ドキドキすると相手が頭から離れない様に、
恋愛でのドキドキの感情とは、
好きになって大丈夫な相手か、見極めることを促す感情となっている。
人がドキドキする心理とは?
こんにちは、
最瞰主の良縁(みえにし)だ。
そう、恋愛ではよく、
ドキドキしては相手が頭から離れず、
その人のことを夜に延々と考えたりする、ということがあるだろう。
なぜ、気になり始めるとドキドキしだし、
心地良さと不快な感じが混ざるような、
こんな感情を感じるのだろう。
そう、冒頭でも言ったとおり、
ドキドキの感情とは実は、
好きになって大丈夫な相手か、相手を知る行動をとるように促す感情となっている。
ドキドキすると、
相手のことばかり考えるのは、
好きになっても大丈夫な相手か、知ろうとするため。
ドキドキして相手のことが気になり、
目で追ったりするが、いざ接近すると、
恥ずかしいから逃げてしまいたいと思うだろう。
これは相手を好きになって大丈夫かどうか、
見極めがまだ終わっていなく、
潜在意識がまだ、親しくなる準備ができていないのだ。
そのため、相手を考えたり目で追ったりするが、
いざ親しくなろうとすると、
好きになって大丈夫かまだ分からないので、避けてしまったりする。
このように、ドキドキとは、
恋愛では相手を見極めるために、
発生する感情となっている。
この記事では、
・ドキドキへの3つの対処法
・ドキドキがないと困る理由
・恋愛での不幸の原因「依存の感情」
これらを説明していこう。
ぜひ、この記事を読んで、
好きな相手に安心感と嬉しさを感じて、
幸せな気持ちを感じていってもらえたら幸いだ。
ドキドキの感情(恋愛) … 好きになって大丈夫な相手か知るように促す感情。
相手を知る、見極めるための行動をしないとドキドキはどんどん強くなる。
ドキドキの対処法
そう、
恋愛をするとドキドキが止まらなくなる。
そして、
あなたもドキドキが止まらなくなり、
ドキドキが強くなっていった経験があるかもしれない。
実は放置すると、
相手を知るように促すため、
ドキドキはどんどん強く、大きくなっていってしまう。
では、
そんなドキドキしたときの対処法は、
どのようなものがいいのだろうか?
そう、
ポイントは相手を知ること。
ドキドキは、
相手を知りたいから発生しているので、
相手を知りさえすればドキドキは収まる。
そして、具体的には次のような方法だ。
・SNSで相手を調べる
・友達の手を借りる
・直接相手を見る(恥ずかしい時は無)
【SNSで相手を調べる】
そう、
今はSNS全盛の時代だ。
社会人はもちろん、
学生でもスマホを持っていれば、
ほとんどの人がSNSをやっているだろう。
そのため、
SNSで相手を調べる。
恥ずかしい・相手にバレたくないなら、
念のためサブアカウントで、
相手のアカウントを覗いてみるといいだろう。
きっとそこには気になる人の、
あなたの知らない一面が載っており、
それを知ることでドキドキは収まり、愛しさと嬉しさを感じられるはずだ。
【友達の手を借りる】
もし、信頼できる友達がいるなら、
友達にその人のことを調べてもらうのも、
昔からよく使われている、オススメの方法だ。
友達も気になる人も同じ学校や職場なら、
友達に自分の気持ちを打ち明け、手伝ってもらう。
この方法のメリットは、
友達に相談でき、気持ちを共有してもらえるので、
何かあるときに、気持ちを楽にしやすくなる。
デメリットは、
友達の行動がキッカケで、
気持ちがバレることがある。
信頼できる友達でなければ、
バラされたりする可能性がある、
というところだ。
また、相談する場合は、
気持ちを共有してもらい、
手伝ってもらうことに心からを感謝をするといい。
相手に感謝をする「貢献欲求」の感情が出ると、
その感情により人に好かれやすくなるので、
結果、好きな人との関係も上手くいきやすくなる。
計算ではなく、
心から相手に感謝をできる人は、
男女問わず好印象だ。
感謝が苦手な人は、まず、
友達に感謝をするところから始めてみよう。
【直接相手を見る(恥ずかしい時は無)】
上の2つが難しいとき、
少々驚きだが、
この方法がオススメになる。
多くの人にとっては、
気持ちがバレるかもしれないし、
直接見るのは恥ずかしいかもしれない。
そんなときは、
一度無表情で見てから、
後で感情を発散させよう。
『何か視線を感じる…』
というように、実は人の感情とは、
目には見えない量子で感じていて、それで相手からの感情を受け取っている。
表情を見れない電話などでも、
怒っている人はすぐに分かるが、
これは、怒りの感情の量子(光子)が電子と共に届くためだ。
そのため、相手や周りにバレたくないときは、
感情を無にすればするほど、
好きという感情が出ないので、相手にも周りにもバレにくくなる。
あなたの友達が、
全くの無表情で異性を見ていて、
その人のことを好きだと思うだろうか?
そう、
人は全て感情で物事を判断する。
感情の量子さえ出なければ、
他の人にはバレないのだ。
そのため、どうしても気になる場合は、
誰にも気づかれなさそうなときに、
我慢せず無表情で好きな相手を見てみよう。
そして、
トイレで一人のときなどに、
その気持ちを発散させよう。
本当に感情が無で見ると、
仮に誰かに気付かれても、
すぐさまスルーされ誰の心にも残らなかったりする。
感情を感じないことは記憶化されず、
人はすぐ忘れるからだ。
少し変わった方法だが、
これをすることでドキドキが、
相手を知れることでの納得感と嬉しさに変わり、幸せな気分に変わるだろう。
さて、その他に、
『いつも感情に振り回されてしまう…』
という人には、例外的な方法として、
ドキドキの感情そのものを、消すという方法もある。
うちの研究所の公式アカウントより、
出している電子書籍によりできるようになるので、
気になる人は、後半にある「心理学としての専門的な解説」を読んでもらいたい。
ドキドキから愛しさへ
そう、ドキドキすることに、
モヤモヤする人もいるかもしれないが、
ドキドキするからこそ、気になる人を知れる。
そして、
ドキドキが胸がキュンとする感覚の愛しさにつながり、
それで相手を好きになるのだ。
ドキドキを含め、
恋愛の感情の流れは、次のようになっている。
ドキドキして相手を知る行動をする
→ ドキドキを元に好きになって大丈夫な相手と分かると、愛しさ(胸キュン)が発生して触れ合いたいと思うようになる
→ 会うたびにドキドキ+愛しさ(胸キュン)で完全に相手を好きになる
好きという感情=ドキドキ+愛しさ(胸キュン)
ちなみに、この大丈夫な相手かどうかを、
確かめるためのドキドキがないと、
少し好みの異性がいただけで、すぐにときめき(胸キュン)、
すぐに触れ合いたいと思ってしまう。
これは流石に、
異性を取っ替え引っ替えしてしまうので、
マズいだろう。
また、経験が少ないときは、
恋人とキスをしようとして、
『ドキドキが強すぎて、恥ずかしくてやめてしまった!』
ということがあるだろう。
あれは、
大丈夫な相手かどうか、
まだ完全に分かっていないためにやめるのだ。
ドキドキして相手を知る行動をするからこそ、
安全な相手ということが分かり、
行き当りばったりで気安く恋人が変わるのではなく、
長く愛し合える人をパートナーに選べる。
では、このドキドキの感情があるにも関わらず、
ダメな異性、DVや浮気グセがある人と、
付き合ってしまう人は何がいけないのだろうか?
それが、
決定的ともいえる、
感情として重大なある理由があるのだ。
不幸の元「依存の感情」
そう、
あなたも不思議に思ったことはないだろうか?
幸せな恋愛をする人は、
恋人が変わっても上手くいくし、
ダメな異性を引き寄せる人は、
恋人が変わっても同じようにまた不幸になってしまう。
実は、これらは、
感情(の量子)として、
ある決定的な理由がある。
それが、
依存の感情だ。
これがもう決定的に、
人を不幸にする感情となっている。
人間には大きく分けて、
2つの脳の状態がある。
それが、
幸福感の感情をもとに行動する、
「幸せ脳」の状態と、
依存の感情をもとに行動する
「依存脳」の状態だ。
日常で幸福感を求める人 → 幸せ脳
日常で依存の感情を求める人 → 依存脳
何となく、
DVや浮気グセ・モラハラ・かまってちゃんなど、
他人に依存し求め続けて、おかしくなった人だと思わないだろうか?
そう、これらは幸福感ではなく、
依存の感情で終わらない心の飢えを、
他人で満たそうとする「依存脳」の人達になる。
これらの社会問題を起こす人が、
恋愛でどのような人を好きになると思うだろうか?
そう、
同じく何かに依存しないと生きていけない、
「依存脳」の人だ。
依存脳の人は、近づきやすいのと、
相手が簡単に別れないことを求め、
価値観が同じ依存脳の人を好きになる。
そして、共依存となり、
最初は高揚するような感情を感じられても、
依存のためやがて相手に求め過ぎて、
ひどい場合は上のような社会問題になってしまう。
では、
逆に幸せな恋愛をする人とは、
どのような人なのだろうか?
それが、
穏やかで安心し合える幸福感を求める、
「幸せ脳」の人だ。
そして、残酷な事実だが、
依存脳の人は依存脳の人と、
幸せ脳の人は幸せ脳の人と、
恋愛では特に付き合うようになっている。
あなたがムシャクシャしていて、
他人に当たりたい依存脳の人だったとする。
それで、幸せアピールとかではなく、
心から穏やかに幸せそうにしている、
幸せ脳の人に当たれるだろうか?
これは、
無理なのだ。
常にDVやモラハラなどの、
依存脳の人の不幸をぶちまける依存の感情は、
同じ依存脳の人が受け持つことになっている。
これは、感情の量子の構成上、
依存の感情の嫌なことは同じ依存脳の人にしか起きず、
幸せ脳の人がダメージを受けることはない。
何故かというと、幸福感をはじめ正の感情は、
「望む未来を実現する感情(の量子)」
のため、嫌なことは基本的に起きないようになっている。
そして、依存の感情は、
「望まない未来を実現する感情(の量子)」
のため、同じ依存脳の人と付き合い不幸になったり、
依存脳の恋人から嫌なことをされたりする。
感情の役割上こうなっているため、
依存脳の人はいつまで経っても、
同じ依存脳の人と付き合い、不幸にしかならない。
さて、
少し話が逸れてしまった。
あなたが恋愛で、
好きな人に対して愛しさと嬉しさを感じ、
〘幸福感〙を感じた付き合いができることを、俺としても願っている。
【ドキドキの感情のまとめ】
・ドキドキするのは大丈夫な相手か見極めるために相手を知るように促している
・ドキドキした時は「SNSで相手を調べる」「友達に協力してもらう」「心を無にして相手を見る」の3つ
・恋愛で不幸になるのは「依存脳」の人、幸せになるのは「幸せ脳」の人と決まっている
では、
ここはドキドキの感情の記事となっているので、
依存の感情を知りたい人は、幾つか記事を紹介しよう。
依存脳から幸せ脳にする方法も、
また驚愕の人間の真実も書かれている。
そして、
『自分は依存脳じゃない』
という人も、もちろんいるだろう。
あなたには、
「愛しさ(胸キュン)の正の感情」
の記事がオススメだ。
恋人や好きな人との愛しさを感じたときに、
〘幸福感〙を意図的に発生させる方法を載せている。
〘幸福感〙(の量子)で、
恋愛や人生を思い通りにしよう。
また、
新たな恋愛の法則、
「欲求タイプ × 脳タイプ で相手は決まる!」
というこちらの記事も必見だ。
心理学としての専門的な解説
ここからは少し専門的な内容になる。
専門的な内容に面白さを感じる人は、ぜひ、面白さと嬉しさを感じて、幸せを感じていってもらえたら幸いだ。
ドキドキの負の感情とは?
ドキドキの負の感情とは、相手や結果が気になったときに、ドキドキすることで早くそれを知るように促す負の感情である。
ドキドキの負の感情のあの胸がドキドキする感覚は、ドキドキの不快な感じを発生させることで、相手や結果を早く知るように促している。
恋愛では、ドキドキしだすと相手のことが頭から離れないが、相手のことを早く知るように促しているため、相手のことで頭が一杯になるのである。
ドキドキは不安を感じたとき
ドキドキは、相手や結果を早く知るように促すが、ドキドキが発生する条件としては、不安を感じたときとなる。
興味のある(ワクワクする)ことに対して、不安を感じて『悪い結果かもしれない』と思うと、
その結果を早く知りたいと感じることからドキドキが発生するのであり、ワクワクする事に対して不安を感じることがドキドキの発生の条件となっている。
興味のない嫌な結果かもしれない事→不安のみ
興味があるポジティブなこと→ワクワクのみ
興味があり嫌な結果かもしれない事→ワクワク+不安→ドキドキに変わる
このように興味がありワクワクすることだが、悪い結果かもしれないと不安を感じることで、ドキドキは発生するのであり、
ワクワクの正の感情+不安の負の感情→ドキドキの負の感情
となっている。
そのため、『楽しみ(ワクワク)だったが不安に感じて胸がドキドキしてきた』というような表現をするのである。
具体例
『不安定な吊り橋を渡るときはドキドキする』
→渡ることにワクワクしているが、渡っても大丈夫か不安になることでドキドキが発生し、どうなるか結果を早く知るように促している(ワクワクしない場合は不安や恐怖しか感じない)
『かくれんぼで隠れているときはドキドキする』
→隠れることにワクワクしているが見つからないか不安になることでドキドキが発生し、どうなるか結果を早く知るように促している
(見つかったもしくは逃げ切ったという結果を知れたらドキドキは消える)
『テレビで危ないシーンが出てくるとドキドキする』
→その番組に興味がありながらも、切り抜けられるか不安になることでドキドキが発生し、どうなるか結果を早く知るように促している
『明日の試験のことを考えるとドキドキして眠れない』
→試験を受けることにワクワクしながらも不安になりドキドキが発生し、どうなるか結果を早く知るように促している
これらのようにその出来事に興味がありながらも、不安になることでドキドキは発生し、ドキドキの不快な気分を原動力にして、結果を早く知るように促しているのである。
また、明日の試験等のどうなるか知りたくても時間が来ないと知れないものに関しては、行動のしようがないため、
行動しないことで不安も強まることもありドキドキの負の感情が徐々に強くなることが多い。
これは夜寝る前に好きな人を思い浮かべてドキドキが止まらなくなるのと一緒である。
(正確には恋愛の場合はスマホで連絡する等、行動に移し相手を知れると落ち着いたりする。)
また、逆にドキドキしてもすぐ結果を知れることに関しては、負の感情がそこまで強まらないためすぐに忘れたりする傾向にある。
恋愛でのドキドキは依存の感情
恋愛でのドキドキは、結果がどうなるか気になる普通のドキドキの負の感情と比べ、実は正の感情も入りまじった依存の感情となる。
(依存=正の感情+負の感情)
あの恋愛での胸の痛みを少し感じながらも(負)心地よさ(正)が入りまじったドキドキは、
ドキドキとワクワクが入りまじった依存の感情となっていることから、特に好きな人のことを考え出すと止まらないのである。
正の感情(心地よいからそれを続けよう)+負の感情(そのままじゃダメだから行動しろ!)
=依存の感情(そのままじゃダメだからもっとそれを続けろ!)
※世の中の依存の心理状態は全て正の感情+負の感情となっている
この恋愛でのドキドキの依存の感情の『ドキドキして相手のことが頭から離れない』という心理状態は、相手を知るように促すためと、
子孫を残すために積極的に恋愛することを促す必要があったことから、例外的に恋愛でのドキドキはワクワクの正の感情+ドキドキの負の感情が入り混じる依存の感情となっている。
(通常は不安が発生することでワクワクの正の感情から純粋なドキドキ負の感情のみに変わる)
そして、恋愛で倦怠期といわれる現象は、相手を知り尽くしてしまい、相手を知るように促すドキドキが発生しなくなることから、好きという気持ちが冷めてきてしまう。
(恋愛の好き=胸キュン+ドキドキ)
こういったときは、自分の新たな一面を少し見せする等して、相手に刺激を与えることをお勧めしたい。
イベント前のドキドキ
恋愛のドキドキとややこしくなるが、遠足や運動会等の楽しみなイベント前日夜でのドキドキワクワクは、
ドキドキとワクワクが交互に発生しているからやや依存のように感じるが、純粋な正の感情のワクワクと純粋な負の感情のドキドキが交互に発生しているだけである。
普段の興味あること→ワクワクからドキドキになりドキドキのまま
遠足や運動会→ワクワクとドキドキが交互に発生
恋愛のドキドキ→ワクワクとドキドキが同時に発生
吊り橋効果は確かに使える
最後によく「吊り橋効果」といわれる、吊り橋上でドキドキしている最中に異性と話すことで恋愛に発展する件に関して解説するが、
吊り橋上でドキドキしているとき、異性に話し掛けられるとドキドキの負の感情がその相手に紐付き、潜在意識(大脳辺縁系と新皮質の一部)が恋愛感情と勘違いするため確かに効果的といえる。
ただ、会う度にずっと吊り橋を使うという訳にもいかず、次に会うときに通常の場所だと何にも感じないため、
潜在意識は『あれっ?』と感じることでそれが違和感に発展し、多くの場合、一時的な効果しか得られない。
そのため、吊り橋の上で異性に対して何かをお願いするとき等、一時的であれば有効利用できる方法といえる。
また、「吊り橋効果は魅力的でない異性の場合逆に不快感を覚えたため、魅力的な異性でなければ意味がない」という実験結果もあるが、
自分は特別で周りを見下す優越執求の依存の感情に依存している場合は、ドキドキがイライラに変わり不快感が発しやすい。
ただ、依存の感情に依存している人以外は、通常他人に気安くイライラしたりはしないので、吊り橋効果は結論として、
吊り橋上で何かお願いする等、その場限定であれば効果的といえる。
ドキドキの負の感情は結果を知れれば自然と消えるが、ドキドキを意図的に除去しコントロールしたいという場合は、感情の書換能力が必要となってくる。
noteというサイトで「全ての負の感情の除去の方法」という、感情の書換能力を承継する内容の特殊な電子書籍を、
うちの御縁(みえにし)心理学研究所の公式アカウントより出しているので、興味がある人はそちらをご覧いただきたい。
全ての負の感情を瞬時に除去できる能力を承継できる特殊な電子書籍となっている。
負の感情としての性質
【属する欲求】 求知欲求
【行動原理】 承認執着
ドキドキの負の感情とは、ワクワクの正の感情が発生しているときに、それに不安の負の感情が紐付くことで発生する負の感情である。
実はこの性質は負の感情としてはかなり珍しく、通常は《承認欲求》に負の感情が紐付くことで《承認執着》となり、負の感情とは欲求に紐付くものなのである。
例えば同じ《求知欲求》に属する[ムカつきの負の感情]であれば、《承認欲求》が存在していればそれに紐付くので、ドキドキのように特定の正の感情に紐付くという性質は存在しない。
後述するがこの特性は発生起源に起因するものだと思われ、他の負の感情ではみられないドキドキの負の感情独特のものといえる。
また、ドキドキの負の感情の強さに関しては、それを知るように行動を促すため、負の感情としては基本的に強く発生するものとなる。
行動を促す負の感情は大脳辺縁系を優位にするため強く感じ、思考を促す負の感情は大脳新皮質を優位にとどめるために弱く感じるからである。
負の感情強 行動(大脳辺縁系優位)↔負の感情弱 思考(大脳新皮質優位)
行動原理は《承認執着》であり、《承認執着》は欲求を満たすことを強く促す行動原理のため、
上記の元々の性質とは別に、それを知るように行動に移さなければ移さないほど、負の感情は強くなり行動を強く促される。
ドキドキしているのに何も行動しないとドキドキが強くなっていくのはそのためである。
原理としては[ワクワクの正の感情]に[不安の負の感情]が紐付くことで[ドキドキの負の感情]となり《承認欲求》を満たすことを強く促す《承認執着》となる。
【欲求(正の感情) + 負の感情 = 執着】
ワクワクの正の感情 + 不安の負の感情 = ドキドキの負の感情(求知承認執着)
感情の発生起源
子孫を残すために恋愛を積極的に行うよう促す必要があったことから、
依存の感情として発生するようになり、そこから単体のドキドキの負の感情として発生するようになったと推察される。
要は、恋愛のドキドキがまず発生するようになり、ドキドキの負の感情はその後にそこから枝分かれし、発生するようになったのである。
まず、恋愛という欲求そのものが愛情の《他者欲求》+進化の《求知欲求》となっている。
そのため、異性に対しての好きという感情は、《他者欲求》と《求知欲求》の感情が混じり合っており、
好き=胸キュン(他者欲求の感情)+ドキドキ(求知欲求の感情)となる。
(恋愛=他者欲求+求知欲求 好き=胸キュン+ドキドキ)
この恋愛の《求知欲求》の感情を依存の感情として発生させるために、正の感情に負の感情を紐付ける必要があり、
相手を安全かどうかや自分に合うかを含め知る必要があったことから、《求知承認欲求》を発生させる役割をもつ[ワクワクの正の感情]に、
相手と上手くいくか不安に感じさせる[不安の負の感情]を紐付けたのである。
これが恋愛での依存の感情としてのドキドキの発生起源であり、ここから派生してそれを知りたいが不安が強く、恋愛のようにワクワクしないときは、ドキドキの負の感情のみ発生するようになったと考えられる。
《発生するようになった順番》
ワクワクの正の感情→ワクワク+ドキドキの依存の感情→ドキドキの負の感情
ドキドキの負の感情が不安という別の負の感情を感じてから発生するというのもそれを裏付けるものであり、
元々はワクワクの正の感情のみで知るように促しており、そこから恋愛でのドキドキの依存の感情が発生するようになり、
そこから更に派生してワクワクしていたが結果に不安を感じたときに単体のドキドキの負の感情として発生するようになったということが結論として導き出される。