負の感情(執着)

【絶望の感情】絶望は人智を超えた発想力となり天才になる

空と木

 

 

これは、

本当にドキドキするような話だ。

 

アインシュタインやレオナルド・ダ・ヴィンチの類まれな発想力は、

全て絶望の負の感情によって後天的にできた能力であり、

 

あなたも同じような能力を持てる可能性を秘めている。

 

 

能力は感情で形成される

 

こんにちは、

始祖の御縁(みえにし)だ。

 

さて、

不思議な問いかけをしよう。

 

あなたは、

人間の能力の中で、

後天的なものはどの位あると思っているだろうか?

 

多くの人は、

『半分ぐらいかそれ以下…、ほとんど先天的なもの』

と思うだろう。

 

だが、実は、

身体的な能力以外は、

 

全て後天的に得た能力になる。

 

記憶力も基本的には脳波の問題だし、

人に自然と好かれる人間力や包容力、

他人に影響を与える能力など、様々な能力は実は後天的に得たものだ。

 

では、

どうやってそれらの能力を得るのだろうか?

 

その答えこそが、

 

感情だ。

 

感情での経験により、

人は類まれな能力を得られる可能性を、

秘めている。

 

 

偉人の固有能力

 

能力の多くが後天的だということに、

驚いた人も多いだろう。

 

では、

ここで偉人を例にして、

感情でどのような能力を得られるか話していこう。

 

恐らく潜在能力ということで、

最も分かりやすい例えを上げるなら、

アインシュタインの「思考実験」だろう。

 

「思考実験」とは、

脳内で未解明の物理の現象を想像するだけで、

その現象がどういう原理か分かるというものだ。

 

といっても難しい話は、

眠くなってしまうと思うので、

簡単に例えよう。

 

例えば、

あなたが脳内でイメージしただけで、

地震がどのような原理で行われ、地震がいつ来るのか完全に予測できた。

 

また、地震だけでなく、

他の自然現象や時間について、

人がなぜ流行りのモノに興味を持つかなど、その本質の全てが分かったとする。

 

これらのことが分かれば、

ノーベル賞は、最低1つはもらえるだろう。

 

そう、

実際に同じ人間であるアインシュタインが、

当時、このようなことを可能にしていたのだ。

 

それが、

アインシュタインが持っていた固有の能力、

「思考実験」になる。

 

 

では、

アインシュタインは何の感情により、

この思考実験の能力を得たのだろうか?

 

それが、

 

絶望だ。

 

絶望によってアインシュタインは、

人智を超えた能力を使えるようになったのである。

 

そう、感情の中でも特に負の感情は、

その人の人生を一変させてしまうような、

能力に変わるものが存在している。

 

 

幼少期絶望しまくりの偉人

 

例えば、あなたが、

5歳までマトモに言葉を発することが出来なかったら、

どうだろうか?

 

念のため言うが、

5歳とは幼稚園で、皆と一緒にお遊戯をしたり、

歌を歌ったりできるレベルだ。

 

にも関わらず、

周りとほぼ意思疎通できなかったら、

 

『はぁ、自分は周りと比べかなり劣っているのか…』

 

と、自分に絶望しまくるだろう。

 

だが、

上の幼少期ほぼ喋れずマズかったのが、

アインシュタインだ。

 

アインシュタインは、

5歳ぐらいまでほぼ言葉を発せず、

話しても超遅かったらしい。

 

話してもスローリィ過ぎて、

両親は知的障害があるんじゃないかと、

心配したほどだ。

 

だが、この幼少期からの、

 

『なぜ自分だけ出来ないのか…』

『周りに比べ自分だけ劣ってる…』

 

という絶望が、後に「思考実験」という強大な能力となり、

アインシュタインの人生を大きく後押ししたのだ。

 

そう、アインシュタインは、

絶望という感情によって最も絶大な能力を、

後天的に手に入れた偉人といっていいだろう。

 

 

絶望=発想力

 

さて、絶望が能力になるということに、

疑問を持たざるを得ないかと思うので、

ここでその原理を話していこう。

 

ちなみに、

負の感情で形成される能力は全部で4つで、

それが次のようになる。

 

(他には正の感情の能力もある。)

 

諦めの負の感情 → 経営者に必須な人を動かす〘依頼力〙

拒絶の負の感情 → 他人に幸福感を与える〘包容力〙

失望の負の感情 → 仲間を多く作る〘人間力〙

絶望の負の感情 → 新たな視点で物事を捉えられる〘発想力〙

 

そう、この中で最後の〘発想力〙こそ、

 

アルベルト・アインシュタイン

レオナルド・ダ・ヴィンチ

 

が所有していた能力だ。

 

では、

そもそも絶望の負の感情が、

どのようにして発想力につながるのだろうか?

 

その鍵が、

 

生命の危機だ。

 

絶望ができた、

人間が狩りで生活していた大昔を、

想像してみて欲しい。

 

あなたは狩りに失敗し、

逆に獲物に追い詰められ、

生命の危機を感じていた。

 

そう、

周りはイノシシに囲まれている。

 

しかも、

メチャクチャ興奮して今にも、

束になって襲い掛かってきそうだ。

 

『これは流石に詰んだか……。』

 

と絶望するだろう。

 

そう、

このときなのだ!

 

 

いきなり、

ビックリさせてすまないが、

この絶望する状況では、包容力や人間力は役に立たない。

 

あなたは、

イノシシ相手に人間力を発揮し、

 

『自分と一緒にいると面白いよ!』

 

とアピールするのだろうか?

 

当然、

容赦なく牙でぐっさりいかれるだろう。

 

だからこそ、

その状況を打破するための案、

〘発想力〙が必要になってくる。

 

そして、

絶望の負の感情が発生することで、

 

『そうだ!』

 

と発想力が湧き、自然と切り抜けるための打開策を閃く。

 

これにより、持ってる棒を遠くに投げ、

イノシシが気を取られているスキに木に登ったり、

 

大きな枝を拾い、自分を大きく見せて、

動物の戦意を喪失させたりできるのである。

 

絶望することで、

発想力を発揮でき、

その場を生き延びられる方法を閃けるのだ。

 

絶望こそが、

発想力という能力を得るためには、

必要な負の感情なのである。

 

 

走馬灯

 

「危機的状況で、

絶望することで発想力を得る」

 

何だか、

分かるような分からないような話で、

少しだけモヤモヤしている人もいるだろう。

 

これを裏付けるものに、

ある有名な現象がある。

 

それが、

 

走馬灯だ。

 

死を覚悟した直前に、

今までの思い出が蘇る現象だが、

 

「その記憶の中から状況を打破する方法を探している」

 

という仮説は実は当たっている。

 

絶望すると、

脳波が極端に遅くなる。

 

そして、時間の流れが極端に遅く感じ、

潜在意識にアクセス出来るようになり、

自分の得たい情報を探せるようになるのだ。

 

だから、アインシュタインの喋りが、

超スローリィだったように、

走馬灯も超スローの映像として流れる。

 

では、思考実験を使えるようになる事と、

危機的状況での絶望は、

どういう繋がりがあるのだろうか?

 

それが、

 

記憶だ。

 

幼少期から絶望しまくりのアインシュタインは、

 

『はぁ、こんな早く人生って詰むものなのか…』

 

と、絶望の負の感情の記憶を沢山持っていた。

 

記憶とは、

そこから発する感情で行動するために、

人はエピソードを記憶している。

 

そう、

ムカつく記憶を思い出すとまたムカつくように、

絶望した記憶を思い出すことで、絶望の負の感情が発生する。

 

そして、その記憶の絶望を元に、

思考実験を稼働させ、

未解明の現象をアインシュタインは脳内で解明していたのである。

 

多くの学者が、

アインシュタインが脳内実験で原理を解明していると聞いて、

皆、真似事をして脳内で実験を試みた。

 

だが、絶望の負の感情の記憶こそ、

「思考実験」の能力の起動装置となるので、

誰一人として同じように能力は使えなかったのだ。

 

「思考実験」という発想力は、

アインシュタインの絶望の負の感情の記憶の総数が、

常人と比べても圧倒的に多いことを意味する。

 

発想力の秘密、

それが、

絶望の負の感情の記憶になる。

 

 

絶望の役割とは?

 

そう、

絶望の負の感情の記憶が多ければ多いほど、

実はそれは発想力となり、人智を超えた能力にもなり得る。

 

では、

あなたが絶望を含め負の感情に興味が湧き、

ドキドキワクワクしてきたことを願い、これらの説明に入ろう。

 

そもそも、

負の感情とはなぜ人の心に発生するのだろうか?

 

それが、

 

原動力にするためだ。

 

「怒り」が発生するからこそ、

自分を否定する対象をせん滅しようと思えるし、

 

「悔しさ」を感じるからこそ、

今度は達成したい!と頑張る気持ちが湧いてくる。

 

そして、「絶望」は、

その中でも能力化し生涯使える、

とても貴重な負の感情となっている。

 

先ほど、能力化する負の感情4つを紹介したが、

これは人間に存在する四求(しきゅう)の中で、

それぞれの欲求を満たすための能力を、得られる負の感情となっている。

 

《達成 諦めの負の感情》

→ 諦めることで人を動かす〘依頼力〙を身につけ、代わりに達成してもらい達成の《自己欲求》を満たす

 

《愛情 拒絶(ショック)の負の感情》

→ ショックを受けた出来事を乗り越えると他人に愛情を与えられる〘包容力〙を身につけ、愛情の《他者欲求》を満たせるようになる

 

《進化 失望の負の感情》

→ 理解できない人間だと自分に失望することで、群れから仲間外れにされないための〘人間力〙を身につけ、情報共有してもらい進化の《求知欲求》を満たせるようになる

 

自由(生命) 絶望の負の感情

→ 危機的状況に絶望することで、欲しい情報を閃ける〘発想力〙を身につけ、自由(生命)の《生存欲求》を満たせるようになる

 

 

そう、絶望こそが、

天才たる所以である、

類まれな発想力を得られる負の感情なのだ。

 

そして、絶望が強く発する、

またその記憶が多ければ多いほど、

強力な発想力を使えるようになる。

 

絶望の負の感情 … 生き甲斐の喪失を含め、《生存欲求》を満たせないと感じたときに絶望することで、

今までの生き方をあえて否定し、新たな《生存欲求》の満たし方を発想するための負の感情。

記憶の総数が一定数を超えると、発想力をいつでも使えるようになる。

 

 

ちなみに、

絶望が属する欲求は、

自由の《生存欲求》となっている。

 

天才の多くは、

自由に振る舞う、奇人変人が多いだろう。

 

あれは、

自由の《生存欲求》が強く、

自由になることこそが、欲求を満たし自分の能力を発揮できるからだ。

 

実は、

自由の《生存欲求》とは、

感情の量子の放出量が爆発的に増える欲求だ。

 

結局、

物事を実現できるかは、

感情の量子の放出量で決まる。

 

天才とは、

普通の人が10時間やって100の感情を放出するのに対して、

5分で100、本当に凄い場合は数秒で100放出する人達なのである。

 

だからこそ、天才と呼ばれる人達は、

大して練習をしなくても、努力をしなくても、

欲しい結果を得られているように、周りからは見える。

 

 

天才は誰の心にも宿る

 

さて、

絶望の負の感情について如何だっただろうか?

 

絶望は、

何よりも自由を愛する自由の《生存欲求》タイプが感じやすい感情で、

絶望することは発想力につながる。

 

そして、欲求を強めることは、

記憶によるものなので、

実は誰でも自由の《生存欲求》を強めることは可能だ。

 

だから、絶望を感じた経験が増えれば増えるほど、

潜在意識にアクセス出来るようになり、

誰でも発想力は得られるようになる。

 

現に、日本では、

発明家の道脇裕氏が、

高い発想力を誇り、その発明を活かし経営者としても成功している。

 

ちなみに、

俺の全ての事象を解明することを可能にする「仮説検証能力」も、

やはり絶望の負の感情が元になっている。

 

(このサイトには、全ての感情の存在意義と未解明の精神疾患を載せており、心理学は全て既に解明し終えている。)

 

後半の、

「心理学としての専門的な解説」に、

絶望する以外での発想力の鍛え方を載せているので、

気になる人は参考にしてもらいたい。

 

 

 

では、

最後まで読んでくれて、

楽しめたならこちらも幸いだ。

 

あなたが感情の役割を知り、上手く使い、

人生に面白さと嬉しさを感じて、幸せを感じてもらえたら、

こちらとしても長い文章を書いた甲斐がある。

 

また、

別の記事で会おう。

 

 

 

【まとめ】

・絶望は、新たな《生存欲求》の満たし方を発想するために発生している

・絶望の記憶が増えるほど強力な発想力を使え、誰でも後天的に発想力を得ることが可能

・負の感情には能力につながる4つの感情、諦め・拒絶・失望・絶望がある

 

 

 

さて、

では絶望を全て読んでくれたあなたにお勧めの次の記事は、

天才でもある自由の《生存欲求》タイプの記事だ。

 

世間の「天才=変人が多い」のイメージは、

正に当たっている。

 

 

 

もう一つお勧めなのが、

〘人間力〙に変わる失望の負の感情だ。

 

絶望と失望は似ていると思うかもしれないが、

それぞれ欲求も異なり役割も全然違うので、

人によっては驚愕の事実になるだろう。

 

 

 

他にも幾つか、

オススメの記事を貼っておこう。

 

 

 

 

さて、以降は少し専門的な内容となり、

発想力の上げ方についても書いてあるので、

興味のある人は、参考にして欲しい。

 

 

 

 

心理学としての専門的な解説

 

ここからは少し専門的になっていく。

抽象化能力を上げたい人や専門的な内容を面白いと感じる人向けだ。

また、後半に発想力の磨き方についても解説しているので、気になる人は読んでもらいたい。

それでは、解説していこう。

 

絶望の負の感情とは?

生命の危機を感じたときに人は絶望するが、絶望の負の感情とは、それを原動力にし新たな考え方・発想をするためのものであり、

人は絶望することで新たなひらめきを得て結果生き延びることができる。

具体例で説明すると、

『火事で逃げ場がなく絶望した』

『長年付き合っていて大好きだった恋人に振られて絶望した』

『ずっと目指していたプロスポーツ選手の道を怪我で絶たれ絶望した』

これらのように直接的な生命の危機、もしくは生きる目的を失い生存が脅かされたときに絶望の負の感情が発生することで、

あえてこれまでの生き方を否定し、生き延びるために新しい考え方・発想を得るように促しているのである。

 

絶望を感じないと固執し続ける

絶望の負の感情は新たな発想を得て生き延びるために発生している感情であり、

「今の考え方・生き方のままでもう生きられない」と絶望をしないと、人は《生存欲求》を満たせないにも関わらず、今までの生き方にいつまでも固執してしまうということが起きる。

『火事場で無謀なケースだったにも関わらず、従来の脱出の仕方で命を落としてしまった』

『大好きな恋人が離れていったのにその生き甲斐を忘れられず、ずっと想い続けてしまう』

『怪我でプロスポーツ選手になるのが絶望的になったにも関わらず、その夢が忘れられずずっとトレーニングを続けてしまう』

こうならないように、あえて絶望させ今の考え方では《生存欲求》を満たせないと悟らせることで、今までの考え方・生き方を否定し、

新たな考え方・発想をして結果的に《生存欲求》を満たすように促しているのである。

 

発想力を発揮すると

新たな考え方・発想を得ると、

『火事で逃げ場がなく一瞬絶望したが、新たな脱出方法をひらめき脱出できた』

『大好きな恋人に振られ絶望したが、趣味に没頭する楽しさを見出し結果的に今は充実している』

『怪我でプロスポーツ選手の道を絶たれ絶望したが、そのおかげで今は他の道で生き甲斐となる目標ができた』

このようになり、一度絶望の負の感情を感じることで結果的に《生存欲求》を満たせるようになるのである。

 

発想力は能力化できる

実は、絶望の負の感情を元に形成されるのが新たな発想を得る〘発想力〙であり、これらは目には見えないがその人間固有の能力ともいえる。

有名なのがアルベルト・アインシュタインの「思考実験」であり、これによりアインシュタインは、当時の常識を覆しながらも物理の本質に沿った完成度の高い理論の発想を可能にした。

日中でも潜在意識(辺縁系と新皮質の一部。発想力では頭頂葉下部の部分が大きな鍵を握る)へのアクセスを可能にする〘発想力〙を持つ有名人は日本では、発明家であり経営者でもある道脇裕氏がいる。

また、俺自身の仮説検証能力も絶望の負の感情が元であり、欲求タイプが特殊な始祖型(4つ全てが高いタイプ)であることもあり、全ての事象を短時間で解明することを可能している。

 

また、直接的な生命の危機・生き甲斐を失ったときに絶望の負の感情を感じたときは、

様々なことに考えをめぐらせ今の状況を脱する手段・新たな生き方をひらめくことが絶望の負の感情への正しい対処の仕方である。

 

発想力を得るには

発想力という潜在意識へのアクセス権は、絶望の負の感情を感じた記憶の強さ・多さ、そして脳波により決まっている。

意図的に絶望するという経験は中々できないが、脳波は心で喋ること、考えながら字を書くことで遅くしアクセス権の%を増やすことができる。

(常人は恐らくは1%にも届かない程度、発想力の高い人で2〜3%ほど、アインシュタインレベルであれば30%程使えていたと推測される。)

 

発想力に興味がある人間は、頭の中で未解明のことを考えて心で喋るという訓練や、

未解明のことを『これはこうなのではないか』また『こうなんじゃないか』と、もしくは今自分が人生で求めていること、仕事での解決案等をひたすら紙に書き出してみることをお勧めする。

それを純粋に楽しいと感じられ、何年も続けられれば、その学問の中で高い評価を得る、コンサル等や企画の仕事で斬新な発想をして業界内でかなり高い評価を得る、というレベルにまでは恐らくは誰でも到達できるだろう。

 

一つ注意点としては、自分が能力をもち特別になりたいからという優越執求では、恐らくは続かないし、依存の感情の量子なので望む未来を実現してくれない。

仕事での解決案や自分の人生をより良くするための解決案等を毎日意義のあることとしてキャンパスノート4ページ分書いて、それを数年続けられるようであれば、普通の人よりははるかに様々なことを発想できるようになっているだろう。

 

負の感情の除去の方法

絶望の負の感情は能力化できる負の感情ではあるが、多くの人には必要なくその記憶がない方が良いこともある。

絶望の負の感情だけでなく、全ての負の感情は明確な除去の方法が存在し、負の感情、依存の感情、全ての感情を除去したりコントロールできる能力が、潜在意識の特殊能力の1つ、「感情の書換能力」である。

これは記憶から発する感情を書き換え無効化することができるもので、進化のため一般の人も使えることができる能力となっている。

noteという電子書籍のサイトにて、うちの御縁(みえにし)心理学研究所の公式アカウントより、「感情の書換能力」の負の感情に関しての能力を載せているので、希望する人は自分の進化のためにも能力をもってもらいたい。

負の感情の書換能力の承継

絶望だけでなく怒りや不安など、文字通り全ての負の感情を除去し、コントロールできる能力となる。

 

 

感情の発生起源

《生存承認欲求》を満たすことを強く促す、[死に物狂いの負の感情]でも危機を脱すことが出来ず欲求を満たせないと感じたとき、

生命を守るために窮地を抜けだす新たな発想をすること、このために出来た感情だと推察される。

道脇裕氏を含め〘発想力〙を持つ人間が共通していっているのは『数秒で閃く』ということ。

これは絶望の負の感情が出来たと考えられる数万年前、動物に襲われたりし危機的状況のときは時間がなく、一瞬で打開策を閃くことが必要だったためと推察される。

また、絶望の負の感情を最大限原動力にしたものが「走馬灯」であり、

普段顕在意識では潜在意識の記憶は知覚できないことが多いが、強い絶望の負の感情により脳波を極限まで遅くするとで過去の記憶をハッキリと知覚することが出来る。

そして過去の記憶から生き延びるためのヒントを探り、新たな発想をしようとしているのである。

 

負の感情としての性質

【属する欲求】 生存欲求

【行動原理】 生存執着

絶望の負の感情とは、《生存承認欲求》が脅かされ今のままそれを満たそうとしても命を落とす・生き甲斐を通して《生存承認欲求》を満たせない等より強い負の感情の発生が予想されるとき、

それを避け状況を打開する新たな発想をするための負の感情である。

生き甲斐が何故《生存承認欲求》を満たすものになるかというと、生きる目的そのものがあると交感神経・副交感神経が活発になり、それにより自律神経そのものの活動量が増えることで《生存承認欲求》を満たせるからである。

(自律神経は《生存承認欲求》を満たすために活動している)

[絶望の負の感情]は、

《自己欲求》に属する[諦めの負の感情]や《他者欲求》に属する[拒絶の負の感情]、《求知欲求》に属する[失望の負の感情]と同等の性質を持ち、

行動原理はより強い負の感情を避けるために欲求を満たすことをやめる執着となる。

〈絶望の負の感情による執着の行動原理〉

【欲求 + 負の感情 = 執着】

生存承認欲求 + 絶望の負の感情 = 生存執着

《承認執着》は欲求を満たす事を強く促すが《執着》はより強い負の感情を避ける為欲求を満たすのを避ける事に執着するという性質がある。

(今までの危機回避の仕方や生き甲斐では生存承認欲求を満たせないと感じ、一時的に欲求を満たさない事に執着する事でより強い負の感情の発生を避けている)

本質的にはどちらも負の感情での行動原理なので《執着》となり、負の感情が強ければ強い程行動の制御を失わせる効果がある。

また絶望の負の感情が、大脳辺縁系の海馬や大脳新皮質の記憶に蓄積されると、〘発想力〙の能力を所有できるようになる。

原理としては、絶望することで潜在意識で自己との対話を望むようになり脳波が遅くなる。

脳波が遅くなることで顕在意識から潜在意識優位となり、

日中でも潜在意識へのアクセスを可能にして欲しい答えを潜在意識によって閃くことが可能になるからである。

〘発想力〙の高さは絶望の負の感情の記憶の強さとその数、総数により決まる。

過去自分に対して絶望した強い記憶があればある程、またその数が多ければ多い程〘発想力〙は高くなる。

高い〘発想力〙を持つ人間は、アーティストを始めとしたクリエイティブな仕事に向いているといえ、

また〘発想力〙に加え進化の《求知欲求》が強いと学問で多大な功績を残す可能性が高く、レオナルド・ダ・ヴィンチやアルベルト・アインシュタインが正に〘発想力〙+《求知欲求》のタイプの人間だったといえる。

-負の感情(執着)