負の感情(執着)

【動揺の感情】動揺は好きで気付いて欲しいサイン

花と池

 

 

 

動揺するとドキドキするが、

動揺そのものが実は、

 

好きな気持ちを相手に気付いてもらうために、

発生するようになった感情である。

 

 

 

恋愛で動揺する心理

 

こんにちは、

最瞰主の良縁(みえにし)だ。

 

今回は、

動揺の負の感情だが、

まずは結論からいおう。

 

 

『もしかして好きな人って自分の事?』

 

と、聞いたときに、

もし相手が動揺したら、

 

相手はあなたに100%気がある。

 

「○○のこと好きなの?」

 

と聞いたとき、動揺しておいて、

 

「実は違った」なんて100%ないのだ。

 

何故なら動揺の負の感情が、

自分の好きな気持ちを相手に気付いてもらう為に、

発生するようになった感情だからである。

 

 

 

なぜ人は動揺するのか?

 

「動揺してる〜。

あの子のこと好きなんでしょ?」

 

よくあるシチュエーションだが、

こういわれると誰しもドキッとするだろう。

 

そして、

この指摘は正しい。

 

男性の場合、

特定の女性の話になり、動揺する人。

 

女性の場合、

特定の男性の話になり、動揺する人。

 

これらは、

その相手のことが気になるから、

 

動揺するのだ。

 

動揺の負の感情とは、

隠している気持ち(欲求)がバレそうなときに、

 

『バレそう!』と動揺することで、

その気持ち(欲求)を認めるように促す感情となっている。

 

 

では、なぜ挙動がおかしくなるような、

ときにバレたくないことがバレてしまう、

動揺のような感情が出来たのだろう。

 

気持ちがバレたくない当事者からすると、

迷惑な感情かもしれない。

 

だが、

これがあるからこそ結果的に、

恋愛では欲求を満たせるようになる。

 

動揺とは実は、

 

「欲求を満たすため」

 

そのために発生している。

 

 

 

動揺したら積極的にいこう

 

動揺すると、

バレたくないことがバレてしまうし、

 

『何でこんな感情があるの?』

 

と、不思議に思った人もいるだろう。

 

だが、動揺とは、

本質的には欲求を満たすために、

発生している。

 

では、

動揺の感情が存在しない場合の、

世界を説明しよう。

 

 

学生の頃、

あなたには好きな人がいたとする。

 

だが、

どうせ無理だろうし好きな人に、

 

「誰か気になる人はいないの?」

 

と、聞かれても好きなことはバレないようにしていた。

 

そして数年後、共通の友達から、

実は好きな人もあなたのことが好きで、

両想いだったことを知った。

 

そして、そのときには、

もう既に相手には恋人がいて、

 

あなたのことは引っかかっていたものの、

今はもう新しい恋人と幸せになっている。

 

 

このように、

動揺がない世界だと、

恋愛ではときに後悔する結果になってしまう。

 

 

では、

今度は動揺がある、

現在の世界の話だ。

 

好きな人に気になる人を聞かれ、

あなたは分かりやすくとても動揺したとする。

 

すると、相手は、

 

「もしかしたら…」

 

と思い、それからアプローチを掛けてくるようになった。

 

そして、あなたも、

 

『隠してたけど実はイケるかも?』

 

と思い勇気を出しアプローチして、

結果好きな人と付き合えるようになった。

 

そう、

このように動揺のおかげで、

 

好きな人と付き合いたいという欲求を満たせるようになる。

 

動揺があるからこそ、

そのときは恥ずかしくても、

結果、欲求を満たせる。

 

大体、恋愛の話で動揺しているクセに、

 

悪いことをしたのがバレたくないとか、

嫌いだから逆に動揺したとか、

 

そんなことは、100%ない。

 

だから、

動揺していたとしたら、

それはもう「積極的にいこう」ということだ。

 

低確率の一時の恥ずかしさか、

高確率のずっと残る後悔なら、

 

低確率の一時の恥ずかしさに飛び込み、勝負をかけてみよう。

 

あなたも、好きな相手が、

あなたのことで動揺していたとしたら、

それはもう「積極的にいこう」という事だ。

 

積極的に攻めてみよう。

結果は俺が保証する。

 

 

 

動揺がないと人類は滅びる

 

さて、

少し大げさに聞こえるかもしれないが、

この話をしよう。

 

そう、

そもそも動揺とは、

先ほども話したように欲求を満たすように促す感情だ。

 

そして、

驚くことに、実は、

 

「恋愛で相手と結ばれる」

 

元はこのためだけにできた、

負の感情となっている。

 

動揺の感情とは、

隠している欲求が「バレそうなとき」に発生し、

その欲求を認めるように促すものだ。

 

そして、

この「バレそうなとき」、

というのがポイントとなっている。

 

 

考えてみて欲しい。

 

好きな人と、

仲良くないうちから、

誰もが好きな人に対して常に動揺してしまう。

 

そして、

相手に気があるのがすぐバレる。

 

これは、流石に、

8割やらかしてしまうだろう。

 

だから「バレそうなとき」、

そう、相手もこちらに興味がありそうなときに、

人は動揺するのだ。

 

友達に指摘され動揺するときなども、

友達が仲を取り持ってくれることをどこかで期待し、

成功の確率を高めるために人は動揺する。

 

逆に、好きでも諦めている人は、

欲求を満たせない(付き合えない)と思っているので、

動揺しない。

 

そう、動揺の負の感情とは、

少なからずイケそうだなと思っているときに、

 

動揺することで、

欲求を満たすことに向かわせてくれる感情となっている。

 

そして、

人間は大脳新皮質の発達により、

相手や周りにどう見られているか、考えるようになった。

 

そのため、相手に拒絶されたときの、

ショックや恥ずかしさを感じるようになり、

この動揺がないと、恋愛が発展しないのだ。

 

奥手の人は、

相手が動揺したなどのサインがないと、

中々自分からは積極的に動けないだろう。

 

そう、

現代はただでさえ、

草食といわれるタイプが多い時代だ。

 

もう、この動揺がないと、

自分から積極的にいく人がいなく、

子孫繁栄が途絶え、人類が滅びかねないのである。

 

(少々大げさだが、

やはり人間に必要だから、

わざわざ負の感情として発生するようになったのだ。)

 

 

様々な恋愛の話を聞いてきたが、

拒絶のリアクションをされた訳でもないのに、

やる前から諦めて、待ちになってしまうのはやはり勿体ない。

 

そう、

動揺したとしたら、

好きな人が気に掛けてくれている可能性が高い。

 

少しのことでいいから、

自分から行動してみよう。

 

勘違いでも、それが経験になるし、

恥ずかしいなんて感情は、

実は消そうと思えば、自在に消すことができる。

 

俺は、

あなたを応援している。

 

ぜひ、積極的になり恋愛を成就させ、

好きな人と付き合う事に、

沢山の幸せを感じてもらえたら幸いだ。

 

 

 

 

また、

このサイトには人間の全ての心理が載っているので、

相手の心理や恋愛での心理が気になる人は、他の記事も読んでみるといいだろう。

 

 

では、

幾つか記事を紹介しよう。

 

今回は、

恋愛関係の記事のため、

幾つか恋愛の記事を載せておく。

 

人間は、

自分の価値観で行動してこそ、

他人から見て魅力的に映る。

 

直感で感じたものがあったら、

きっとあなたの人生観を変える、

内容が書いてあるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

心理学としての専門的な解説

さて、ここからは恋愛に限らず、動揺の負の感情としての専門的な解説になる。

説明もかなり心理学寄りになっているので、人の心を知りたい人や、専門的な内容を面白いと感じる人向けだ。

楽しみながら、一緒に知識を共有していこう。

 

動揺の負の感情とは?

動揺の負の感情とは、隠している欲求がバレそうなときに動揺する事でその欲求を認めるように促す負の感情である。

具体例で表現すると、

『好きな相手に気持ちがバレそうになり必死に隠そうとして滅茶苦茶動揺した』

→好きな気持ち(欲求)を隠していたがバレると感じ動揺することで認めるように促している

『ドッキリを仕掛けたがバレそうになり必死に誤魔化そうとして動揺した』

→ドッキリを成功させたいという欲求を隠していたがバレそうになり動揺することで認めるように促している

『お皿を割ったのを飼い猫のせいにしたが何度も聞かれバレそうになり動揺した』

→お皿は自分が割っていないことにしたいという欲求を隠していたがバレそうになり動揺することで認めるように促している

『友達とゲームをしていてズルをしているのがバレそうになり動揺した』

→ズルをしたのをバレたくないという欲求を隠していたがバレそうになり動揺することで認めるように促している

 

これらのように隠している欲求がバレると感じたときに人は動揺することで、その隠している欲求を認めるように促しているのである。

そのため隠すのをやめようとしたとき人は動揺しなくなるが、動揺の負の感情が役目を終え発生しなくなるので動揺しなくなる。

また、動揺をすると相手にも何かを隠しているというのが分かりやすく伝わるという特性があるが、

隠している欲求を認めるように促す負の感情なので動揺している人に対して他の人は動揺しているというのを感じやすい。

人が動揺していると「何かを隠しているな」と感じるのはそのためである。

そのため、動揺は相手に自分の気持ちを知ってもらうための感情となっている。

 

【動揺と表現されるが別の感情の例】

『家に泥棒が入り凄く動揺した』

『犬が飼い主に怒られるかと思って動揺している』

→不安の負の感情+怯えの負の感情

 

『恋人が浮気をしていると知って動揺した』

『飼い犬が無くなって動揺した』

→不安の負の感情+拒絶の負の感情

 

怯えやまた、焦りなどとも似ているが、動揺はそのときほんの一秒前後、「ヤバい!」と身体が小刻みに動くような感情となっている。

(怯えや焦りなどはずっと挙動がコントロール出来なくなる。)

 

動揺の負の感情だけでなく、全ての負の感情は心であることをするだけで一瞬で除去することができる。

全ての負の感情を消せる記憶の書換能力に関しては、「負の感情の書換能力の承継」という、書換能力を承継する内容の特殊な電子書籍を出しているので、興味がある人はそちらをご覧いただきたい。

 

感情の発生起源

恋愛で好きという承認欲求(他者承認欲求+求知承認欲求)を顕在意識の発達と共に恥ずかしさから隠すようになったが認めないと結ばれないため、好きな気持ちを認めて相手と結ばれるためにできた感情だと推察される。

顕在意識の発達と共に人は他人からどう見られているかということを認知できるようになった。

これにより他者に受け入れられているかどうかも理解できるようになり、他者承認欲求を弱める役目の恥ずかしさの負の感情も発生するようになったが、

恋愛での好きという欲求は特に相手に強く受け入れられたいと思うので恥ずかしさの負の感情が発生しやすい。

恥ずかしさで好きという気持ちを隠したままだと相手と結ばれる事もなく生物として子孫を残すことに支障が出てくるため、

好きな気持ちがバレそうだと感じたとき、その気持ちを認め相手と結ばれるために動揺の負の感情で認めるように促すようになったのである。

また、なぜ「気持ちがバレそうなとき」と限定されているかについては相手が興味が無いにも関わらず好きな気持ちを認めても結ばれる確率は低いため、

相手も自分に興味を持ったときに認めるように促すということで気持ちがバレそうになったときに初めて動揺の負の感情が発生するようになったと推察される。

これらのことから動揺の負の感情は恋愛で恥ずかしさから好きな気持ちを隠すようになったが、バレそうなときに動揺する事で好きな気持ちを認め相手と結ばれる、

そのためにできた感情だということ、またそこから派生して現在では隠している承認欲求がバレそうになったときに認めて満たすように促す感情になったという事が結論として導き出される。

 

負の感情としての性質

【属する欲求】 全欲求

【行動原理】 承認執着

動揺の負の感情とは、こうしたいという具体的な承認欲求を隠していてバレそうなとき、

動揺する事でその承認欲求を認め、満たすように促す負の感情である。

承認欲求が強ければ強いほど動揺の負の感情も強く発生しやすく、強く発生することで認め強い承認欲求を満たせるように促しているのである。

また、貢献欲求では受け入れられたいという承認欲求とは異なり隠そうとしない事から動揺の負の感情は発生しない。

あくまで承認欲求のときのみである。

動揺は全ての欲求に属する負の感情となり、行動原理は欲求を満たす事を強く促す《承認執着》となる。

動揺することで認めるように促し、また相手が気付くようにする特性もあるので、それで承認欲求を認め満たすように促しているのである。

何か悪いことを隠して動揺している場合でも、動揺の負の感情自体が承認欲求を満たすよう強く促すので、

動揺をしている人を見ると周りの人は隠している事実を知っても怒りの負の感情等が発生し難くなる。

これは、怒られたくない等の承認欲求を満たす事を促すからであり、

隠している事実を知ったとしても、周りの人間は動揺している人に負の感情をぶつけ難くなるという特性がある。

原理としては《承認欲求》に[動揺の負の感情]が紐付く事で承認欲求を満たす事を強く促す《承認執着》となる。

【欲求 + 負の感情 = 執着】

承認欲求 + 動揺の負の感情 = 承認執着

《承認執着》となると負の感情が強ければ強い程行動の制御を失わせる効果がある。

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