度60% モブ執求

 

この選択肢は、モブ執求という、

他人の望む事をしてしまう依存の感情のため、

これも実は危険だ。

 

災害時、

嬉しさ等の気持ちがよい感情を感じたと思った時、

必ずそこには多量の依存の感情が含まれている。

 

(災害等の嫌な出来事に関しては、

通常なら負の感情を感じるはずである。)

 

これが、

その選択が間違っている事を暗示しており、

不幸な未来を実現してしまう。

 

災害時は、

自分なりの負の感情を感じ、

その感情を元に逃げよう。

 

特に無理に周りに合わせて、

どこか気持ちがよいと感じているなら、

不幸な未来はすぐそこまで近づいている。

 

 

4.高揚するような感情を感じたのでその感情に従い自分だけ他の人と異なる行動を取った

危険度100% ナルシスト執求

 

そう、

高揚する感情とは、

例外なく依存の感情のことだ。

 

そして、

特に高揚する感情をメインで感じている時、

そこには近い未来の大きな不幸が暗示されている。

 

そして、

こういった災害時のケースの場合は、

多くがナルシスト(自惚)執求だ。

 

自惚れやすい人は、

自惚れて突き進んだ結果、

過去どうなったか憶えているだろうか?

 

そう、

間違いなく思っていた事とは、

真逆のことが起きただろう。

 

ナルシスト執求は特に、

理想と真逆のことが起きる、

依存の感情だ。

 

災害時、

周りを見下すような高揚する感情を感じたら、

その行動は必ずとってはいけない。

 

脳からボワッとした、

ナルシスト執求の「望まない未来を実現する量子」が出たとき、

その先には死が待ち構えている。

 

 

 

災害時の心理

 

さて、

少しドキドキする内容もあったかもしれないが、

あなたはどうだっただろうか?

 

では、

災害時どのように行動したらいいか、

心理学の面から改めて説明しよう。

 

まず、災害時、

正常性バイアスといわれる依存脳の人達は、

次のような依存の感情が発生している。

 

「何で自分がわざわざ避難しなきゃいけないんだ」(ハラスメント執求)

「自分なら大丈夫、心配してくれなくていい」(ナルシスト執求)

「周りが避難してないし避難しづらいわ…」(モブ執求)

「自分よりまずあの人を助けに行こう」(インキャ執求)

 

これらの時、

例外なく人の心には、

高揚する気持ちがよい依存の感情が発生している。

 

そのため、

普段から依存の感情を求めてしまう依存脳の人は、

 

「穏やかでしっかりと感情を感じられない」

 

という位の感情でないと、

災害時は危険かもしれない。

 

(穏やかで感情を感じられない位なら、

必ず負の感情か正の感情が主体のため。)

 

 

普通は、

災害時は危険の負の感情が発生し、

その負の感情に従って、

 

『そこから離れよう』と思うものだ。

 

だが、依存の感情に依存する依存脳の人たちは、

生命の危機のときすらも、その依存の感情が気持ち良く、

危険の負の感情を打ち消してしまう可能性がある。

 

この正常性バイアスといわれている、

危険だと思われるにも関わらず避難しない行動は、

危険の負の感情すらも打ち消してしまう、依存の感情に強く依存した人の特徴となっている。

 

そう、

 

「避難が必要なとき逃げない」

「現実を都合よく歪めてしまう」

 

これらは依存脳の人に見られる心理なので、

災害時は非常に危険なのである。

 

 

災害時「危険の負の感情」の使い方

 

さて、

意外でビックリした内容もあったかもしれないので、

危険の負の感情の使い方をここで改めて説明しておこう。

 

まず、ほとんどの人は、

「災害に合うかもしれない」

と思ったとき、危険の負の感情が発生している。

 

『ヤバい!』

と、つい言葉にしてしまうような時があるが、

あれが危険の負の感情だ。

 

そして、

危険の負の感情とは、

危険だと感じた対象を、避けるように促す負の感情だ。

 

そのため、「ヤバい!」と危険の負の感情が発生すると、

地震が起きたら安全なところに自然に逃げようと思うし、

台風が来そうになったら、様々な備えをするようになる。

 

危険の負の感情は、

このように発生することで、

強くその危険な対象を避ける行動を取りたいと思わせてくれる。

 

危険の負の感情 … 「ヤバい!」と危険の負の感情を感じることで、その危険だと感じた対象を避ける行動を取るようになる

例)遅刻しそうでヤバいと感じた

→「遅刻」という危険な対象を避けるために、危険の負の感情が急ぐように促している

 

 

だから、

この危険を感じたとき、

その負の感情に従って逃げる事が大切になる。

 

だが、このような時、

周りの人間などに依存する依存の感情が、

危険の負の感情に続いて発生したらどうなるのだろうか?

 

そう、

依存の感情の心地よさから危険の負の感情を打ち消し、

周りの人間にどう見られるかで行動してしまう。

 

自分を特別だと思うハラスメント執求なら、

災害のとき、

「周りに従うのなんてしてられるか」

 

自惚れて逆の結果になるナルシスト執求なら、

災害のとき、

「自分は他の人と違って大丈夫だろう」

 

周りに認められたいモブ執求なら、

災害のとき、

「皆が逃げてないから逃げづらいな…」

 

このように、他人依存なので、

依存脳の人は時に自分の命より、

どう見られているかを優先してしまう。

 

そして、

依存の感情には被害を助長してしまう、

最悪の特性がある。

 

あなたは、スマホを観ているときなどに、

正の感情と負の感情が混じったような、

少し高揚する感情を感じたことがあるだろう。

 

あれが依存の感情で、

スマホ依存がマズイように、あの感情を放出しすぎると、

「望まない未来」となり、不幸な未来を実現してしまう。

 

この特性により、

災害のとき依存の感情が発生してそれで行動した人は、

不幸な未来に引き寄せられていってしまう。

 

依存の感情が、

気持ちがよいのは分かる。

 

だけどそれは、

嫌な未来を実現する、

とても危険な感情だ。

 

依存の感情は、

上手くコントロールしていくようにしよう。

 

 

災害で被害に遭わないためには

 

不思議に感じる内容もあったかもしれないが、

災害の際、

「依存の感情での行動は危ない」

ということは、理解していただけただろうか?

 

「スポーツなどの勝負で相手に負けた」

というのなら、相手との放出する量子の兼ね合いだが、

「他の人は関係なく嫌な事が起きた」

というのなら、必ずその前には依存の感情での行動があり、

その依存の感情が原因となっている。

 

災害などのとき、

危険の負の感情が発生したら、

その負の感情に沿って必ず行動しよう。

 

取り越し苦労で何も無かったなら、

それはそれで喜ばしいことだし、

災害のときは油断という依存脳が、本当に生命の危機につながりかねない。

 

自分はもう依存脳から幸せ脳になったので、

依存の感情が発生することはほとんどない。

 

だが、過去の実験で、

強い嫌な事が起きるとき、

その前に依存の感情がボワッと不自然に強く出るときが何度もあった。

 

その放出された依存の感情の量子が、

不幸な未来を形成していっているので、

くれぐれも高揚する依存の感情には、注意して生活した方がいい。

 

(スマホの動画やゲームなども、

日中頑張ったご褒美で夜やるなら、

自己貢献欲求も紐付きそこまで依存の感情はでない。)

 

このサイトには、

全ての感情の役割や対処法が書いてあるので、

ぜひ読んで実生活で〘幸福感〙を感じてもらえたら幸いだ。

 

 

さて、

依存の感情について、

まだまだ謎があり気になる人も多いだろう。

 

人生に、

地獄の3点セットを持ち込んでくる、

依存の感情についてはこちらだ。

 

人間の人生について、

驚愕の真実が書かれている。

 

 

 

さて、その他には、

依存の感情はDVやあおり運転などの社会問題、

欲望や他人軸などを引き起こすものなので、幾つか紹介しておこう。

 

 

 

このサイトを元に、

あなたに少しでも人生が思い通りになる、

〘幸福感〙の量子が発生することを、俺としても願っている。

 

 

 

 

心理学としての専門的な解説

 

さて、ここからは説明も少し難しくなっていく。

正常性バイアスだけでなく、○○効果などの、現代心理学についても解説しており、

更に1つ突っ込んだ知識により、今より賢く進化していけると思うので、現代の心理学好きな人もぜひ見ていってもらいたい。

 

危険の負の感情とは?

危険(ヤバい)の負の感情とは、迫りくる危険が発生したとき、ヤバいと感じることで危険を回避して、欲求を満たすように促す負の感情である。

危険が迫りくることからヤバいと表現しているのであり、よく否定的な意味で「ヤバい!」と口に出すのが危険の負の感情であり、

肉体的・精神的に関わらず欲求が脅かされたと感じたときに発生する。

危険を回避するために発生していて、危険の負の感情を感じるとその危険だと感じた対象を避け逃げるようになる。

 

具体例

『スマホの時間を見たら完全に寝坊していてヤバいと思った』

→遅刻するという危険が迫り危険の負の感情が発生することで、遅刻という危険な対象を避けるように促している

 

『明日テストなのに全然勉強が手につかなくてヤバい』

→テストで悪い点をとるという危険が迫ってきていると感じ、危険の負の感情が発生することでそれを避けるように(勉強するように)促している

 

『大きい地震がありかなり建物が揺れてヤバいと思った』

→地震により生命を脅かされる危険が迫ってきていると感じ、危険の負の感情が発生することでその危険を避けるように促している

 

『TV中継で応援しているチームが負けそうでヤバい』

→応援しているチームが負けるという危険が迫ってきていると感じ、危険の負の感情が発生することで、TVを消すなどしてそれを避けるように促している

 

これらのように、欲求が脅かされる危険が迫ってきていると感じたときに、危険(ヤバい)の負の感情が発生することで、それを回避するための行動をとるように促す効果がある。

 

正常性バイアスは何かに依存している

こういった身に危険が迫ってきているにも関わらず、回避する行動を取れないのが、現代では「正常性バイアス」といわれている心理状態となっている。

災害時に、大丈夫だと思い込んで逃げ遅れたり、逃げないで災害に巻き込まれてしまう、この正常性バイアスには実は無数の心理状態が存在する。

災害が起きたとき、大丈夫だろうとその情報を無視してしまうのは、

周りが逃げていないから周りに合わせようの周認執求

自分は特別な存在だから大丈夫だろうの自惚執求

何でいわれた通りに避難しなきゃいけないんだの優越執求

きっと大丈夫に違いないの現実逃避の逃避執求

これらが正常性バイアスの正体であり、これには共通点がある。

それが、依存の感情だ。

人間は、正の感情の欲求が行動原理だと、周りの目は気にせず依存しないので適切な判断ができるが、この依存の感情に依存すると、

『周りが逃げてないから逃げにくいな、周りも避難してないしきっと大丈夫だろう。(周認執求)』

『今までも自分は大丈夫だったし、こんなのすぐおさまるだろう。(自惚執求)』

このようになってしまう。

これは、依存の感情の量子そのものが『望まない未来を実現する量子』のため、自分が不幸になってしまう選択をしてしまうというのもある。

(依存の感情の記事では解説しているが、依存の感情はそれを感じ発することで、「望まない未来を実現する量子の構成」となっている。)

現代ではざっくりと、普段に比べ受け入れられないような情報は遮断するから「正常性バイアス」といわれているが、実はこれは、多くの人が犯罪行為はしないのに、

一部の人が犯罪に走ってしまっただけで、その犯罪に走ってしまった人を一括にし、「犯罪バイアス」が存在する、といっている事に近く、更に無数の心理状態が存在している。

なので、現代の情報を歪めるバイアスと呼ばれている心理状態に関しては、基本的には更に複数の依存の感情に分かれているんだな、と思ってもらいたい。

 

 

現代の心理学について

その他の現代の心理学に関しては、確証バイアスは、模範的な行動を好む模範執求や自分の普段の意思決定は特別だと思いたい優越執求、

ハロー効果は、優越執求+人頼執求もしくは怠惰執求+人頼執求など、

一言で○○バイアスや○○効果といっても本当に様々な心理状態により構成されている。

 

これらは、人間の行動の結果をサンプルにし、結果を受けてそれを元に一括にしているが、これを更に細分化していく事で新たな探究ができ、更に視界は広がっていくだろう。

ワクワク感や面白さを大切に探究していってもらいたい。

そして、現代の知識でも誤っているものに関しては、後世の人間の手によって責任を持って正しい道に戻していく事が大切だ。

何故なら、前提条件が間違っていると、いつまで経っても物事の本質には辿り着けないからである。

実は自分は、人間の心理そのものは好きだが、心理学の本そのものは一度も読んだことはない。

その自分が心理学という学問そのものを終わらせられたのは、誤った知識を入れなかったという事も大きい。

大切なのは自分で本質を探究する「美熱」であり、少しの事でいいので全く新しい何かを理解できた時、きっと見える世界が変わり、あなたは好きな事を探究できる力に目醒めているだろう。

 

終わりに

今回は内容的にも突っ込んだ内容だったが、新しい知識は過去の知識を否定するものではなく、時に正しい道に戻すための更に奥にあるものだということでワクワクしてもらえれば幸いだ。

そのための、うちのサイトでもある。

自分も脳内で全ての事象を解明できる潜在能力「仮説検証能力」を手に入れたときはワクワクしたが、

この『ワクワクする』『面白い』『そういうことか』と感じた記憶が、更にあなたを進化させ自分の本当に望んだ理想を現実化してくれるだろう。

学問が好きな人は、ぜひこれからも好きという気持ちを第一に、楽しみながら学んでもらえたら幸いだ。

 

 

負の感情としての性質

【属する欲求】 全欲求

【行動原理】 承認執着(欲求を満たす事を強く促す)

危険の負の感情とは、承認欲求が脅かされる事態が迫っていると感じたときにその事態を避ける事で承認欲求を満たすように促す負の感情である。

恐怖の負の感情と特性は少し似ているが、恐怖の負の感情は理解できない事を回避する事で理解する事をやめる《求知執着》なのに対し、

危険の負の感情は欲求が脅かされる事態が迫りくるときにそれを避け欲求を満たす事を強く促す《承認執着》となる。

求知承認欲求を満たさないで避けるという特性と、承認欲求(全欲求)を満たす為に欲求が脅かされる事態を避けるという違いがある。

《承認執着》は欲求を満たす事を強く促す行動原理のため、負の感情が強ければ強い程行動の制御を失わせる効果がある。

原理としては《承認欲求》に[危険の負の感情]が紐付く事で承認欲求を満たす事を強く促す《承認執着》となる。

【欲求 + 負の感情 = 執着】

承認欲求 + 危険の負の感情 = 承認執着

 

感情の発生起源

元々は動物等の外敵から身を守る為に危険の負の感情は出来たものだと推察される。

危険の負の感情は地震が起きヤバいと感じてもすぐ地震が収まればその感情も消えるように、欲求を脅かす対象が迫りくるときに発生しその対象が遠ざかれば感情は消える。

これは危害を加える恐れのある動物が近づいて来たときにヤバいと感じ、遠ざかると消える事からこの様な負の感情の特性になったと考えられ、

本来は生存欲求に属するもので肉体的な危険から発生する感情だったが、

そこから派生して全ての承認欲求が脅かされる事態が発生したときに、その事態を避け欲求を満たすように促すものになったと考えられる。

危険の負の感情自体が、欲求自体を強く満たす様になるというより迫りくる事態を避けるという側面が強い事からも、

動物等の迫りくる外敵を避ける目的で出来た感情だという事が結論として導き出される。

-負の感情(執着)