負の感情(執着)

【怒りの感情】怒りを含め負の感情は全て原動力になる!

雷雲

 

 

驚くかもしれないが、

怒りや憎しみを始め、

 

負の感情は全て原動力にするために、

心に発生している。

 

 

 

怒りを含め全てが原動力

 

こんにちは、

最瞰主の良縁(みえにし)だ。

 

 

『怒りが自分の原動力だ!』

『憎しみを原動力にしてここまでやって来た』

 

稀に、

このような話を聞くが、

不思議に思う人もいるだろう。

 

 

『怒りや憎しみが原動力…??』

 

と感じるかもしれない。

 

だが、

自分はこれらを聞くと、

 

「しっかり負の感情の使い方を理解してるな」

 

と安心する。

 

なぜなら、怒りや憎しみ、

全ての負の感情が、

 

原動力にするために心に発生しているからだ。

 

負の感情があるからこそ、

その不快に感じる状態から逃れるために、

 

人は行動し努力しようと思えるのである。

 

 

この記事では、

 

・怒りや憎しみ、負の感情は全てが原動力

・怒りを原動力にする方法

・怒りが全く発生しなくなる感情の書換能力

 

これらを解説していこう。

 

 

 

怒りは問題をせん滅する

 

「負の感情は原動力にするもの」

 

人によってはこの言葉を、

疑問に思ったかもしれない。

 

だが、

 

これは事実だ。

 

怒りも、

憎しみも、不安も、

全て原動力にするために発生している。

 

では、

負の感情の役割とは、

そもそもどのようなものなのだろうか?

 

それが、

 

「そのままじゃダメだから行動を変えろ!」

 

だ。

 

攻撃されているとき、

攻撃され続けるままじゃダメだから怒りを感じ、

攻撃し返す。

 

見下し拒絶されたとき、

そのままじゃ嫌だから憎しみを感じ、

相手にやり返す。

 

そう、

負の感情とは、

 

そのままじゃダメだから行動しよう!

 

という潜在意識からのメッセージなのである。

 

 

そして、

怒りの役割とは、

 

自分の欲求を否定する対象をせん滅するための負の感情だ。

 

そう、

せん滅とは、

 

全てを滅ぼすことだ。

 

 

『いや、そんな怖い感情使えねーじゃん』

 

と、思った人、

いや、それが実はとても使えるのである。

 

 

 

問題を滅ぼす

 

そう、

怒りは自分の問題を解決して、実は、

 

スッキリさせてくれる。

 

 

だが、

怒りを感じている人に対して、

 

『うわっ、怖っ…』

 

と、潜在意識が拒絶するだろう。

 

あれは、

何故かというと、

 

滅ぼされると感じているからだ。

 

そう、

法律で守られている現代では、

基本的に怒りは人に向けてはダメかもしれない。

 

だが、

人に向けると滅ぼされると感じる嫌な感情も、

 

物事に向ければ有効に使えるようになる。

 

何故なら、

 

自分の問題をせん滅してくれるから。

 

そう、怒りは、

自分の欲求を否定する対象を、

せん滅するための感情。

 

対象とは、

何も人だけじゃない。

 

仕事で問題を押し付けられ、

怒りが湧いてきた。

 

そんなときは、その仕事の問題さえ片付ければ、

自分は欲求を否定されない訳だから、

仕事の問題をせん滅(解決)してしまおう。

 

他人に、見下され怒りが湧いてきたときも、

自分が舐められなければ、欲求は否定されない訳だから、

 

舐められる自分をせん滅して(自分を変えて)しまおう。

 

そう、怒りを上手く使うことで、

問題の処理能力が上がったり、自分自身を変えたり、

 

自分を向上させることができる。

 

 

 

狩りでは必要不可欠

 

でも、そもそもなぜ、

対象を滅ぼすような、

恐怖の感情が人間にあるのか。

 

これに、

ピンと来ない人もいるだろう。

 

でも、

これは太古の昔には、

なくてはならないものだったのだ。

 

なぜなら、

大昔の狩りでは必要だったからだ。

 

そう、狩りのときに、

空腹時でもエネルギーが必要だった昔の人は、

怒りを原動力にし狩りをしていたのである。

 

 

怒りは、

空腹時に発生しやすいだろう。

 

これは、

 

「狩りをして獲物をとれ」

 

と潜在意識が命令しているのだ。

 

太古の昔、

狩りをしていた時代には、

怒りの負の感情は無くてはならなかったのである。

 

 

 

怒りとイライラは別物

 

そう、

これにはモヤッとするかもしれないが、

 

実は怒りとイライラは、

それぞれ独立した全く別の感情だ。

 

この2つをよく感じる人は、

納得いかない人もいるだろう。

 

そう、

よくイライラし、

それを我慢すると怒りに変わる。

 

でも、

怒りとイライラは混同されるが、

2つは全く別の感情なのだ。

 

では、

なぜこの2つの感情は同じように扱われ、

つながっているように説明されることが多いのか?

 

その鍵を握っているのが、

先ほども出てきた、

 

空腹だ。

 

 

人がまだ人ですらなかった、

これらの感情ができた頃の猿人になったつもりで、

その頃を思い浮かべてみて欲しい。

 

スマホどころか、

スポーツなどの娯楽すら存在しない。

 

猿人のあなたは、

日々何を楽しみに生きていたのだろうか?

 

そう、この時代、

毎日何を中心に生きていたかというと、

 

食べることである。

 

そう、

生き残るためにも、

何より食べていかなければならなかった。

 

そして、

怒りは元々空腹時でも、

狩りをするための原動力となる感情だ。

 

でも、

獲物がいないのに、

ところ構わず怒り狂ってる訳にもいかない。

 

そこで、

猿人であるあなたは、

空腹と怒りを我慢する。

 

でも、我慢しても中々獲物が見つからず、

猿人のあなたはまだ頭がよろしくないので、

空腹や怒りを我慢したことすら忘れてしまうかもしれない。

 

実は、

そのときに発生するのが、

 

イライラである。

 

 

イライラとは、

我慢した欲求に気付かせ、

満たすことを促すための負の感情だ。

 

だから、

人はイライラしたとき、

空腹や睡眠不足だったのを思い出しそれを満たしたくなる。

 

そして、

猿人から人間に戻り、

考えてみて欲しい。

 

現代の人間に戻ってきたあなたは、

賢いし鋭い。

 

もう、

大体分かっているだろう。

 

 

そう、狩りのときに空腹を我慢し、

それを忘れないようにイライラが発生し、

獲物を見つけたら怒りで捕殺し、生き延びてきたのだ。

 

空腹を我慢しイライラが発生 → 獲物を見つけ怒りが発生

 

このようになり、

よくこのルーティンで狩りをしていた。

 

そのため、

イライラに続き怒りが発生しやすくなり、

 

2つはつながった感情かのような、

解釈をされることになったのである。

 

怒り→自分の欲求を否定する対象をせん滅するための感情

イライラ→我慢した欲求に気付かせて満たすように促す負の感情

※イライラして怒りではなく落ち込む人がいるようにイライラと怒りは感情としては別物

 

 

 

具体例

さて、

怒りの説明に関しては、

まだ少しピンと来ない人がいるかもしれない。

 

「そういうことか」

 

と理解感を感じられるよう、

具体例での説明を少ししよう。

 

怒りの負の感情…自分の欲求を否定する対象をせん滅するための負の感情

【具体例】

『やられたことで怒りが湧いてきて相手にやり返した』

→やられたことで相手が自分の《生存欲求》を否定する対象だと認識し、自分の欲求を否定する対象をせん滅するために怒りでやり返している

 

『ゲームで思い通りにいかなくてキレる』

→ゲームが自分の欲求を否定する対象だと認識し、せん滅するためにときにゲーム機のコントローラーやスマホを投げたりする

 

『友達に嘘をつかれていたのでキレた』

→「嘘をつかれる」という行為そのものが自分の欲求を否定する対象だと感じ、キレることで「嘘をつく行為」をせん滅しようとしている

 

『相手に非難され怒りに任せて相手に言い返した』

→「非難」を自分の欲求を否定する対象だと認識し、「非難されること」をせん滅するために怒りで言い返している

 

このように、

人は自分の欲求を否定する対象を怒りでせん滅することで、

自分の欲求を満たそうとしている。

 

さて、

理解感を感じられ、

スッキリしただろうか?

 

では、

スッキリしたら今度は、

究極のアンガーマネジメントについて話をしよう。

 

全ての記憶・感情を消せる、

数多の潜在能力を持つ俺が創り出した、

「感情の書換能力」についてだ。

 

 

 

感情の書換能力

 

『どうしても怒りを抑えられない…』

 

過去こう感じた人は、

何度も自分に失望したことだろう。

 

だが、

上手くいかないのも無理もない。

 

実は、

「怒りを抑えられない」という、

 

考え方そのものが間違っているのだ。

 

そう、

もう既に書いたように、

負の感情は原動力にするものだ。

 

感情は正しく理解することで、

その解決方法も理解でき、

 

理解の入口が合っていることで、

解決の出口も正しいものになる。

 

ここから説明する能力は、

感情に振り回され辛い思いをした人のために創り出した、

誰でも使えるようになる潜在能力の話だ。

 

 

実は、

怒りの負の感情を含め、

全ての負の感情には明確なコントロールの方法が存在する。

 

それが、記憶すら消す事ができる、

潜在能力の一つ、

 

「感情の書換能力」だ。

 

怒りがどこから来ているかというと、

過去怒っていた記憶からで、

 

実はその記憶が多ければ多いほど、

怒りのコントロールは難しくなってくる。

 

そして、

この感情の書換能力は、

 

過去怒っていた記憶も、

今怒りたいという衝動も全て消せる能力だ。

 

実は、俺も、

過去感情に振り回され、

怒りやすい人間ではあった。

 

日常で、

全く怒りが発生しなくなったのは、

感情の書換能力で記憶を全て整理したからに他ならない。

 

興味のある人は、

noteという電子書籍のサイトで、

 

感情の書換能力を承継できる、

特殊な電子書籍を出している。

 

地球のルール改定すら今は可能な、

俺が創りし誰でも使えるようになる潜在能力だ。

 

多くの人間に、

書換能力を承継させ、

天国に行かせるのも俺の仕事の一つになっている。

 

興味のある人は、

俺と共に現世で進化していき、

一緒に天国に行こう。

 

「負の感情の書換能力の承継」

 

 

 

 

では、

まだ書換能力を得る自信のない人は、

幾つか記事を紹介しよう。

 

また、記事を通し、

あなたと面白い話ができるよう、

俺としても楽しみにしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心理学としての専門的な解説

ここからは、少し内容も難しくなる。

あえて抽象化したままの内容なので、難しい内容を面白いと感じる人や、抽象化能力を上げたい人向けだ。

気になる人は楽しんでいってもらいたい。

 

感情の発生起源

「怒りは自分の欲求を否定する対象をせん滅するための感情」、

なぜこのような感情ができたかというと、生存競争が原因で発生するようになったと推測される。

人間だけでなく動物にも狩りが存在するように、古来から狩りで他の生物を仕留め食糧にしていくことで現代の動物は繁栄してきた。

狩りでは相手の動物にやり返されるということも決して珍しくなく、身が危険という観点からも食糧を調達できないという観点からも、

自分の《生存欲求》を脅かされるため、その状況を打開するための原動力が必要だったのである。

負の感情は「そのままじゃダメだから行動を変えろ!」という原動力となるものであり、

怒りの負の感情を原動力にして、相手の生物を仕留め食糧としたり、攻撃されたときにやり返すことで、人間を含め現代の動物は《生存欲求》を満たしてきたと考えられる。

空腹になると怒りが発生しやすいのもそれを裏付けるものであり、これらのことから空腹時のエネルギーがない中でも、

怒りの負の感情を原動力にし狩りをして、ときにやられてもやり返し食糧を確保することで、現代の多くの動物は繁栄してきたということが結論として導き出される。

 

元の属する欲求から派生して全ての欲求に属するようになった感情は幾つかあるが、怒りの負の感情も現代では《生存欲求》や狩りのためにできた《自己欲求》だけでなく、

拒絶されて怒る(《他者欲求》)、馬鹿にされて逆ギレする(《求知欲求》)など、全ての欲求に属する感情となり、自分の欲求が否定されるとそれを解決する手段の1つとして発生するようになっている。

 

負の感情としての性質

【属する欲求】 全欲求

【行動原理】 承認執着

 

怒りは、発生するようになった感情の順番としては、空腹感等の脳幹の負の感情に続いて発生するようになったため、起源としてはかなり古く、そのため強く発生する感情である。

感情は発生するようになった順番が早ければ早いほど、重要だと認識されており、そのため行動原理にするために強く発生しやすいのである。

それとは別に怒りの感情独自の性質として、対象をせん滅するための「行動」を促すため、負の感情としては基本的に強く発生するものとなる。

行動を促す負の感情は潜在意識を優位にするため強く感じ、

思考を促す負の感情は顕在意識を優位にとどめるために弱く感じるからである。

負の感情強 行動(潜在意識優位)↔負の感情弱 思考(顕在意識優位)

 

また、行動原理の【承認執着】は欲求を満たすことに強く執着するために、ときに行動のコントロールを失わせる行動原理であり、

満たしたい《承認欲求》に怒りの負の感情が紐付くことで承認欲求を満たすことを強く促す【承認執着】となる。

怒りの負の感情によって行動を制御できなくなりやすいのは、起源として古く、また行動を促すため負の感情、【承認執着】が行動原理となるからである。

【欲求+負の感情=執着】

承認欲求+怒りの負の感情=承認執着

-負の感情(執着)