人は不安を感じるとモヤモヤするが、
嫌な未来を避けるために不安は発生しているので、
不安な出来事に対し、少しでも行動すれば不安は解消できる。
人が不安になる心理とは?
こんにちは、
最瞰者の良縁(みえにし)だ。
「明日、会社での人間関係不安だな…」
「ああなったらどうしよう…」
そう、この気持ちは、
多くの人が毎日のように感じている、
不安という負の感情だ。
ひどい場合は、
起きてもない未来を心配しては、
「どうしよう、どうしよう…。」
と、頭の中が不安ばかりになる。
なぜ人間は、
このような不快な感情を、
感じるのだろうか?
そう、
実は不安とは、
人間にはなくてはならないものだ。
例えば、
『明日の仕事、こんな風にヤバいことになりそうだな⋯』
と感じたとき、
不安を感じなかったらどうなるだろうか?
そう、
そのまま何もせず、
嫌なことが起こる未来になる。
では、
『やばいことになりそうだな⋯』
と感じたとき、
今度は不安を感じたらどうなるだろうか?
そう、
その不安が不快なため、
それを避けるために行動するようになるのだ。
不安とは、
不幸な未来が予測されるとき、
不安の負の感情が発生することで、
「不幸な未来になるぞ、
それを避けるために行動しよう。」
と、後押ししてくれる感情となっている。
そのため、
「将来を不安に感じる」
「相手に受け入れてもらえるか不安に感じる」
という不安を感じているときは、
それを避けるために行動をすると、不安は消える。
不安の取扱説明書
そう、不安は、
不安に感じている出来事に対して、
少しでも行動すれば消える。
驚いたかもしれないが、
これは負の感情の役割に沿った、
望んだ未来となる正しい対処法だ。
例えば、
将来に不安を感じたら、
新たな仕事や進路、進む道を探してみる。
仕事の人間関係で不安に感じたら、
『明日は自分から話し掛けてみよう』
と、行動すると決める。
不安は、
これで驚くほど、
すっと消える。
そして、
これも大切になる。
そう、
無駄に不安を煽られると分かっているものには、
触れない事だ。
テレビやネットを開けば、
毎日のように、
戦争や殺人事件のニュースをやっている。
だが、
戦争の映像や殺人事件を見て、
それを避けるために何か行動できる事があるだろうか?
戦争や身近な事件などで、
本当に危険なときは、
どうせニュースを観なくても嫌でも耳に入ってくる。
だから、
ニュースを筆頭に、
自分が不安に駆られるものには触れない。
不安の取扱説明書は、
・不安に感じた出来事に対し少しでも行動する
・不安に駆られると分かっているものには触れない
この2つでほぼ完璧だ。
では、次は、
不安を感じやすい人の特徴についてだ。
期待は行動に繋がらない
そう、
不安を感じやすい人、
これは実は明確に決まっている。
『何でこんなに不安を感じやすいんだろう』
と、不安を感じやすい人は、
自分でも疑問に感じるだろう。
それは、実は、
過去失敗が多かったのと、
他人に期待しているのが関係している。
不安を感じやすい人の、
特徴はこれだ。
・過去失敗が多い(欲求を満たせなかったことが多い)
・愛情の《他者欲求》が強く他人に期待する
まず、
「過去失敗が多い」だ。
これは、
何となく分かるだろう。
過去失敗したから、
今度も失敗するんじゃないかと不安に感じる。
過去に欲求を満たせてこなかったから、
今度も欲求を満たせないかもと潜在意識は感じ、
不安の負の感情を発生させるのだ。
過去失敗した記憶 → 今度もそうなるかもと潜在意識は感じ不安が発生する
これは、
これから欲求を満たす経験を増やすか、
後述する記憶を消す方法で対応できる。
そして、
2つ目の「他人に期待する」だ。
あなたは人生で、
「他人に受け入れられる嬉しさ」
を追い求めてきた人ではないだろうか?
他人に受け入れられたい、
愛情の《他者欲求》が強い人だと、
他人に期待する。
そして、
「他人に期待する」とどうなるかというと、
他人が変わってくれるのを求め、自分が行動しない。
そう、
不安の解決方法である、
行動をしないのだ。
他人に期待しすぎると、
まるで親にいつまでも期待して甘える人のように、
自分の成長する機会も失ってしまう。
だから、
仕事や学校であれば「愛情」ではなく、
「達成」や「進化」を求める場所だと認識し、
少しずつ自分から行動するようにしよう。
【不安を感じやすい人の特徴2つの対処法】
・過去失敗が多い人
→ 行動し欲求を満たした経験を増やすか記憶を消す
・他人に期待する人
→仕事や学校は「愛情」ではなく「達成」や「進化」を求める場所だと認識し自分から行動
だが、
「不安を感じやすくてどうしても前向きな行動ができない」
という人も、
中にはいるだろう。
そんな人のために次章で、
努力をほぼしないで動じないメンタルになれる、
俺が経験した方法を話そう。
記憶の書換能力
そう、
中には上の現実的な方法でも、
失望するほどに変われない人がいる。
それが、
親と「依存の感情」で、
共依存となった人だ。
あなたは、
不安に感じるのを、
どこか気持ちがよく思っていないだろうか?
そうだとしたらあなたは、
ダメになり心配されたい「メンヘラ執求」や、
苦しむのが面白い「インキャ執求」に依存している。
この「依存の感情」というのは、
スマホ依存やギャンブル依存症のように、
その行動に依存させ、人をおかしくさせる元の感情だ。
この「依存の感情」に依存し、
それで行動すると、
ドンドン依存し人生がおかしくなっていってしまう。
そして、
それに依存した原因は多くの場合親であり、
『親が心配してくれて気持ちが良かった』
『親に強制されそれをやったけどどこか気持ちが良かった』
これらのとき依存の感情は強く発生し、
相手で自分を満たしたいと思い、共依存となる。
そして、
これらに依存すると、
『ダメになると心配される』
『苦しむ事は面白い』
と思い、不安を感じるのを、
どこか気持ちがよいと思ってしまう。
そう、
不安にメンヘラ執求やインキャ執求が、
混じっているため、改善しようと思わないのだ。
【不安から抜け出せない人】
・不安 + メンヘラ執求(ダメになり心配されたい)
・不安 + インキャ執求(苦しむのが面白い)
これらの感情で、
不安を感じるのを心のどこかで求めており、
改善しようとしない。
では、
このように依存して抜け出せない場合、
どうしたらいいのだろうか?
そう、
その場合はもう、
記憶を消してしまおう。
実は、
元は俺も、
とても不安を感じやすかった人間だ。
起きてもない事を心配しては、
「明日、あの人との人間関係不安だな⋯」
「あれが起こったらどうしよう」
メンヘラ執求やインキャ執求により、
こう思っていたのが過去の俺だった。
だが、ある時その大元の問題が、
幼少期の親との記憶にあると気付き、
記憶を消すことで、全てそれらを乗り越えたのだ。
感情でこれらの文字も打っているため、
今は俺が不安に支配されていた人間とは、
とても感じられないはずだ。
それらは、
俺が依存の感情の記憶を消し、
〘幸福感〙を求めるようになったからになる。
人には、
3種類の感情が発生するようになっており、
実は依存の感情は明確に不幸を呼ぶ感情となっている。
正の感情(幸福感 等) → 幸せな未来を実現
負の感情(不安 等) → 不幸な未来を避ける
依存の感情(メンヘラ等) → 不幸な未来を実現
そう、
冒頭に説明したように、
不安などの負の感情は、不幸な未来を避けるためだ。
だが、
それにメンヘラ執求などの依存の感情が+されると、
負の感情を原動力に使わなくなる。
そして、
嫌な気分のまま+不幸な未来ということで、
(負の感情 + 依存の感情)
不安に悩まされ続け、不幸なことも実現する。
だからこそ、
これらの自分をダメにしてしまう感情を消すための、
記憶の書換能力となっている。
(感情は記憶から発生しているため。)
もし、
負の感情も依存の感情のどちらも、
自在に消せるとしたらどうだろうか?
そう、
〘幸福感〙などの正の感情を求めるようになり、
穏やかな幸せを感じ、幸せな未来となっていく。
そして、
幼少期の選べない環境での出来事を乗り越えた時、
人は本来の輝く自分・人生になれる。
元は、俺は、
社会的にも底辺といえるような生活を送り、
誰の目にも留まらなかった人生を送っていた人間だ。
それが、
苦しんでいる人を助ける過程を通し、
依存を乗り越えていく事で本当に人生が一変した。
興味のある人は、
俺と共に依存を乗り越える事を通し、
本来の自分になり、幸せな人生を歩もう。
自分をダメにしてしまう依存の記憶を消し、
乗り越えた時、
あなたは自然と眩いばかりに輝く人生を歩んでいるだろう。
今回は、
ここまでにしよう。
現在俺は、依存の感情の記憶は、
コントロール出来るもの以外は、
全て消してしまっている。
そのため、
昔は確かに不安で眠れない事も多かったが、
そうだった状況すらも今はほぼ憶えていない状態だ。
人生の目的もなく、好きな事もなく、
誰からも相手にされなかった俺が、
今は燃えるほどの熱意で、多くの人の人生を輝くものに変えたいと思っている。
人生は本当に、
分からないものだ。
今人生が上手くいっていない人も、
俺も昔はそうだったので、
つい依存を選んでしまう気持ちは理解できる。
だが、
変に依存しているモノさえ取っ払ってしまえば、
割とアッサリと上手くいくのが人生でもある。
今は俺は地球のルールすら、
変更ができる立場にいる。
(強く興奮する気持ちで喪失感を感じ、
興奮する事をやめようと思うと、
キラキラした〘幸福感〙を感じられるのは、そのようにルールを変更したため。)
あのまま依存していたらと思うと、
本当に危なかったと思うが、
今は何より多くの幸せを感じ、充実した日々を過ごしている。
次はあなたの番だ。
取り柄もなく、
情けなかった俺に出来たのだから、
必ずあなたにも出来る。
依存を乗り越えたその先に、
あなたなりの輝く未来が必ず眠っているので、
依存する事ではなく、穏やかな正の感情や負の感情の出来事を選択していこう。
さて、
不安に関しては背中をかなり押せたと思うので、
他の記事を紹介しよう。
人間は、
何より自分の価値観で生きる事が大切だ。
穏やかな直感で気になるものがあったら、
それを選択すれば、
きっとあなたなりの幸せに繋がる情報が得られるだろう。
心理学としての専門的な解説
ここは、専門的な内容が好きな人のための、上の説明より少し難しくなる内容が入っている。
新しい知識を知るのが好きな人は、ぜひ面白さを感じていってもらいたい。
不安が発生しやすい心理
上でも説明した通り、不安を感じやすい人は、次の人たちだ。
・過去欲求を満たせなかった経験が多い
・愛情の《他者欲求》が強い
過去欲求を満たせなかった経験が多いとなぜ不安を感じやすいかというと、過去の記憶から、
『今度も欲求を満たせないかもしれない』
と思うことで、望まない未来をイメージしやすくそこから不安を感じやすいのである。
不安は、望む未来になるように行動に促すが、それは欲求を満たすためであり、満たせなかった経験が多いと同じようになるのを防ぐために不安は感じやすくなってしまう。
また、『他者に受け入れられたい』という愛情の《他者欲求》が強い場合も不安は感じやすく、
基本的に女性の方がこの《他者欲求》は強く、男女では次のように脳の造りが分かれている。
男性脳→達成の《自己欲求》が強い
女性脳→愛情の《他者欲求》が強い
なぜ《他者欲求》が強いと不安を感じやすいかというと、《他者欲求》に属する期待の正の感情が発生しやすいからで、
相手に何か行動をしてもらうことを期待の正の感情で期待すると、期待した分、自分は行動をしなくなるからである。
本来なら自分でやることを相手にしてもらうことを期待し、相手次第の不確かな未来となり、不安を感じやすくなる。
また、他人に期待しやすいと自主的に行動する気持ちが欠けてくるため、不安を感じても行動に移さず不安も大きくなりやすいのである。
恋愛関係でもよく女性の方が不安を口にしやすいが、男性脳が達成の《自己欲求》のため男性が自主的に行動し、
女性は女性脳の《他者欲求》により、期待して自分では行動しなくなってしまうので、女性の方が不安になりやすい。
また、男性でも愛情の《他者欲求》が強い人(性格的に周りを頼りやすい人)は同じような理由で不安を感じやすい傾向にある。
人によって不安を感じやすいかどうかはこのように上の2つの特徴が関係している。
不安の負の感情の発生条件
不安の負の感情の発生条件は次のようになる。
・満たしたい欲求がある
・未来を予測したときにその欲求が脅かされる
『試験でうまくできるか不安に感じる』というように満たしたい欲求があるのが前提であり、例えば試験で良い点を取りたいと思っていないときには不安は発生しない。
楽観的な人が不安になり難いといわれるのは、そもそもうまくこなすことに固執していない(強い欲求がない)、
何とかなるだろうと未来予測を楽観的に捉えるからであり上の2つの条件を満たし難い思考だからである。
なお、夜に考え事をすると不安を感じやすいが、一日が終わったにも関わらず考え事をすると、やり残したこと(満たしたい欲求)があるから考え事をしていると潜在意識が感じ、
また、心身共に疲れているためよいイメージがわかず(よい未来予測ができない)、これらのことから不安の負の感情は発生しやすくなる。
夜はなるべく考え事をしないことがお勧めだ。
どうしても考え事をしてしまうという人は、先ほども説明した誰かに心配されるのが嬉しいという苦嬉(メンヘラ)執求に依存しているので要注意となる。
誰かに心配されたいあまり、ダメになる選択ばかりしてしまい、自分を不幸にしてしまう依存の感情である。
具体例
『試験で上手くできるか不安に感じる』
→試験を上手くこなしたいという達成の《自己欲求》があるが、このままでは上手くいかないと感じており、欲求を満たせる未来になるために勉強や練習などの行動をとるように促している
『受け入れてもらえるか不安に感じる』
→受け入れてもらいたいという愛情の《他者欲求》を満たしたいと思っているものの、このままでは受け入れてもらえないと感じており、受け入れてもらえるように自身の外見や言動をよくするための行動をとるように促している
『大雨で災害が起きないか不安に感じる』
→《生存欲求》を脅かす災害が起こる可能性を考えており、自身の生命を守るための準備や避難などの行動をとるように促している
『恋人と離れ離れで不安に感じる』
→恋人と関係を続けたいという欲求があるものの、このまま別れてしまうのではないかと感じており、恋人と別れないための行動をとるように促している
不安を消す方法
不安の負の感情だけでなく、全ての負の感情は明確な消し方が存在し、負の感情、依存の感情、全ての感情を除去したりコントロールできる能力が、
幸偽の力の1つ「記憶(感情)の書換能力」である。
これは記憶から発する感情を書き換え無効化することができるもので、進化のため一般の人間にも承継することができる能力となる。
次のnoteというサイトに、「記憶(感情)の書換能力」の負の感情に関しての能力を載せた特殊な電子書籍をうちの良縁(みえにし)心理学研究所が出しているので、希望する人は自分の進化のためにも能力をもってもらいたい。
不安だけでなく怒りや恐怖など、文字通り全ての負の感情を除去し、コントロールできる能力となる。
感情の発生起源
進化により顕在意識で未来を予測できるようになったことで、発生するようになった感情となっている。
多くの生物は潜在意識から発する感情のままに行動をしているが、人間は理性をつかさどる顕在意識により自分のすることの結果がどうなるかを予測することができる。
予測して自身の承認欲求が満たせない結果になる確率が高いと分かっても、何も感情を感じなければ行動は変わらないままであり、
行動を変えるために不安の負の感情を発生させるようになったのである。
不安の負の感情とは、望まない未来から望む未来になるように行動を促すために、発生するようになった感情だということが結論として導き出される。
負の感情としての性質
【属する欲求】 全欲求
【行動原理】 承認執着
【欲求 + 負の感情 = 執着】
承認欲求 + 不安の負の感情 = 承認執着
不安の負の感情の行動原理は《承認執着》であり、《承認執着》は欲求を満たすことを強く促す行動原理のため、
未来予測をしたときに承認欲求が脅かされると強く感じれば感じるほど、原動力にするために不安の負の感情も強く感じるようになる。
また、不安を感じても行動しない場合も、行動に移すために不安の負の感情はどんどん強くなってくる。
考え事で不安を感じるとそのことを延々と考えてしまうのは、行動に促すためにその望まない未来を思考させ続けているのと(他のことを考えると忘れてしまう恐れから)、
不安の負の感情が強くなることで制御を失わせる承認執着が強くなるためである。
また、あくまで承認欲求のときのみなので、『お世話になったあの人に心からの感謝を伝えたい』(他者貢献欲求)というときは上手くできるか不安は感じないように、
貢献欲求の場合は不安は発生せず、あくまで承認欲求のときのみである。
(感謝を伝えることで、『相手に受け入れられたい』『自分をよく見て欲しい』と思っているときは、貢献欲求ではなく承認欲求が行動原理のため不安を感じることがある。)
負の感情の基本的な性質としては、不安の負の感情は望む未来になるように行動をすることを促すのと、後期にできた感情のため、基本的に中程度の強さで発生するものとなる。
行動を促す負の感情は潜在意識を優位にするために強く感じ、思考を促す負の感情は顕在意識を優位にとどめるために弱く感じるためで、
また後期にできた感情ほど優先順位が低いため、それらの性質を合わせると中程度となるからである。
負の感情強 行動(潜在意識優位)↔負の感情弱 思考(顕在意識優位)
負の感情強 古くにできた(優先順位高)↔負の感情弱 新しくできた(優先順位低)
これらのことから、不安の負の感情は望まない未来を思考しイメージすることによって発生するものの、行動を促すためと後期にできたため中程度の強さで発生し、
また、行動をしないで思考をしたままだと行動を促すため徐々に強くなっていく負の感情となっている。