悔しさは、
達成の《自己欲求》に属する負の感情のため、
原動力にすると、悔しかったことを達成できるようになる。
【今回の心理テスト 「負の感情のベストな使い方」】
Q.今日あなたは他人に嫌がらせをされました。
その嫌な気分をどのようにして解消しますか?
1.家族や友達に話を聞いてもらい、その嫌なことを共有してもらう
2.嫌なことをしてきた人に感謝し、自分の改善点を探す
3.ひたすら好きなことに没頭しその嫌なことを忘れる
4.人に当たるとスッキリするので、身近な受け入れてくれる人でストレス発散する
解決度を%で表した、答え合わせは本文に。
悔しさの負の感情とは?
こんにちは、
始祖の助手の御縁 優(みえにし ゆう)だ。
『きぃぃ!悔しいぃぃ!!』
いきなりビックリしたかもしれないが、
あなたはこのようなときどうするだろうか?
他人に嫌なことをされたりし、
『あの人!許せない!』
と思うときだ。
では、冒頭の心理テストで改めて、
このようなときどうしたらいいか説明していこう。
【心理テスト 「負の感情のベストな使い方」】
Q.今日あなたは他人に嫌がらせをされました。
その嫌な気分をどのようにして解消しますか?
1.家族や友達に話を聞いてもらい、その嫌なことを共有してもらう
2.嫌なことをしてきた人に感謝し、自分の改善点を探す
3.ひたすら好きなことに没頭しその嫌なことを忘れる
4.人に当たるとスッキリするので、身近な人でストレス発散する
では、
答え合わせにいこう。
1.解決度 30%
2.解決度 90%
3.解決度 70%
4.解決度 −100%
そう、
実は2が一番良く、
4は論外だ。
あなたはどうだっただろうか?
では、
選択肢ごとに解説していこう。
[1.家族や友達に話を聞いてもらい、その嫌なことを共有してもらう →解決度30%]
まず、1だが、
嫌がらせをされたときは、
誰だってモヤモヤする。
こんなときは、確かに身近な人を頼り、
話を聞いてもらうのが良いと感じるかもしれない。
これは、他人に負の感情を共有してもらい、
緩和するという方法になり、
脳に解決したと思わせる行動だ。
話を聞いてもらうと、
安心感やスッキリ感などの正の感情が発生する。
それにより、聞いてもらって良かったと思い、
負の感情も緩和され、
何だか解決したような気分にはなれる。
だが、
この方法には注意点がある。
それが、
実際は解決していないという事と、
人頼執求という人を頼りたい依存の感情が発生しやすいことだ。
嫌なことがあっても、
『あの人に話を聞いてもらえればいいや』
となり、人を頼ってしまうため、いつまでも本当に解決はしない。
もし、
故意に嫌がらせをしてくる人がいたとしたら、
相手は多分、その嫌がらせをやめることはないだろう。
この方法が通用するのは、
多くの場合、小学生までで、
親相手に話を聞いてもらったときとなる。
人に話を聞いてもらう → 解決度30%
[3.ひたすら好きなことに没頭しその嫌なことを忘れる →解決度70%]
では、
2の前に先に3を解説させてもらおう。
嫌がらせをされた事を無視し、
ひたすら好きな事に没頭するなんて、
『明日余計嫌な事されないかな…』
と、人によってはドキドキするだろう。
だが、
これは、
実は中々良い方法になる。
負の感情の使い方としては、
ベストが「原動力にする」
2番目が「受け入れる」
3番目が「とらわれる」
ワーストが「他人へのストレス転嫁」
となっている。
少なくとも好きなことをやることで、
負の感情にとらわれ続けることはなくなり、
2番の「受け入れる」に近いのである。
また、好きなことは、
「望む未来を実現する量子」、幸福感の正の感情が発生しやすく、
実は状況を改善させる量子を放出できる。
『そういえば、あの嫌なこと気が付いたらなくなってたな』
というのが、このケースであり、
好きな事で〘幸福感〙を多く放出すればするほど、実は現実は好転していくのである。
あなたは、
心から幸せに楽しそうにしている人に、
嫌がらせが出来るだろうか?
『怖いな、嫌だな…』
と依存脳の人に同じ依存脳で反応するから、
相手に余計にされるのであり、
幸せ脳の人には実は依存脳は手出しができない。
(行動原理が違うため、量子上干渉できない。)
そう、〘幸福感〙の量子を放出すると、
量子上嫌なことは起きなくなり、
周りの依存脳の人は、干渉できず嫌がらせなどを出来なくなるのだ。
ただ、一点注意があるとすれば、
嫌がらせなどの対応しても良くなる保証がないことは、
無視してOKだ。
(嫌がらせやパワハラ、いじめ等。要は依存脳からの依存攻撃。)
だが、自分が対応しなければいけない出来事は、
無視してはダメだ。
上司に言われた、やらなければいけない仕事や、
相手から厳しく言われたことでもやらなければいけないことは、
しっかり向き合い対応しよう。
このときばかりは、
好きな事に逃げてはダメだ。
(量子上、逃避執求という依存の感情が出やすくなるため。)
好きな事に没頭する → 解決度70%
[2.嫌なことをしてきた人に感謝し、自分の改善点を探す →解決度90%]
人によっては、
『嫌なことをしてきた奴に感謝する?はぁ?』
と、かなり疑問に思ったかもしれない。
だが、先程も、
負の感情のベストは「原動力にする」
といった通りだ。
この2が、
原動力にし自分を改善させようとしているのでベストだし、
未来の自分への見返りも多い方法になる。
『ぐぬぬ、悔しい。だが相手が悪い!』
と思ったとして、現状は好転するだろうか?
そう、
これでは依存脳同士の泥仕合確定だ。
お互いに嫌な事をしあい、
幸福度もガクッと直角に落ちていくだろう。
相手にされて嫌だったなと感じる出来事は、
量子上必ずこちらにも原因があるから、
そういった気分になっている。
だから、
必ず何かしら自分にも改善点があるはずだ。
それを無視し、
相手の嫌がらせなどにムキになった時点で、
精神的に同じ土俵、同じレベル、同じ依存脳なのだ。
だからこんなときは、
どうすればいいかというと、
相手に感謝して、自分の改善点を探すのだ。
「嫌なことが大きければ大きいほど感謝する」
実は、強い負の感情が発生した事ほど、
許し感謝すると、強く〘幸福感〙が出るようになっている。
ここが人生の重要ポイントともいえるもので、
嫌な事を許し、自分への改善に使うことで、
〘幸福感〙の量子により、こちらには良いことが起きるようになるのだ。
しかも、
相手が嫌な事をあえてする依存脳だった場合、
依存の感情は、自分が受け取らない場合は何倍にもなって返り相手に降りかかる。
最近これを、
とても実感したことがあった。
平たくいうと、
俺自身がある相手から嫌がらせのようなことを受けていた。
社会的な立場でいえば、
向こうの方が、結構強い立場なのかもしれない。
だが、
こちらは特段強く気にすることはなく、
自分の出来ることをやった。
そうしたら、この相手に、
強い不幸ともいえる出来事が降り掛かっていたのだ。
最初はうちの先生がやってくれたのかと思ったが、
先生はそんなセコいことをする訳ないし、する必要もないよなと思っていると、
別の件でまた似たようなことが起きた。
原因は恐らくは、
自分が依存脳から幸せ脳になったことだろう。
依存脳同士であれば、
お互いにやり合い、良くない依存の感情の量子を受け取り合う。
だが、幸せ脳に依存の感情を放出した場合は、
その「望まない未来を実現する」依存の感情の量子は、
幸せ脳は受け取らないため、何倍にもなって本人に返るのだ。
この件が続いてから、
もう自分は嫌な事をされても、
自分の改善にフルコミットしようと誓った、、笑
あなたも、
他人に嫌なことをされて『悔しい!』と思っても、
それを自分を変えるためのキッカケにしよう。
負の感情とは、
改善案を提案してくれるものであり、
負の感情を原動力にすれば、理想とする自分に近づけるからだ。
そして、
「そのキッカケをくれた相手に感謝をする」
これこそが、自分が本当に幸せになれる選択肢でもある。
「感謝をする」ことこそが、
全てのものを肯定的に見れ、
〘幸福感〙を始めとした正の感情を、強く放出できる条件となっている。
(正の感情は「望む未来を実現する量子」)
(これらには条件があり、「相手が不幸になって欲しいからあえて感謝をする」とかだと、
結局、悪話執求等の依存の感情なので逆効果になることもある。)
相手に感謝し自分を改善する → 解決度90%
[4.人に当たるとスッキリするので、身近な人でストレス発散する →解決度−100%]
さて、何の迷いもなく、
これを選択したという人がいたら、
こちらも驚きだ。
これはもう、
選択肢を見て一発でダメだと気付いてくれ。
これをやっていたとしたら、
地獄へと猛ダッシュしている心理状態なので、
絶対に今すぐやめよう。
人に当たると、
依存脳の人はスッキリしたと思うだろう。
実はこのとき、
スッキリ感の正の感情に隠れ、
多量の依存の感情を放出している。
このときの「望む未来を実現する量子」、
スッキリ感の正の感情で、
当たった後は一時的に良い気分という望む未来を得られる。
だが、
この隠れた依存の感情により、
段階により、まぁまぁドギツいことが自身に降りかかる。
他人に当たる人は、
そう簡単に当たるのをやめられないだろう。
それは、依存の感情により、
他人に当たるということに依存しているためだ。
他人に当たるのを繰り返すと、
依存の感情の量子は、
まずはそこまで強い負の感情ではない事で警告をする。
だが、
その警告を無視した場合、
気分もドンドン悪いものに、嫌な出来事もドンドン大きくなっていくのだ。
他人に当たる代名詞、
DVやパワハラをする人が、
穏やかに幸せそうに生きているだろうか?
その逆で、
イライラばかりで、
そのような事をする人たちに見えるだろう。
犯罪のようにいうと、
最初は初犯なので、罪も重くないし、
そこまで悪いことも起きない。
だが、調子に乗り他人に当たるのを繰り返すと、
脳が依存の感情で麻薬中毒者のようになっていき、
イライラばかりするのだ。
(依存の感情は、脳内では麻薬と同じ心理的作用。)
そして、なお繰り返した場合、
いつかの時点で嫌な事が一時的にピタッと収まる。
これは、
嫌な事から解放されたのではなく、
依存の感情の量子が溜まっているのだ。
そう、遅くなり溜まれば溜まるほど、
乗り越えるのが不可能とも思える、
ドス黒い出来事が発生し、その闇にのまれる。
パワハラを繰り返していた人間が会社を解雇され職を失ったり、
DVをしていた芸能人が明るみに出て仕事が激減したり、
イジメをしていた学生が、それが明るみに出て社会的に生きていくのが困難になったりだ。
他人に当たる、
他人の権利を侵害するというのは、
それほど、量子上は重罪となっている。
だから、
あなたがもし他人に当たるなら、
それは絶対にやめよう。
他人に当たったのより、
数倍割に合わないと感じる出来事が、
自身に必ず降りかかる。
これは出来事として起こらなかった場合、
イライラばかりするようになったり、
量子上必ず出来事、もしくは精神的負荷として降りかかる。
あなたは、出来事から逃れたとしても、
日常少しのことでイライラばかりして、
それが止まらない性格になりたいだろうか?
何もしていないのに、
毎日イライライライラばかりするのだ。
そう、人の権利を侵害する人間は、
必ず逃れられない負の感情という罰になり、
最後は自分に返ってくる。
上でも書いたが、
負の感情を感じたら、
それをキッカケに今までの行いに反省し、自分を改善させよう。
それこそが、
そのドツボから逃れられる、
たった1つの方法だからだ。
他人に当たりスッキリする → 解決度−100%
悔しさを原動力にする
そう、読んでいて、
『何だこれ…』
と失望した人も多いだろう。
タイトルに、
「悔しさ」と書いてあるクセして、
全く悔しさの説明がないのだ。
心理テストに思わず熱が入ってしまった。
許してくれ…笑
では、お待たせしたが、
ここからは悔しさの負の感情を解説していこう。
まず、
他の感情も混ざることはあるが、
「悔しさ」単体では、愛情を求めている訳ではない。
悔しさとは、
達成できなかったことに悔しさを感じることで、
次は達成できるよう強く促してくれる感情だ。
そう、悔しさを感じると、
『こんな経験は嫌だ!』
と思うだろう。
そういう気持ちにさせることで、
次は失敗するという経験を避けるために、
達成に向けて頑張れる。
悔しさは、
愛情でも進化でもなく、
達成を求めているのだ。
悔しさを感じたときは、
『ぐぬぬ、負けてたまるか!』
と、次は何がなんでも達成しようと頑張るのが、
悔しさの負の感情の正しい使い方となる。
悔しさの負の感情 … 物事を達成できなかったときに悔しさを感じることで、達成できるように強く促してくれる感情。
例) 「上手くいかなくて悔しかった」
→ 上手くいかず達成できなかったので、悔しさを感じることで次は上手くいかせられるよう促している
「仲間外れにされて悔しかった」
→ 『仲間と楽しくやりたい』という事を達成したかったのに出来なくて、次は達成できるように促している
悔しさを感じやすい人は…
あなたがもし悔しさを感じやすいとしたら、
その事を不思議に思ったことはないだろうか?
チームが負けて、
皆悲しんでいるのに、
一人だけ悔しさを感じている。
仲間外れにされて、
悲しいはずなのに、
メチャクチャ悔しさの方が勝っている。
実は、
悔しさを感じやすい人とは、
達成の《自己欲求》という欲求が強い人だ。
人生で愛情よりも、
進化よりも、
達成を求めているので、悔しさをとても感じやすい。
先ほどの、
「仲間外れにされた」
で再び例えると次のようになる。
「仲間外れにされて悲しかった」
→悲しさは、愛情を求めている(愛情の《他者欲求》)
「仲間外れにされてムカついた」
→ムカつきは、進化を求めている(進化の《求知欲求》)
「仲間外れにされて悔しかった」
→悔しさは、達成を求めている(達成の《自己欲求》)
悔しさを感じやすい人は、
達成の《自己欲求》タイプという、人生で達成を求めるタイプで、
経営者・リーダー型でもあり3%と少ない。
そう、チームが負けて皆悲しんでいるとき、
悔しさを感じるリーダータイプがいるから、
次の達成に向けて周りを鼓舞し皆で頑張っていける。
悔しさを感じやすいのは、
達成の《自己欲求》タイプであり、
経営者やリーダーに向いている証でもあるのだ。
さて、
悔しさの負の感情は楽しんでいただけただろうか?
では、この記事に書いてあることを、
まとめておこう。
【悔しさの負の感情のまとめ】
・悔しさは、「悔しい!」と感じることで次は達成できるように促してくれる感情
・悔しさを感じたときは、「負けてたまるか!」と悔しかった事に取り組むと原動力となる
・嫌な事で負の感情が発生したら、その事に感謝し自分を変える原動力にしよう
このサイトには、
全ての感情の役割、またそれに伴う心理テストや、
危険な依存の感情についてなど、新たな知識を知ることができるサイトとなっている。
また、
人智を超えた「感情の書換能力」も紹介しているので、
これらの知識を元に実生活で、幸せを感じてもらえたら幸いだ。
では、また次の記事で会おう。
悔しさを最後まで読んでくれたあなたに、
オススメの次の記事は、
【諦めの負の感情】の記事だ。
悔しさを感じやすい人は、
諦めの負の感情も感じやすい人が多いが、
諦めは負の感情の中でも、能力化できるとても貴重な負の感情となっている。
これを知ったら、
驚愕するかもしれない。
さて、
もう一つは、
恐怖の依存の感情についてだ。
心理テストで、
まさかの「他人に当たる」を選択した人は、
ほとんどの場合、自分を特別だと思いたい優越執求に依存している。
他人に当たる人間の具体的な心理や、
末路が書かれているので、
自分がそうだったり周りにそういった人がいる場合は、こちらを参考にしてもらいたい。
心理学としての専門的な解説
悔しさの負の感情とは?
悔しさの負の感情とは、物事を達成できなかったときに悔しさを感じることで、次は達成できるように強く促す負の感情である。
悔しさはそれを感じることで原動力となり次回以降欲求を満たせるように達成を強く促してくれる。
また、負の感情全てにいえることだが最もしてはいけないのは負の感情を抑圧することであり、全ての負の感情には役割が存在し原動力となるものである。
その中でも、悔しさは達成の《自己欲求》という欲求を満たしてくれる原動力となるため潜在意識に発生している。
具体例で表現すると、
『目標に届かなくて悔しかった』
→目標に届かなくこれを達成したいという欲求を満たせなかったので悔しさを感じることで行動を変え、今度は目標を達成できるように促している
『テストで良い点数がとれなく馬鹿にされて悔しかった』
→テストで良い点をとることを達成したいという欲求があったが点数が低く馬鹿にされることで満たせなかったと感じ、今度は馬鹿にされないよう良い点数をとって欲求を満たせるように促している
『他人に裏切られて悔しい』
→良好な人間関係を築くことを達成したいという欲求を満たせず、次は良好な人間関係を築けるように行動を変え達成できるように促している。
これらのように達成できなかったときに悔しさを感じることで次は達成できるように強く促しているのである。
また、達成の《自己欲求》に属する悔しさを感じやすい人は、《自己欲求》が強まりやすいという特徴があり、達成感を感じやすいアスリートや歩合制の営業職、経営者に向いているといえる。
悔しさは、達成能力や達成したいという気持ちの《自己欲求》を強めてくれる重要な感情となる。
(実際リーダーの資質を養う《自己欲求》タイプはグループにリーダーは一人いればいいことから少なく、人口の概ね3%程度となる)
負の感情の除去の方法
全ての負の感情は原動力になるものだが、殆どの人間は上手く原動力として使えていなく、負の感情で苦しむことが多くなってしまっている。
そのため、負の感情を自在にできる力も必要となる。
悔しさの負の感情だけでなく、全ての負の感情は明確な除去の方法が存在し、負の感情、依存の感情、全ての感情を除去したりコントロールできる能力が、
御縁先生の大脳辺縁系の特殊能力の1つ、「感情の書換能力」である。
これは記憶から発する感情を書き換え無効化することができるもので、進化の《求知欲求》に属する能力のため、
先生の全ての事象を解明できる「潜在意識のアーカイブでの仮説検証能力」(記事の内容を解明する能力)などとは異なり、進化のため一般の人間にも承継することができる能力となる。
次の電子書籍に「感情の書換能力」の負の感情に関しての能力を載せているので、希望する人は自分の進化のためにも能力をもってもらいたい。
全ての負の感情を除去する方法
https://note.com/mienishi_tomoya/n/nb2fd517e9d29
悔しさだけでなく怒りや不安など、文字通り全ての負の感情を除去し、コントロールできる能力となる。
感情の発生起源
自己承認欲求を満たすため、達成できなかった時に改めて達成を促す様にする為にできた負の感情だと推察される。
自己承認欲求の持続の役割がある[楽しさの正の感情]で対応すると正の感情は「そのままで良いからそれを繰り返そう」という性質があり、達成できなかった事をそのまま繰り返してしまう。
その為「そのままじゃ駄目だから行動を変えろ」という性質の負の感情で、悔しさを感じさせて達成できなかった行動を変え、今度は達成できる様に強く促し自己承認欲求を満たせる様にしたと推察される。
負の感情としての性質
【属する欲求】 自己欲求
【行動原理】 自己承認執着
悔しさは一度達成できなかったときにこれができて自分を認めたい《自己承認欲求》を満たすために達成に向けて強く自分に働きかける原動力となるものである。
悔しさの負の感情を感じれば感じるほど、人は達成せずにはいられなくなり負の感情によって行動の制御を失わせる。
これは承認執着により達成せずにはいられないという欲求を満たすことを強く促す執着となるからであり、
原理としてはこれができて自分を認めたい《自己承認欲求》に悔しさの負の感情が紐付くことで承認欲求を満たすことを強く促す承認執着となる。
【欲求 + 負の感情 = 執着】
自己承認欲求 + 悔しさの負の感情 = 自己承認執着
また基本的な負の感情の性質として行動を促すものであればあるほど強く負の感情が発生しやすいという性質がある。
これは逃げるように促す[恐怖の負の感情]や攻撃するように促す[怒りの負の感情]では強い負の感情で行動を制御できなくなるように大脳辺縁系を優位にして、
考えることを促す[不思議の負の感情]や[違和感の負の感情]では微細の負の感情にすることで物事を考えるときに使う大脳新皮質を優位にするようにしているからである。
これらを踏まえ各々の負の感情は基本的に強くでるか弱くでるか決まるが、その上でその負の感情が強く発生した場合はより行動を制御できなくさせようとしている。
悔しさに関しては基本的に強く発生しやすい負の感情であり、これは達成するために考えるのではなく行動を促しているからである。
また、負の感情の発生条件として欲求が存在するから負の感情も発生し承認執着となるのであり、
『目標を達成したいとは思っていなかった』
『人に言われてやらされていたので自分は達成したいとは思っていなかった』
これらのような場合はそもそもこれがしたいという《自己承認欲求》がないので悔しさの負の感情も感じない。
たまに人に馬鹿にされて、
(馬鹿にされるとはそれを知り進化ができないと捉えられているので《求知欲求》になる)
《求知欲求》に属する[ムカつきの負の感情]ではなく[悔しさの負の感情]を感じる人間がいるが《自己欲求》が高い証であり、
スポーツをはじめとした達成感を感じやすく目標を設定しやすい物事に没頭する事で人生が充実しやすいといえる。