後悔は苦しさをあえて感じさせることで、
同じ過ちを繰り返さないようにする感情であり、
後悔した欲求と同じ欲求を満たせると、後悔は消えスッキリする。
人が後悔する心理とは?
こんにちは、
始祖の御縁(みえにし)だ。
まず、最初に、
驚くべき真実をいおう。
実は、
後悔とは、
達成・愛情・進化・自由の4つしか存在しない。
あなたの後悔は必ず、
達成できなかった事か、
愛情を得られなかった事か、
進化(成長)できなかった事か、
自由(生命)に生きられなかった事、
これらに当てはまるはずだ。
では、
なぜ後悔が4つしかないかというと、それは、
人間の欲求が4つしかないからだ。
そして、過去満たせなかった、
達成・愛情・進化・自由 の欲求と、
同じ欲求をより満たせれば、あなたの後悔は消える。
後悔の役割とは、
後悔させ同じ過ちを、
繰り返させないようにするものだからだ。
そのため、
その後悔を教訓に欲求を満たせれば、
負の感情として役割を終え消える。
だからあなたのやることは、
「過去満たせなかった欲求と同じ欲求を満たす」
これになる。
この記事では、
・後悔の消し方を欲求別で説明
・やらない後悔は失望して長く引きずる
・もう1つの圧倒的簡単に後悔を消す方法
これらのことを話していこう。
後悔に苦しんでいる人は、
この記事を読んで後悔の断ち切り方を理解し、
それに嬉しさを感じて、幸せな気持ちになっていってもらえたら幸いだ。
欲求を満たせれば解決
さて、
ではあなたの後悔を断ち切るために、
後悔について、様々な説明をしていこう。
まず、
いきなり欲求は4つしかないという説明に、
『食欲とか睡眠欲とかは?』
と不思議に思った人もいるだろう。
だが、
4つしかないというのは、
全ての感情に基づいた事実になる。
ここは、
後悔の記事なので簡単に説明しよう。
食べるのや寝るのは、
生きるためなので《生存欲求》になり、
美味しさや眠気、あれらは感情になる。
(食べるのも寝るのも何のためかというと、
「生きるため」。
嬉しさを得るのは「愛情のため」。
達成感を得るのは「達成のため」。
「睡眠のため」「食べる事そのもののため」、というのは存在しない。)
そして、あなたの後悔は、
その満たせなかった欲求を、より強く満たせさえすれば、
割とアッサリ消えるものとなっている。
例えば、
あなたがもし、
過去の恋人と別れたことを後悔していたとする。(愛情の欲求)
でも新たに出会った人が昔の恋人より、
更に魅力的で、あなたのことを理解してくれ、
価値観もあなたと合い、
昔の恋人より好きになったとしたらどうだろうか?
過去の恋人と別れた後悔は、
割と簡単に消えてしまうだろう。
そう、
後悔した欲求と同じ欲求を満たす、
これで後悔は消える。
ちなみに、愛情での後悔なのに、
仕事(達成)に打ち込むなどの、
他の欲求に逃げてはいけない。
あくまで愛情は愛情、
達成は達成で埋め合わせをしないと、
基本的に後悔は消えない。
では、
愛情、達成、自由、進化の順に、
説明していこう。
まずは、
愛情だ。
愛情の《他者欲求》
さて、
この愛情の《他者欲求》での後悔は、
日々をとても寂しいものにしてしまうだろう。
それを、乗り越えるためには、
欲求が同じであれば良いので、何より、
「後悔した出来事」より大きく愛情を満たせるかに掛かっている。
そのため、極端な話、
恋人と別れたことを後悔していても、
ペットの方が愛情をもらえるということであれば、それで後悔は消えるのだ。
では、
愛情を満たせるものを箇条書きしよう。
・恋愛
・ペット
・花(植物)
・愛しさを感じる小物等の収集
多くの場合、
愛情の《他者欲求》での後悔は、
恋愛になるだろう。
ベストは、
恋愛で過去の恋人より、
好きになれる人を見つけることだ。
だが、ペットや花などあわせてもいいので、
合計で過去恋人がいたときより愛情を満たせれば、
後悔は消えてくれる。
そう、大切なのは、
「合計で過去の後悔より愛情を満たす」
「過去と比べ日常でどれだけ、愛しさと嬉しさを感じられるか?」
ということだ。
(人間は、同じ感情を満たせれば、
依存対象はアッサリ変わる。)
また、依存の感情で依存傾向にあった人は、
依存先がペット等に変わるため、
それだけでもメンタルは良い方向に向くだろう。
最後の小物等の収集も、
基準は「愛しさ」となり、愛しさを感じられれば、
小物でもぬいぐるみでも、何でも大丈夫だ。
(スマホの画像等、デジタルなものだけ、
依存の感情が発生しやすいのであまりオススメではない。)
ぜひ、
新しく愛情を満たせる生きがいで、
愛しさと嬉しさを感じ、幸せな気分になってもらいたい。
達成の《自己欲求》
この達成の《自己欲求》での後悔は、
一番人生にガッカリ感を与えるものかもしれない。
そう、
これは俗にいう、
「夢」に対しての後悔だ。
「プロスポーツ選手を目指すためにもっと頑張れば良かった」
「親に反対されたけど漫画家を目指せば良かった」
「地味だから諦めたけどスーパーモデルを目指せば良かった」
達成での後悔は、
人それぞれだろう。
そして、
これも同じ欲求、感情を満たしさえすれば、
後悔は消える。
まず、大前提として、
今からでも目指せるのであれば、
迷わず目指そう。
夢を叶えた人は例外なく、
周りの意見を気にしなかった人だ。
「もうその歳では無理だ」
「今更そんなの目指して何になるの?」
これらの意見は、
チャレンジを諦めてしまった、
それこそ「後悔する人生」の人達の言葉だ。
後悔をしたくないなら、まず、
「目指し行動する」
これをしない事には始まらない。
自分も能力がなかった頃は、
本当に冴えない取り柄のない人生だった。
だが、
積極的に夢にチャレンジしたら、
その夢を遥かに超えるような、数々の潜在能力が手に入ったのだ。
人生どこでどうなるかは、
誰にも分からない。
確かなのは、
後悔しなかった人は、
必ずチャレンジしたということだ。
もし、
今からでも目指せる夢に対して燻っているなら、
この記事があなたを後押ししてくれるだろう。
『そうだったのか!』
という、
驚愕の真実が書かれている。
では、
ここからは、
新たな夢を目指したいという人だ。
この、
夢というものには、
必ず「憧れの正の感情」が絡んでくる。
そのため、
過去の夢よりも強く憧れられるものがあれば、
迷わず、それを始めよう。
また、
過去の夢をアレンジするのもオススメだ。
プロ野球選手 → ミドルやシニア世代を代表するような野球選手になる
漫画家 → 「アラフォーが漫画家を目指してみた」等でSNSで自分の漫画を発信してみる
スーパーモデル → ミドル世代のモデルとして、SNSで自分の画像や動画を発信してみる
これらが成功するか否かは、
好きという量子の中心となる、
「楽しさの正の感情」の量子だ。
年間数十億円稼いでいる、
一流のスポーツ選手が口を揃えていっているのが、
まず自分が「楽しむ」ということ。
もう、純粋に、
楽しさの正の感情をどこまで放出できるか、
夢を実現するには、これだけといっても過言ではない。
物事の実現は、
愛情が中心となる左脳・優位半球ではなく、
達成が中心となる右脳・劣位半球に掛かっている。
【達成の《自己欲求》の正の感情の流れ】
憧れ → 楽しさ → 達成感
まず、
夢で後悔している人は、
今現在強く憧れられるものを探す。
そして、
それをやって楽しさを感じさえすれば、
実現しやすくなるし、楽しさは感じるので過去の後悔は消える。
先程の愛情でも、
「愛しさ」と「嬉しさ」と説明したが、
達成は「楽しさ」を感じさえすれば、結果はどうでも後悔は消えるのだ。
だから、夢で後悔している人は、
過去の夢でも現在の憧れられる夢でもいいから、
まずは目指そう。
何よりも目指して、
楽しさを感じることにより、
後悔は綺麗サッパリ消え、スッキリできる。
そして、できれば実現のために、
夢を目指すことに、
楽しさと嬉しさを感じ、幸せを感じてもらいたい。
自由の《生存欲求》と進化の《求知欲求》
この2つは、
リンクする部分もあるので、
まとめて話していこう。
これらの後悔は、
俗にいう、次のものだ。
自由の《生存欲求》の後悔
「もっと自由に生きれば良かった」
進化の《求知欲求》
「もっと若い頃学んでおけば良かった」
自由に生きられなかったことや、
学べなかったことに、
モヤモヤしているかもしれない。
だが、
それは今からでも可能なので、
今すぐ実現に向けて動き出そう。
「親がこう生きろといったから」
「周りの状況的にもできる状況じゃなかった」
「経済状況が許さなかった」
過去、こういう理由から、
自由に生きられなかった、学べなかった人は、
キツい言い方でいうと、周りに屈して自分の生き方を諦めただけだ。
俺も家族から、
散々生き方を強制されてきた人生だったが、
自分の感情に責任を取れるのは自分しかいない。
あなたがしたい事ができなくて、
困るのはあなた自身だし、
『自分は辛い状況だったんだ』
と同情を求めたところで、
結局困るのはあなただけだ。
人生に後悔したくないなら、
今からでも自由に、進化を求めて生きていくしかない。
親に進学を反対され大学に行けなかった
→ 今からでも大学に行こう
もっと青春をしておけば良かった
→ 今からでも似た境遇の仲間を集め青春をしよう
仕事漬けで後悔した
→ 仕事の代わりにやりたかったことを今からでもやろう
頭も柔らかい若い頃に学んでおけば良かった
→ 俺が「仮説検証能力」を手に入れたのは脳が老化しはじめてからだ
よく、
「自由に青春を謳歌したり大学での学びは若い頃にしかできない」
という考えがあるが、実はこれは、
人生に後悔する人が、この幻想を作り出しているに過ぎない。
人生に後悔しない人は、
何歳からでも大学に行き、良かったなと思うし、
青春がしたいなら、何歳からでも仲間を集めやり始めるからだ。
そう、
もうお分かりの人もいるかもしれないが、
後悔する人は、圧倒的に行動をしないのだ。
これは次章で詳しく話すが、
やらない後悔は、やった後悔と比べ、
失望も感じ長く引きずるし、ろくな事がない。
「頭が柔らかいうちに勉強しておけばよかった」
これも、
よく聞く話だ。
俺は正直、
学生の頃はパッとしない成績だった。
だが、アインシュタインの思考実験を超える、
仮説検証能力という潜在能力を手に入れたのは、
学びの場をかなり離れてからだ。
(この能力に関しては、
このサイトに世界的に未解明の精神疾患や、
全ての感情、生きる上での謎を解明した内容を載せているので、
それを参考にしてもらいたい。)
なぜ、
特に取り柄もなかった俺が、
この能力を手に入れたのか。
それは、
今まで行動しなかった自分を捨てて、
夢を実現するために行動したからとなる。
感情的には、
自由の《生存欲求》は「開放感」、
進化の《求知欲求》は「面白さ」だ。
仮説検証能力は、
めちゃくちゃ面白い。
脳内で未解明の事柄を、
イメージするだけで、
脳が量子の構成から答えを拾い教えてくれるのだ。
これは、
めちゃくちゃ面白い以外の、
何ものでもないだろう。
仮説検証能力のお陰で、
うちの研究所の理論が世に浸透するかで、
もう既に心理学は、全て解明し終えている。
(そろそろ俺も、
世に出ていかなければならないだろう。)
確かに脳は、
老化する。
だが、それ以上に、
面白さの正の感情で活性化するので、
何かの勉強もやるなら今なのだ。
『どうせ、いい歳だから無理』
と諦めたら、
数年後には余計無理になっている。
諦めて脳の老化を更に促すのと、
今やり脳を活性化させるなら、
数年後のためにやるのは、間違いなく後者だろう。
不挑戦グセがついてる人は、
そのチャレンジを避けるマインドセットが、
後悔の根本的な原因なので、
変えるなら『そうなのかも…』と思っている今だ。
純粋に面白さと嬉しさを感じ、
幸せを感じていれば、
きっと若い頃と対して変わらず、様々なことを吸収できるだろう。
自由と進化に関しては、
年齢に限りがあるプロスポーツ選手や、
同じ恋人のように、2度と手に入らないものじゃない。
行動しないのが原因なので、
もう躊躇なく行動しよう。
やるなら、
少しでもやる気になっている今で、
そのしたいことを今すぐネットで調べよう。
(正の感情が出ている今やらないと、
やる気を逃し、本当にやらないため。)
やらない後悔と書換能力
では最後に、
やらない後悔よりやった後悔と、
潜在能力の話をしていこう。
「やった後悔」と「やらない後悔」 だと、
「やらない後悔」の方が長く引きずる、
という話を誰でも聞いたことがあるだろう。
これは、
先程も軽く触れたように、
正に失望が関係しているのだ。
やった後悔の場合は、
結果が出ているので後悔はしても、
失望はしない。
やらなかった後悔は、
『あのときやっていれば…』
と自分自身に失望するので、それで長く引きずるようになる。
結果を知れないというのは、
チャレンジしなかった自分に、
失望するものだ。
だから、
やらない後悔 = 失望+後悔となり、
長く負の感情を引きずるようになる。
やった後悔の場合は、
『やらなければよかった…』
と、そのときは思っても、
自分の欲求に正直に生きた結果なので、失望はしない。
そのため、
やるかやらないか迷うなら、
チャレンジして、後悔する方を選ぼう。
では、これらを含め、
チャレンジせずいつまでも残ってしまった後悔、
これはどうすれば良いのだろうか?
先ほどの、後悔の消し方を学んでも、
不挑戦グセが付いてしまっている場合、
結局行動に移せない人もいるだろう。
もう、
そこまで来ている人は、
後悔した記憶そのものを消そう。
実は、先ほど少し触れたが、
潜在能力の中には、
「過去の記憶や感情を消す」という能力も存在している。
それが、
進化の《求知欲求》に属する、
「記憶(感情)の書換能力」
というものだ。
俺も毎日使っているが、
この能力が凄いのは、
後悔だけでなく、負の感情全てを消せるということだ。
過去の記憶のものだけでなく、
今起きている感情も全て消せる。
ショックも不安も、
悲しみも恐怖も後悔も失望も、
文字通り全ての負の感情だ。
そして、この「記憶(感情)の書換能力」は、
うちの御縁(みえにし)心理学研究所から、
出している電子書籍を読み覚えることで、
使えることが出来るようになる潜在能力となる。
詳しくは、
noteという電子書籍のサイトで、
うちの御縁心理学研究所の公式アカウントより出している書籍だ。
そして、
気になる潜在能力がどのようなものかは、
誰でも読める冒頭で実際に体験できる。
あなたの後悔は、
人智を超えた潜在能力で、
アッサリと消せる。
後悔だけじゃなく、
過去の嫌だった出来事も、
ムカついた出来事も全てだ。
実際に、
冒頭を読んで試してみるといいだろう。
体験できる冒頭では、
過去寂しさの負の感情を感じた出来事を、
消せるようになっている。
驚愕の、
書換能力に関しては、
こちらだ。
この記事をキッカケにどのような形であれ、
あなたが過去の後悔を乗り越えてくれたら、
俺としても達成感を感じられる。
ぜひ、過去の後悔を消し、
スッキリ感と嬉しさを感じ、
幸せを感じてもらえたら幸いだ。
さて、では、
「書換能力は他の記事も読んでから…」
という人にオススメの記事を幾つか紹介しよう。
後悔した出来事は恋愛という人に、
オススメなのはこちらだ。
異性との相性は、
「脳タイプ × 欲求タイプ」で決まる、
という、恋愛の新事実が書かれている。
そして、驚くことに、
依存脳の人は、同じ依存脳である、
DVやモラハラ・浮気をする人を選んでしまう。
さて、
こちらは、
達成での後悔に向けた人への記事だ。
これらを読んで、モチベーション高め、
『達成できなかったのはムカつく!悔しい!』
と思い、達成に向け頑張って欲しい。
さて、最後は、
自由や進化での後悔をした人だ。
これら、その気になれば取り戻せる後悔は、
大抵は親との間に問題を抱えているので、
自分の人生を生きるためにも、これらの記事が良いだろう。
恐怖の記事もあるが、
なるべく早い段階で知っておいた方が良い、
地球上の表に出回っていない真実となる。
心理学としての専門的な解説
後悔の負の感情とは?
後悔の負の感情とは、こうしたいという欲求を二度と満たせないと感じた時に、
後悔させることで同じことを繰り返さないように促す負の感情だ。
具体例で表現すると、
『親が死んでからもっと親との時間を大切にすればよかったと後悔した』
→親が亡くなった事で親と一緒に過ごしたいという欲求をもう二度と満たせないと感じ、後悔する事で大切な人と一緒に過ごせないという事を繰り返さないように促している
『小さい頃からのプロスポーツ選手になるという夢を目指せばよかったと大人になってから後悔した』
→プロスポーツ選手になりたいという欲求を二度と満たせないと感じ、後悔する事で夢を目指さずに諦めるという事を繰り返さないように促している
『大好きだった人に思い切って熱心にアプローチをかけ告白をしたが、「グイグイ来るのに引いてしまった」と断られて積極的にいった事を後悔した』
→大好きだったその人と付き合いたいという欲求を二度と満たせないと感じ、後悔することで好きな人に積極的になり過ぎることを繰り返さないように促している
『AランチかBランチで迷い、Bを頼んだがAにしておけば良かったと後悔した』
→今日の昼ご飯に美味しいランチを食べたいという欲求を二度と満たせないと感じ、後悔することで次回は美味しくないランチを食べることを繰り返さないように促している
これらのように、後悔する事で次回は欲求を満たせるように、同じ事を繰り返さないように促すのである。
「やらなかった後悔」を長く引きずるのは失望も混じる為
「やった後悔」と「やらなかった後悔」では「やらなかった後悔」の方が引きずるといわれるが、
「やった後悔」では欲求を満たせなかった結果がすぐ分かりそのときに強い後悔の負の感情は出るがそれを学ぶ事で次に活かせるので、
活かせた時に後悔の負の感情は役目を終えて感じなくなる。
「やらなかった後悔」の方は『あのときにそれをやっていたら』と思い出して感じてもやっていた場合の結果を知る事ができないので、
それを知りたい求知承認欲求が満たせないときに発生する失望の負の感情が発生し、それが後悔の負の感情を誘発する事で長く引きずる事になる。
結果を知れない→失望の発生→後悔を発生させて二度と同じ事を繰り返さないように促している
思い出す度に 失望→後悔 となるので「やらなかった後悔」を長く引きずる要因はこれである。
例)
『大好きだった人に思い切って熱心にアプローチをかけ告白をしたが、「グイグイ来るのに引いてしまった」と断られて積極的にいった事を後悔した』
→少なくとも行動し、大好きな人とは付き合えないという結果を知る事ができたので、積極的にいき過ぎた事をその場では強く後悔しても、
次は積極的にいき過ぎなければ結果が出ると、学習できるので「こうすれば結果を出せる」という正の感情が発生するため、あまり引きずらない。
『大好きだった人に話しかける勇気も出せず、告白どころか何もできなかった事を未だに後悔している』
→行動をしなかったために、アプローチをしていたらどうなっていたかという結果を、全く知る事ができないので、思い出す度に失望をして、そこから後悔の負の感情も発生し長く引きずる事になる。
「やらなかった後悔」に関しては、上の例のようなときは少なくとも学習して、次からは積極的にいくように(行動するように)しなければ、
行動が変わっていない事から、いつまでも後悔の負の感情が発生する事となる。
解決する方法としては行動をするようにする、もしくは後悔したときと同じ欲求を満たすことで、後悔は消える。
また、負の感情除去の方法を使うことで、どんなに強い後悔も瞬時に除去できる。
後悔の負の感情だけでなく、全ての負の感情は心であることをするだけで一瞬で除去することができる。
noteというサイトで「負の感情の書換能力の承継」という、除去能力を承継する内容の電子書籍を出しているので、興味がある人はそちらをご覧いただきたい。
負の感情としての性質
【属する執求】 全欲求
【行動原理】 承認執着(欲求を満たす事を強く促す)
後悔の負の感情とは、これがしたいという具体的な承認欲求を二度と満たせないと感じた時に、
後悔する事で同じ承認欲求を満たせない行為を繰り返さないように促す事で次は承認欲求を満たす行動をするように促す負の感情である。
喪失感の負の感情と特性としては少し似ているが、[後悔]は具体的な承認欲求を二度と満たせないと感じた時で、
[喪失感]は欲求や執求や執着の行動原理そのものを喪失した時に発生する負の感情である。
また、「やった後悔」に関しては、承認欲求を満たせない事で、その時は強い後悔の負の感情が発生するが、
駄目だった理由が分かる事から、次回また「今度はこうすれば結果が出るはず」という承認欲求の発生となる正の感情が、後悔の負の感情を相殺してくれる効果があるので、引きずりにくくなる。
具体的には後悔した時に自己・他者・求知・生存のどの承認欲求が満たせなかったかで、
承認欲求の発生の元となる自己の[憧れ]、他者の[期待]、求知の[ワクワク感]、生存の[希望]が発生するか決まり、
この承認欲求を満たせなかったという後悔が、承認欲求を発生させる元となる正の感情の発生により一時的に消える。
例)
『大好きだった人に思い切って熱心にアプローチをかけ告白をしたが、「グイグイ来るのに引いてしまった」と断られて積極的にいった事を後悔した』
→今度は積極的に行けば成功するという《他者承認欲求》を発生させる元となる[期待の正の感情]が発生し、
それが《他者承認欲求》を満たせなかった[後悔の負の感情]を一時的に消す。
なお、[後悔の負の感情]が完全に消える時は原動力としての役割を終えた時であり、
その承認欲求を満たせなかった事を後悔して学習し、その学習を元に満たせた時である。
例)
『過去積極的になり過ぎて大好きな人に引かれて後悔したが、そこから適切な距離感を持ってアプローチする事により今の大好きな人と付き合える事ができた』
→この時に後悔の負の感情が原動力としての役割を終え記憶から後悔の負の感情が発しなくなる。
後悔の負の感情は全欲求に属する負の感情となり、行動原理は欲求を満たす事を強く促す《承認執着》となる。
後悔する事で同じ事を繰り返さないようにし、それによって欲求を満たす事を強く促すのである。
原理としては《承認欲求》に[後悔の負の感情]が紐付く事で承認欲求を満たす事を強く促す《承認執着》となる。
【欲求 + 負の感情 = 執着】
承認欲求 + 後悔の負の感情 = 承認執着
《承認執着》となると負の感情が強ければ強い程行動の制御を失わせる効果がある。
感情の発生起源
顕在意識(大脳新皮質)の発達により過去の事を思い出す事により、後悔の負の感情は発生するようになった感情だと推察される。
殆どの動物からは、過去の事を思い出して後悔するという行動が観察されない。
これは大脳新皮質が発達していない事により、過去のエピソード記憶を思い出すという機能が備わっていないからである。
「あの時にああしておけば」と後悔するのは記憶を思い出す事により可能になる事であり、
これらの事から大脳新皮質の発達により発生するようになった、負の感情の中でもかなり後期に出来た感情だという事が結論として導き出される。