ビビリの元の驚きの感情は進化の欲求に属し、
ビビりやすいほど実は、
進化の《求知欲求》が強く、進化に優れている人である。
人が驚く心理とは?
こんにちは、
最瞰主の良縁(みえにし)だ。
よくTV等でも、
「ビビリ」といわれ、
バカにされる人がいる。
当人は、
ビビりやすい事について、
過去自分に失望した人もいるだろう。
だが、
ビビりやすいというのは実は、
進化の《求知欲求》が強く、優秀になれる人が多い。
まず、
ビビリの元は何かというと、
驚きの負の感情だ。
驚きの負の感情が発生しやすいから、
少しのことで「ビクッ!」とビックリしたりする。
ビビりやすい人 → 驚きの負の感情が発生しやすい人
そして、
この驚きの負の感情は、
進化の《求知欲求》に属する感情となる。
達成の悔しさを感じやすい人が、
それをバネに大きなことを達成できるように、
ビビリで驚くからこそ、それを改善するために、
自分を成長、進化させられるのだ。
達成の《自己欲求》の「悔しさ」
→ 悔しさをバネに達成できるようになる
進化の《求知欲求》の「驚き(ビビリ)」
→ ビビリをバネに内面を進化(成長)させてやろうと思える
驚きは危険感知
『ビビる事はマイナスなもの』
としか考えていない人にとっては、
「ビビリは優秀になれる」で、
正にビックリしただろう。
驚きに限らず負の感情とは、
実は全て自分を高めることに使えるもので、
適切に使えば今の嫌な自分を変えてくれる力を秘めている。
そして、
普通のビビリではなく、
超ビビリの人がいるだろう。
少し何かあっただけで、
『うわぁぁ!』
と、身体全体で驚きを表現するような人が。
あれは、
驚きだけでなく恐怖も感じやすい人で、
驚き+恐怖で、あんなオーバーリアクションをするのだ。
だが、
先程もいったように、
負の感情は全て自分を変える原動力になる。
ということは、
そう、驚き+恐怖で、
スーパービビリの人は、
更に強く進化できる可能性を秘めている。
オーバーリアクションでビビることは、
普通に考えたら、
確かにカッコ悪い。
だが、
その負の感情の強さこそが、
後の能力に直結し、強く進化できるのだ。
負の感情が、
あまり発生しないという人は、
良くも悪くも現状を変える力はあまり持たない。
強く負の感情を感じるからこそ、
そこから逃れるために、
達成に向かったり、自分を進化させたりでき、
結果能力は高くなるのである。
驚きは危険感知
そして、
そもそも何故人は驚くかというと、
それは「危険感知」のためだ。
驚きは、
いきなり強くバッと、心に出る。
不安みたく、
長くジーっと継続的にはでない。
これは、
驚きがいきなり強くバッと出ることで、
その出来事が危険かどうか強制的に判断させるためだ。
(負の感情は強ければ強いほど、
強制的にその行動を取るようになっている。)
ビックリするような大きな音が出たのに、
そちらの方向を向かないのは、
多くの人が出来ないだろう。
『いきなり大きな音がして、驚いてそちらを見た』
『急な大声にビックリした』
これらのとき人は、
強い驚きの負の感情で、
その出来事が危険かどうかを判断するように促されている。
驚きの負の感情 … 危険感知のための負の感情。
驚きの負の感情が、
いきなり強くバッと心に出ることで、
対象の出来事が危険かどうかを判断するように促されている。
ビビリの解消方法
さて、ビビリの解消方法について、
「抽象的に進化できる」だと、
解決策としてモヤモヤしたままの人も多いだろう。
では、ここで、
進化をする事とは別に、
ビビリを解消できる具体的な2つの方法を紹介しよう。
・〘自己効力感〙(自信)を高める
・書換能力で驚きと恐怖の負の感情の記憶を消す
まず1つ目、
「自信(自己効力感)を高めること」
これは、
最も分かりやすいだろう。
自信満々であれば、
何が起きても動じない、
物事に対処できるので驚かなくなる。
自分のやりたい事、
やらなければいけない事を通して、
自信満々になる方法を次の記事で紹介している。
ちなみにやる気持続の記事だが、
それを通して、
〘自己効力感〙(自信)がかなり高まるようになる。
何かをやる事を通して、
これを日々実践すれば、
あなたは、何が起きても動じない自分になれるだろう。
さて、もう一つは、
実際に俺が行なって、
動じない人間になった方法だ。
俺も実は、
驚き+恐怖の超ビビリな人間だった。
人格的にも、
恥ずかしい人間だったが、
自分で記憶を消す方法を創りだし、
本来の自分の人格を潜在意識の奥底から呼び起こし、
全てを変えた人間でもある。
人知を超えた、
感情の書換能力については、
こちらだ。
書換能力を得られる2つの書籍を通し、
人間の感情・記憶は全て必ず自在にできると、
次元の力の適性者である俺が約束しよう。
あなたが、ビビりやすい事は、
進化に優れているとても良い事なんだと、
学んでくれたと思い、驚きの記事はここで終わりにしよう。
では、
幾つか記事を紹介しよう。
人間は他人の価値観ではなく、
自分の価値観で生きる事こそが、
望んだ幸せな未来を実現することに繋がる。
そのため、
直感で気になった記事があったら、
それを優先的に読んでみよう。
きっと、
人生を豊かに生きるためのヒントが、
隠されているだろう。
心理学としての専門的な解説
さて、ここからは少し難しくなる。
専門的な内容を面白いと感じる人にお勧めだ。
驚きの負の感情とは?
驚きの負の感情とは、
『大きな音がして驚いて振り向いた』
『怒声に驚いて逃げ出した』
というように危険感知のための感情であり、驚くことでその出来事を危険かどうか理解するように促す感情である。
危険感知のために驚きは発生しているので、大きな音がする等して驚いたときは、人はそちらの方を振り向いて何が起こったか理解しようとする。
また、『ずっと驚きを感じ続けた』という表現がないように不安や寂しさ等の持続的な負の感情と異なり、一瞬で強く心にバッと出る。
これは危険感知のためすぐにその出来事を理解するように促しているからであり、
驚くとそちらを見ずにいられないのは負の感情が強く発生すればするほど、より行動を制御できなくなるからである。
一瞬で強くバッと出るのは、危険感知のため、その出来事が危険かどうかを強制的に判断するためとなっている。
因みに、車のクラクションは驚きの負の感情が最も出やすいように造られたものだと思われ、
いきなりバッと不快な音が出る造りそのものが強く心にバッと不快な感覚として出る驚きの負の感情と酷似している。
「ビビリ」には良い面もある
ビックリして過剰に反応をする人間や、少しのことで驚きの負の感情が出やすい人間を「ビビリ」と表現するが、
ビビりやすいかどうかは物事を理解したいという《求知欲求》の強さと自信(自己効力感)の低さが関係している。
【驚きの負の感情が発生しやすい心理状態】
・《求知欲求》が強い
・〘自己効力感〙が低い
(ビビリは驚いた後に怖がるように正確には驚き+恐怖の2つの負の感情が強く出やすい心理状態)
物事を理解したい《求知欲求》が弱いとそもそも知ろうとしないため、《求知欲求》が強ければ強いほど驚きの負の感情が強く出やすく、
また自信(自己効力感)が低いと自分で物事を解決できる能力が低いため、危険感知の驚きの負の感情が出ることで動じやすいのである。
《求知欲求》は進化をつかさどる欲求のため、《求知欲求》が強いということは何かに長ける可能性を秘めている人間であり、
そういう部分ではビビリやすいということは必ずしも悪いことではなく、《求知欲求》が強いという長所の側面ともいえる。
各分野でのNo.1やノーベル賞を受賞する人間など、1つの分野に優れた人間は《求知欲求》が一番強い《求知欲求》タイプが多く、
ビビリやすい人間は、1つの分野に長ける潜在的な能力をもっているといえる。
具体例
『大きな音がして驚く』
→大きな音の原因が危険なことでないか理解をするように促している
『いきなり声を掛けられて驚く』
→いきなり声を掛けてきた相手が危険な人物でないか理解をするように促している
『思いもよらない結果に驚く』
→結果が予想外のものだったのでその結果が危険なものでないか理解をするように促している
『少しの事で過剰にビビってしまう(驚いてしまう)』
→周りで起きる出来事が危険でないか常に潜在意識が警戒している心理状態であり、敏感に察知するために驚きの負の感情が発生しやすくなっている
負の感情の除去の方法
驚きの負の感情だけでなく、全ての負の感情は明確な除去の方法が存在し、負の感情、依存の感情、全ての感情を除去したりコントロールできる能力が、
潜在能力の1つ、「感情の書換能力」である。
次の記事に「感情の書換能力」の負の感情に関しての能力を載せているので、希望する人は自分の進化のためにも能力をもってもらいたい。
驚きだけでなく怒りや不安など、文字通り全ての負の感情を除去し、コントロールできる能力となる。
感情の発生起源
驚きとは、危険感知のためにできた感情であり、
多くの動物で驚きの反応が見られることからも、
感情の中でも比較的早くにできた負の感情だと推察される。
負の感情としての性質
【属する欲求】 求知欲求
【行動原理】 求知承認執着
驚きの負の感情は、物事を探求し理解をする事で進化をしたい進化の《求知欲求》に属する感情であり、「驚いてそちらの方を向いた」という様に対象の出来事を理解する事を強く促す。
原理としては物事を探求し理解をしたい求知承認欲求に驚きの負の感情が紐付く事で求知承認欲求を満たす事を強く促す求知承認執着となる。
【欲求 + 負の感情 = 執着】
求知承認欲求 + 驚きの負の感情 = 求知承認執着