「うんざり」は、失望の元だ。
何故かというと、繰り返しの人や仕事、
学びがないモノから感じる感情であり、
成長(進化)ができないので、「離れろ」というサインだからである。
人がうんざりする心理とは?
こんにちは、
始祖の御縁(みえにし)だ。
そう、
うんざりを感じた人や仕事からは、
離れた方が、気分もスッキリするし、ワクワクできる。
何故かというと、
うんざりは、その人やその仕事で、
もう成長(進化)できないというサインだからである。
酔って同じ話を繰り返す人、
一日に何度も繰り返す仕事、
人はときにこれらの事にとてもうんざりする。
これは、繰り返しのことで、
刺激がなく、
自分が成長(進化)ができないと感じているからだ。
だから、
何度も何度もうんざりする場合は、
「離れろ!」という潜在意識からのサインとなっている。
一度きりの人生、
あなたは、新たな人間関係、仕事に行き、
もっとワクワクした方が、幸せになれる。
うんざりの負の感情…退屈なことをはじめ、学びがないことを繰り返すときに、
うんざりすることで、その人や物事を避けるように促してくれる感情。
例)『今日も残業かと思うと本当にうんざりする』
→残業の繰り返しから学ぶことはないと感じ、避けるように促している
うんざりする対象 → 学びがなく成長(進化)できないので避けよう!というサイン
うんざりしやすい人は優秀?
あなたは、
動物がうんざりすると思うだろうか?
「また、これやるのかよ〜」
と、犬や猫がうんざりした感じで、
何かをやっていたら、少し怖いだろう。
そう、
うんざりは一部の高等動物を除き、
人間にしか見られない感情だ。
では、
一体何の意味があり、
人間に発生しているのだろうか?
それが、
進化をしていくためだ。
考えてみて欲しい。
毎日、
狩りで獲物を獲り、
同じ生活を繰り返すことに全くうんざりしない。
そうなると、
どうなるのだろうか?
そう、
進化をせず動物と同じ生活のままなのだ。
真っ裸で、
草むらに寝っ転がり、
一日の楽しみはどれだけ獲物を獲れたかだけ。
同じ繰り返しの仕事に、
うんざりしないなら、
これで一生を終えてしまう。
だから、
人は繰り返す学びがないことに対して、
うんざりして、その環境から離れようと思える。
そして、学びがないことにはうんざりして、
進化を求めることで、今日(こんにち)のような、
人間社会の発展につながったのだ。
だから、うんざりを感じやすい人は、
実は進化をしたい気持ちが人一倍強く、
優秀な能力を秘めている人になる。
欲求タイプでいう、
この進化の《求知欲求》タイプが、
強く進化をしていくので、各分野でもNo.1になる傾向が強い。
そう、うんざりを感じやすい人は、
強く進化をしたいという気持ちが強い、
進化の《求知欲求》の強い、優れた可能性をもつ人なのだ。
だから、あなたがうんざりしやすいなら、
新たな環境にいけばきっと、
自分の進化を通して、幸せになれる。
人間の負の感情とは、
全て原動力にし、
自分の欲求を満たすために発生しているからだ。
さて、
もしうんざりを感じやすいなら、
進化の《求知欲求》タイプとなっている。
この記事に《求知欲求》タイプの、
生き方、幸福感の感じ方、全て書いてあるので、
自分の人生を積極的に幸せで満たそう。
驚くことに、
まさかのあれらの人達が、
進化の最先端だ。
もし、うんざりを感じやすいなら、
人生で「失望」も、
それなりに感じてきたのではないだろうか?
実は、うんざりとは性質が異なり、
失望の負の感情は、〘人間力〙に変わる可能性を秘めた、
とても不思議な感情となっている。
(絶望=発想力、ショック=包容力と、実は能力化できる負の感情が4つだけ存在する)
〘人間力〙形成の仕方も載っているので、
ぜひ、負の感情の本質を理解し、
生活を豊かにしていこう。
その他にも、
オススメの記事を幾つか紹介しよう。
心理学としての専門的な解説
さて、
ここからは少し難しくなってくる。
専門的な内容に面白さを感じる人や、
抽象化能力を上げたい人向けだ。
これ以降の内容をスラスラ読めるようになると、
抽象化能力も高まるので、
ぜひ一緒に学びながら、面白さを感じていこう。
うんざりの負の感情とは?
うんざりの負の感情とは、退屈な(つまらない)ことをはじめ学びがないことを繰り返すと感じたときに、
うんざりすることでそれを避けるように促す負の感情である。
なぜ人は学びがないこと、退屈なことを繰り返すときにうんざりの負の感情を感じるかというと、
そこから学ぶことはないと感じ新たに学びがあることをするように促すためとなっている。
うんざりは自分の進化のために発生している感情なのである。
具体例
『今日も残業かと思うと本当にうんざりする』
→残業の繰り返しから学ぶことはないと感じ避けるように促している
『この前失敗したばかりなのに懲りずにまた同じ指示をしてくる上司にうんざりした』
→失敗したにも関わらず学習せず同じ指示をしてくることに関して、学ぶことがないと感じうんざりすることでその指示を避けるように促している
『酔うと同じ話を繰り返す友人にうんざりする』
→同じ話を聞かされるのは学びがないと感じ避けるように促している
『いつも退屈な犬の世話を押し付けてくる親にうんざりする』
→犬の世話は退屈で学びがないと感じ、また退屈なことを繰り返し押し付ける親の行動には学びがないと感じ、犬の世話を避けるように促している
これらのように人は学びがないと感じたことを繰り返すことに対して、うんざりすることでそれを避け、新たな学びがあることをするようにしているのである。
また、具体例でも他人がしている行動に対してうんざりするものがあるが、これはその相手が学習をせず同じことを繰り返すことで、
その相手の行為からは学ぶことがないと感じ、その行為を避けるように促している。
うんざりしやすいのは《求知欲求》が強い人
うんざりの負の感情を感じやすい人は、うんざりが進化の《求知欲求》に属する感情のため、《求知欲求》が強い人が多い。
《求知欲求》タイプの人は自身の進化(成長)を求める傾向が強いので、
学びがないことや同じことの繰り返しに刺激を感じず新たなことを求めるからであり、強く進化できる可能性を秘めている。
そのため、うんざりの負の感情自体は嫌なことかもしれないが、うんざりしやすいのは進化を求めている証拠であり、健全でとても良いことでもある。
負の感情の除去の方法
負の感情の除去に関してはうんざりの負の感情だけでなく、
全ての負の感情は心であることをするだけで一瞬で除去することができる。
うちの御縁心理学研究所が、
noteという電子書籍のサイトで、
出している特殊な電子書籍がある。
それが「負の感情の書換能力の承継」という、
負の感情の除去能力を承継する内容の電子書籍だ。
(うんざりは「相手は進化ができない人」と暗に感情で伝えているようなものであり、相手との関係を損ねたくない場合は、
うんざりの負の感情の役割に沿って仕事や相手の話を聞かずに負の感情を避けるより、感情の書換能力を使った方が早く合理的となる。)
興味がある人は、
実際に脳が進化をするので、
ぜひこれを見てもらいたい。
如何だっただろうか?
仕事や勉強でうんざりを感じやすい人は、《求知欲求》が強く、いずれ大物になる人かもしれない。
悔しさ等もそうだが、このように負の感情は現状が嫌な人をさらなる高みに導いてくれる原動力にもなる。
なので、負の感情はむやみに拒絶せず自分を良い方向に導いてくれることもあると、プラスに捉えてもらいたい。
感情の発生起源
うんざりの負の感情は、動物とは異なる進化をするために発生するようになった感情となっている。
人間以外の動物は皆、毎年同じ行動を繰り返し変化もなく命を次の世代に紡ぐために生きている。
これも生き物だからこそできる素晴らしいことではあるが、人間が現代のようにテクノロジーを駆使できるようになるためには、同じことを繰り返す学習がない状態を避ける必要があった。
そのためにうんざりの負の感情は発生するようになったと考えられる。
「変わりのない繰り返しの日々にうんざりする」というように、自分一人でもうんざりするのは学習がない繰り返しの状態を避けるためであり、
進化を促すためにうんざりの負の感情で、学びがないことを避け新しいことをすることが必要だったのである。
それを裏付けるものが、学びがない同じことを繰り返してもうんざりの負の感情が発生しない、進化が停滞してしまっている動物達であり、
進化を促すために、うんざりの負の感情は必要不可欠だったということが、結論として導き出される。
負の感情としての性質
【属する欲求】 求知欲求
【行動原理】 承認執着
うんざりの負の感情とは、退屈な(つまらない)ことや同じことの繰り返しで《求知承認欲求》を満たせないと感じたときに、
うんざりすることでそれを避け《求知承認欲求》を満たすように促す感情である。
学びがないと感じるのは物事を理解し進化したい《求知承認欲求》が満たせないと感じるときであり、
うんざりの負の感情は進化の《求知欲求》に属する感情のため、《求知承認欲求》を満たせないと感じたときに発生する。
そのため、これができて自分を認めたい《自己承認欲求》や他者に受け入れられたい《他者承認欲求》を満たせるとしても、
《求知承認欲求》が満たせないと感じた場合はうんざりの負の感情は発生することがある。
例)友達とのゲームは簡単に勝てすぎてしまうのでまたやるのかと思うと少しうんざりする
(《自己承認欲求》は満たせるが、《求知承認欲求》が満たせないためうんざりが発生している。)
また、一番うんざりを感じやすいのは最近行なった退屈(つまらない)だったことを繰り返しやらなければいけないときであり、
退屈とは負の感情ではなく何も欲求が発生せず感情そのものが発生しないことである。
何の感情も発生しないために、《求知承認欲求》どころか他の欲求も発生せず、何も得られることがないので、退屈なことに関しては強くうんざりの負の感情が発生しやすい。
負の感情の感じ方としては、うんざりは学びがないことを避ける性質のため、その学びがないことをやる前に発生し、行動を抑止するように促すので基本的に負の感情の発生は強くなる。
行動を促す負の感情は大脳辺縁系を優位にするために強く感じ、思考を促す負の感情は大脳新皮質を優位に留めるために弱く感じるからである。
負の感情弱 思考(大脳新皮質優位)↔負の感情強 行動(大脳辺縁系優位)
そして、うんざりの負の感情の行動原理は《承認執着》であり、《承認執着》は欲求を満たすことを強く促す行動原理のため、
上記の元々の性質とは別に、強くうんざりの負の感情を感じれば感じるほど、それをすることを避ける行動を促される。
原理としては《承認欲求》に[うんざりの負の感情]が紐付くことで承認欲求を満たすことを強く促す《承認執着》となる。
【欲求 + 負の感情 = 執着】
求知承認欲求 + うんざりの負の感情 = 求知承認執着
以上のことから、うんざりの負の感情は、言葉の通り「うんざり…」と感じ、心に重くのしかかるような、行動抑止のため基本的には強く発生する負の感情となっている。