正の感情(欲求)

【憧れの感情】憧れと嫉妬の違いは劣等感があるかないか

紫の花

 

 

憧れは同じようになりたい気持ちだが、

憧れの存在に劣等感を抱くと、不思議なことに、

 

人は次から憧れの存在に、嫉妬の嫌な気持ちを抱くようになる。

 

 

憧れから嫉妬に変わる心理

 

こんにちは、

最瞰主の良縁(みえにし)だ。

 

さて、冒頭の説明で、

憧れと嫉妬の違いが分かり、

スッキリしただろうか?

 

イマイチなら、例えの方が分かりやすいので、

少々感情的にはなるが、

憧れから嫉妬に変わる実例はこちらだ。

 

 

『ムカつく!私を無視しやがった!許さない!』

 

 

あなたは憧れの有名人に対して、

SNSでときにこんな風に、

感情的になった経験はないだろうか?

 

そう、

今は憧れの有名人と、

SNSで身近になれる時代だ。

 

だが、身近であるからこそ、

憧れの素敵な気持ちから、

嫉妬の嫌な気持ちに変わったりもする。

 

では、

例えということで、

あなたにもなりきってもらい共感してもらおう。

 

あなたは憧れの有名人に近づこうとして、

SNSで見つけ嬉しくなり、

憧れのあの人をフォローした。

 

そう、

このときは憧れの正の感情の、

メチャクチャ爽やかな気持ちだ。

 

そして、きっと優しく対応してくれると思い、

大好きなあの人の投稿に、

よく思ってくれるのを期待して返信をしてみた。

 

しかし、

あなたの気持ちのこもった返信に、

憧れのあの人は反応するどころか、見ている気配すらない。

 

他のファンからの返信には、

幾つか「いいね」をしているにも関わらずだ。

 

『なんで、いいねすらしてくれないの?』

 

『もしかして、見下されてる?』

 

相手からすると、

あなたのような一般人は、

気分で相手をするか決める、見下す存在なのだ。

 

『私を見下し無視しやがった!許さない!』

 

このときに、

気持ちとしてはどうなるのか。

 

そう、

 

「憧れ」が「嫉妬」に変わるのだ。

 

あんなに好きで憧れていた相手だったのに、

「相手に見下されている」と劣等感を抱いただけで、

 

それ以降、憧れではなく嫉妬が心に広がっていくようになってしまう。

 

これが、

憧れから嫉妬に変わる心理となる。

 

 

この記事では、

 

・憧れはとても貴重な感情

・嫉妬の元の劣等感の原因3つ

・劣等感と嫉妬とはきれいサッパリお別れできる

 

これらを話していこう。

 

ぜひ、心のモヤモヤを、

納得感に変え、スッキリさせていこう。

 

 

劣等感にさよならすれば憧れに戻る

 

『あぁ、そういうことだったんだ…』

 

こういった経験がある人は、

自分の気持ちを理解し、ガッカリした部分もあるだろう。

 

せっかく、

憧れの素敵な気持ちをもちながらも、

 

嫉妬の嫌な気持ちに変わってしまったのだから。

 

そう、強く嫉妬を感じたとき、

自分にガッカリもするし、嫌なものは嫌だし、

どうしたらいいか分からない。

 

こんなとき、

どうすればいいのだろうか?

 

そう、

 

劣等感そのものを消せば解決する。

 

先ほどのSNSでの例は、

 

「相手に自分は認められていない」

 

という劣等感が発生することで、憧れが嫉妬に変わっている。

 

憧れの人に拒絶されて、

劣等感を覚えると、

憧れが嫉妬になってしまう。

 

憧れ + 劣等感 = 嫉妬

 

だから、「劣等感」で嫉妬に変わってしまったものは、

「劣等感」を消せばまた憧れに戻るし、

 

嫉妬の嫌な気持ちを感じることもなくなる。

 

例のように、

 

『許せない!』

 

と強く思えば思うほど、

それが「劣等感」の記憶となり、

そこから嫉妬の負の感情が発生してしまっている。

 

だから、

その劣等感の記憶にしっかり対処さえすれば、

 

劣等感も、嫉妬の嫌な気持ちも消えるのだ。

 

そして、

場合によっては、

 

憧れの素敵な気持ちに戻すことができる。

 

 

また、憧れを認めたくない思いから、

金持ちや有名人にSNSで文句をいい、

嫉妬したり妬んでばかりの人もいるが、

 

この憧れとはとても貴重な感情なのだ。

 

だから、

憧れは大事にした方がいい。

 

 

 

憧れを嫉妬にするのは勿体ない

 

「憧れは貴重な感情だ」

 

こう聞いて、

 

『感情に貴重とかあるの?』

 

とあなたは疑問に思ったかもしれない。

 

有名人への憧れが、

嫉妬に変わってしまった人。

 

それとは別に、

元々有名人に対して妬みに近い嫉妬をもち、

よくSNSでも文句をいうような人もいる。

 

これらの人も、

 

「自分は同じようになれない」

 

という劣等感の記憶を、

過去の経験により持ってしまっているのが原因だ。

 

そう、

どちらも憧れに「劣等感」がプラスされてしまうばかりに、

 

嫉妬の嫌で醜い気持ちを持ち続けてしまっているのだ。

 

そして改めて、

憧れはとても貴重な感情となる。

 

この憧れを感じなければ、

達成の《自己欲求》も発生せず、

 

夢が何も実現せず、幸せになれないのだから。

 

金持ちになり優雅な生活ができるのも、

自分が注目される立場になるのも、

化粧やファッションセンスが高まり有名人のように素敵に美しくなるのも、

 

全てはこの憧れの正の感情で、他人に憧れることから始まっている。

 

憧れでその人を『いいな』と思い、

 

「自分もこれが出来るようになりたい」

 

という達成の《自己欲求》を発生させる。

 

これがあるからこそ、

その理想の人に近づく努力をし、

 

自分の思い描いた自分を実現して、幸せになれるのだ。

 

そのため、

憧れが嫉妬になったら憧れに戻し、

いつも他人を妬んでばかりいる人も憧れに戻した方がいい。

 

 

【「憧れ」の正の感情とは達成の《自己欲求》を発生させる役割をもつ】

誰かを見て同じようになりたいと思い憧れの正の感情を感じた

→達成の《自己欲求》の発生

→具体的に憧れに近づくための行動をし始める(自己欲求を満たすための行動をし始める)

→達成し憧れた理想の自分になれ幸せになれる

 

 

劣等感の原因3つ

 

そう、

憧れが嫉妬に変わりやすいあなたは、

 

過去、『自分はダメなんだ』と劣等感を強く感じた記憶がある。

 

あなたは少し、

ドキッとしただろう。

 

では、

そもそも、

 

この劣等感の記憶はどこからきたものなのか?

 

ここではその解決のために、

劣等感の記憶になってしまう出来事を、

幾つかあげてみよう。

 

・憧れの人から過去否定された記憶がある

・好きな人や恋人が自分の憧れの人を褒めていた記憶がある

親や家族に憧れを否定された記憶がある

 

これらがあると、

SNSの例のように、似たような出来事で、

新たな「劣等感」の記憶ができやすい。

 

また、

劣等感の記憶を刺激され、

「嫉妬」を感じやすくもなる。

 

過去、

強い劣等感の記憶があればあるほど、

 

「新たな劣等感の形成」と「嫉妬」というデメリットがあるのだ。

 

ではまず、

「憧れの人から過去否定された記憶がある」

からいこう。

 

SNSでの例のように、直接何かあっただけではなく、

憧れの人が、自分の好きなものを否定していても、

ときに記憶となり、以降は「劣等感」を感じやすくなる。

 

例えば、

あなたがペットのハムスターを、

とても可愛がっていたとする。

 

だが、憧れの人が、

 

『ハムスター飼ってる奴、気持ち悪っ』

 

と言ったらどうだろうか?

 

そう、自分が好きであればあるほど、

憧れの人に好きなものを否定されたとき、

 

強く「劣等感」の記憶となるのだ。

 

そして、

次から憧れの人に対して、

 

嫉妬(妬み)の気持ちを感じるようになるのである。

 

この嫉妬は、

憧れの人が嫌いなものを好きになっている自分は、

『同じようにはなれない』と感じるところから来ている。

 

 

また、

「好きな人や恋人が自分の憧れの人を褒めていた記憶がある」

これも、

恋人の気持ちがそちらに夢中になってしまうと感じることから、

憧れが嫉妬の気持ちに変わる。

 

そして、以降は少し何かあっただけでも、

 

『恋人の気持ちがそっちに夢中になりそう!』

 

と、「劣等感」を感じ嫉妬しやすくなってしまう。

 

 

そして、一番厄介なのが最後の、

 

「親や家族に憧れを否定された記憶がある」

 

これだ。

 

これがあると、

優雅でキレイな芸能人や、

注目を浴びている有名人に、憧れが発生してもかなり否定的になってしまう。

 

『自分は絶対これを目指してはダメなんだ!』

という他の例より、かなり強い「劣等感」があるので、

嫉妬や妬みを強く感じやすく、人生そのものを拗らせてしまいかねない。

 

自分はどうせなれないと思うから、

行動せず他人に嫉妬し妬んだりする。

 

自分はどうせなれないから、

なれている人間を否定する。

 

家族から否定された記憶は、

嫉妬や妬みを、ただ感じるどころか、

実現できている人を、ときに悪くいったり攻撃してしまう。

 

SNSでも、

有名人にあまり良いとはいえない内容を、

しつこく何度も送ってしまう。

 

あれらの人は、

家族に否定されたことによって、

強い劣等感を抱えてしまっている。

 

強くこじらせるとあのようになり、

「劣等感」での妬みや嫉妬の負の感情がキツイあまりに、

 

依存の感情に逃げ「依存脳」となって、不幸を実現する心理状態となってしまう。

 

でも、これらの心理状態でも、

逆にいうとこの「劣等感」さえなくなれば、

実現に向けて行動でき、自分を幸せにすることができる。

 

どのような心理状態でも、

後述する方法を使えば、

100%劣等感は消えるから安心していい。

 

 

劣等感は家族からのもらいもの

 

この憧れと嫉妬の原理を知り、

自分が嫉妬や妬みの嫌な気分の繰り返しだったことに、

失望した人もいるだろう。

 

そう、

 

『憧れの人に否定された自分は同じようになれない』

『親に否定された自分はどうせできない』

 

という劣等感は、自分自身を不幸にしてしまうものだ。

 

そして、

特に親をはじめとした家族との記憶は、

とても厄介なものになる。

 

例えば、あなたが子供の頃、

TVやSNSで注目されている、

有名人のようになりたいと思ったとする。

 

『こんな風に素敵になって皆から注目されてみたい』

『こんな優雅で自由な生活に憧れる』

 

これは、憧れのとても美しく、素敵な気持ちだ。

 

ただ、そのとき、

 

『あなたじゃできないわよ』

 

と、親からその憧れを否定されたらどうなるだろうか?

 

そう、

 

「自分はどうせできない」

「憧れのようになれない」

 

と思い込みこれが劣等感となり、

自分が幸せになることを妨害してしまうのである。

 

これは、

直接的な「なれない」という、

否定だけではない。

 

『裏ですごく大変な思いをしていて、お金も凄くかかるのよ』

 

『芸能人なんて悪いこともしてるんだから、ろくなものじゃない』

 

といわれただけでも、場合によっては、

「親に否定されたってことは自分はやめた方がいいんだ」

と劣等感となってしまう。

 

そして、そのときの言葉が、

潜在意識の記憶の奥底に残り、

 

知らずしらずのうちに、自分の人生に強い影響を与えているので、とても厄介だ。

 

また、親だけでなく祖父母や兄弟に、

否定されたと感じたり、妨害されたと感じると、

同じように劣等感の記憶となってしまう。

 

では、

おまたせしたが、

それらの解決案を次章で2つお伝えしよう。

 

 

記憶は完全に消せる

 

この家族を始め、

他人からの言動により発生した劣等感があるために、

嫌な気分になり幸せになれないのだとしたら、

 

家族に対して、憤りを感じた人もいるかもしれない。

 

ただ、このサイトは、

 

「どういう気持ちでそうなったのか?」

 

という心理を解明するだけでなく、

しっかり解決策も説明していく。

 

このサイトの情報は、

アインシュタインの思考実験より強力な、

「仮説検証能力」という潜在能力で解明した確かな情報だ。

 

だから、

どんなに気持ちの面で困っても、

安心していい。

 

そして、

これから提案する2つの解決策は、

劣等感を抱えた「劣等脳」の脳内状態から、

 

1つ目は「頑張り脳」、2つ目は「幸せ脳」にしていく提案となる。

 

それでは、解決策に入っていこう。

 

憧れが嫉妬や妬みに変わってしまう、

《自己欲求》の劣等感の記憶は、次の2つの方法で解決できる。

 

・劣等感の記憶の負の感情を原動力にする

→「劣等脳」から「頑張り脳」にする

 

・劣等感の記憶そのものを除去

→「劣等脳」から「幸せ脳」にする

 

 

【劣等感の記憶の負の感情を原動力にする】

 

まず、1つ目は劣等感を原動力にするという方法で、

実はこれは多くの劣等感をもっている有名人が、

実際に行なっている方法になる。

 

それが、

劣等感の負の感情を使い、

日々自分磨きに精進するというものだ。

 

具体的には、

「自分ではなれない、できない」

と劣等感を感じたら、

『負けてたまるか!』

とすぐにそれとは逆の行動、自分磨きの行動をする。

 

最初は確かにキツいかもしれないが、

この行動に慣れると、

 

これを続ければそのうち自分の目標を達成できるんだと、人生の活力になる。

 

実際に、有名人は多くの人が、

家でゆっくりスマホを見たり、漫画を読んでいる訳ではなく、

日々常に活動的なのは、何となく分かるだろう。

 

有名人は「頑張り脳」の人が多く、

負の感情を原動力に努力を続けているのだ。

 

(全てではなく7〜8割程度。残りは後述する幸せ脳)

 

これらの頑張り脳の人は、

負の感情と闘い続け、

勝ち続けている人達なのである。

 

なので、

あなたの憧れの人が、

常に頑張っている「頑張り脳」タイプの人であれば、お勧めだ。

 

 

【劣等感の記憶そのものを除去】

 

2つ目は、

劣等感の記憶そのものを除去し、

負の感情を発生させなくさせるという方法だ。

 

上の努力で押しきる方法とは異なり、

現実的かつ誰でも確実に克服できる方法でもある。

 

また、上の方法とは真逆ともいえる、

負の感情ではなく、

〘幸福感〙をはじめ正の感情の心地よさを行動原理にする方法だ。

 

憧れの人が幸せそうにしている、

「幸せ脳」になりたい人にお勧めとなる。

 

具体的に、

劣等感の記憶の除去の仕方は、

俺が出した電子書籍を使うことになる。

 

この電子書籍は、

「記憶の書換能力」という潜在意識の能力を使えるようになる、

かなり特殊な電子書籍となっている。

 

元々は、

俺の能力の一つだったが、

それを電子書籍で一般人にも使えるようにしたものだ。

 

このサイトには、

全ての感情の役割、

世界的に未解明な精神疾患を解明した記事も載せている。

 

人間は、

基本的には、

全て記憶から発する感情で意思決定している。

 

そのため、劣等感の記憶があるとそれにより、

 

「自分はなれないから相手を妬もう」

「自分はできないから諦め相手を悪くいおう」

 

という意思決定をしてしまう。

 

なので、

記憶を消せばその意思決定をする元の感情が発生しなくなるので、

その行為はしなくなる。

 

それは、

俺自身が経験し乗り越えた事なので、

効果の程は確かだ。

 

また、劣等感だけでなく、

これから人生で発生する負の感情、過去の負の感情、

全ての負の感情を、自在に除去できる能力となる。

 

そう、負の感情全てだ。

 

「記憶(感情)の書換能力」は、

負の感情と依存の感情の2つが存在し、

人類を救う役割を持った能力でもある。

 

具体的な書換能力に関しては、

冒頭で実際に体験できるので、

それを感じてもらった方が分かりやすいだろう。

 

近い内に、

俺も表舞台に立つ事になる。

 

また、

所有者は最初は俺に希望を持ってもいいが、

いずれは自分の価値観で行動してもらうことになる。

 

興味のある人は、

始祖である俺があなた本来の価値観へと導くので、

共に進化し幸せを共有していこう。

 

負の感情の書換能力の承継

 

 

 

嫉妬だけでなく、

不安や寂しさ等も全て消せるので、

もっておけばきっとあなたを幸せに導いてくれるだろう。

 

心理的なことは、

このサイトで全て解決できるので、

あなたは安心していい。

 

さて、

憧れの記事を全て読んでくれたあなたに、

お勧めの次の記事は、血液型診断の記事だ。

 

血液型診断での微妙な内容に、

モヤモヤする人は多いかもしれないが、

 

実は血液型で何の負の感情を感じやすいか決まっており、

これらの真理は納得感を得られる内容となっている。

 

 

 

さて、次にお勧めなのは、

「恋愛の相性は、欲求タイプ × 行動原理 で決まる」

の記事だ。

 

恋愛の相性は、

実は明確にある2つのモノで決まっているので、

ドキドキワクワクする内容となっている。

 

 

 

 

 

心理学としての専門的な解説

 

上の説明では便宜上、

憧れ+《自己欲求》の劣等感=嫉妬、

としたが正確には次のようになる。

 

憧れの正の感情+悔しさの負の感情→嫉妬

憧れの正の感情+諦めの負の感情→妬み

(悔しさと諦めはいずれも《自己欲求》に属する感情であり、劣等感形成に関係する感情)

 

同じようになりたいのに、悔しいという劣等感が嫉妬、

同じようになりたいけど、諦めようという劣等感が妬み、

となる。

 

さて、ここからは、少し内容も難しくなる。

あえて抽象化したままの内容なので、

主に抽象化能力を上げたい人、

専門的な内容に面白さを感じる人向けだ。

 

世界的に解明されていない知識なので、

ぜひワクワク感や面白さを感じていってくれたら幸いだ。

 

様々な嫉妬のパターン

上でも簡単に説明したが、「憧れ」と「嫉妬」の違いは、劣等感があるかないかであり、日本ではよく次のような人達が妬みや嫉妬の対象となりやすい。

・沢山お金を稼いでいる人間
・自由に好き勝手している人間
・一般人にも関わらず注目を浴びている人間
・楽をしている人間

 

例えば、有名人が豪遊をしていたり、自分達だけやりたい事を好きにやっている、

一般人なのにメディア露出が激しかったり、ニートなどの楽をしているように見える人、これらの人が叩かれやすいのは、妬みに近い嫉妬も入っている。

例えば興味がなかったり自分が同じようになりたくないと思った場合は、多くの場合は心に残らないように情報を遮断する行為をとる。

 

例)ニートの特集をTVでやっていた→チャンネルを変える等

そのため、ニートの人に対しても直接的な利害関係がないのに、何か文句をいっている人は心の中では同じようになりたいという憧れをもっているのである。(同じように楽をしたいと思っている)

 

嫉妬となる詳細の心理

では、改めて上の説明と被る部分もあるが、なぜ憧れて同じようにならないのかというと、『自分ではお金をこんなに稼ぐのは無理だ』、『他人の目が気になってできない』等の、

「自分はできない」という劣等感をもっているからであり、この劣等感により憧れの正の感情が嫉妬の負の感情に変わっているのである。

憧れの正の感情+(自己欲求の)劣等感=嫉妬の負の感情

 

[憧れの正の感情のままの人]

→『こんなにお金を稼いでいるんだ羨ましいな。自分も同じように沢山お金を稼げるように頑張ろう。』

 

[憧れから嫉妬の負の感情に変わる人]

→『こんなにお金を稼いでいるんだ羨ましいな。でも自分はこんな風になれない。そうだ、お金を稼いでいる奴はズルかったり悪い奴なんだ。自分の考えが正しくて大金を稼ぐ奴は間違ってるんだ。』

 

このようになり、これには《自己欲求》の劣等感の有無が関係している。

 

劣等感の詳細の原因

この劣等感は、多くの場合は親が原因で親に、

『お前は自分と同じで大して稼げないだろう』

『金持ちは意地汚い悪い奴』

などといわれお金を沢山欲しいという《自己欲求》を否定されて、「自分は金持ちになれない(自分はできない)」という《自己欲求》の劣等感をもっているのである。

そのため、金持ちを見たときに過去親に否定された記憶を、潜在意識(大脳辺縁系)では思い出しているため、そのときの劣等感を刺激され、嫉妬や妬みにより金持ちを否定する。

 

また、同じように「好き勝手すること」や「注目を浴びること」、「楽をすること」も、

『自分勝手な奴は迷惑』

『楽を求めるのはダメ人間』

などと親に否定され、自分はできない、やってはいけないという劣等感があるため、それができている人間を否定する。

よく「好きの反対は無関心」というが、本当に興味がない事柄については、人は憧れの正の感情をはじめ何も感じないので、言葉の通り無関心となるのである。

また、自分で自主的にやり出来なかった劣等感は他人へは向かないが、親に否定されて出来た劣等感は、

他人が原因で出来たので他人に向くという性質をもつため、他人に嫉妬する多くの場合は、親もしくは家族から植え付けられた劣等感となる。

 

親はあなたを守ろうとしただけ

このように、憧れが嫉妬や妬みに変わってしまうことで、金持ちや有名人を妬み文句をいっている心理状態は、負の感情ばかりが発生し率直にいって良い気分ではないだろう。

ただ、親に否定されてどうしようもない、できない、と感じたことから諦めざるをえなくなってる心理状態かと思う。

これに関して、まず親の視点から1つ話そう。

親がこれらのことを否定する多くの理由は、親自身が過去嫌な気持ちになった経験から、既に劣等感をもっているのであり、

あなたには同じようになって欲しくなくて、こういった否定をしたに過ぎない。

「お金を沢山稼ごうと思ったが上手くいかず嫌な思いをした」

「自分勝手にしたとき、周りの人にすごく悪口をいわれた」

これらの経験があり、子供のあなたには同じ嫌な経験をさせたくと思ったからこそ、否定したのだ。

なので、親は悪気があった訳ではなく、自分の子であるあなたを守ろうとしただけなのである。

 

妬みは人格も歪んでいく

なので、妬んだところで人格も悪い方向にいってしまうし、あまり良いことはない。

そして、金持ちや有名人への妬みで一番やめた方がいいのが、匿名でのSNSへの投稿である。

よく、匿名サイトなどで有名人に対して多くの人が集まり、誹謗中傷に近いことをしてしまうときもあるが、

これで一番人生がおかしくなっていくのは、間違いなく誹謗中傷をしている人である。

自分の人生を思い出して欲しい、匿名で悪口を書き込むのは確かに一時的に気分がスッキリするかもしれない。

だが、あなたの現実世界での人生は本当に良い方向に傾いているだろうか?

恐らくは、ほぼ全員望んだ人生ではない方向にいっているだろう。

実はこれは明確な心理が存在しており、妬みから有名人の悪口などを投稿すると、依存の感情がそのとき発生する。

具体的には、自分は特別で周りを見下したいハラスメント執求、人を頼って生きたい(他人でストレス発散し他人を頼ってる)シンジャ執求、これらの依存の感情が発生し、

どんどん依存の感情に溺れるようになっていき、SNSやスマホ依存も重度になる。

そして、依存の感情そのものが「望まない未来を実現する量子」なので、人生が明確に悪い方向に向かっていくのである。

妬みはこういった心理から人格も歪んでいってしまうし、最後は自分自身が不幸になる。

原理を理解できたら、親は自分を不幸にするためではなく、守るためにそんな発言をしたんだと思い、その劣等感は捨て去って欲しい。

あなたには、必要ないものだ。

劣等感を捨て去り、もしSNSで誹謗中傷に近い投稿をしているなら今すぐやめて、その有名人を肯定して欲しい。

きっと、あなたにとって憧れの部分があったから妬みに変わったのであり、その人を肯定することを通して、自分の望んだ人生に近づいていける。

ただ、多くの人は上で書いたように、中々理性で感情を抑え続けるのは難しいだろう。

 

 

憧れが発生しやすいケース

人は次のようなときに憧れの正の感情が発生しやすい。

・興味があることを上手な人がやってたとき
・職業に対してカッコいいと感じたとき
・人の立ち振る舞いにカッコいいと感じたとき

 

興味のあるスポーツや趣味や職業、これらをやっている人を見て『同じようになりたい』と思ったとき憧れの正の感情が発生していて、

その感情に突き動かされる形で達成の《自己欲求》を満たすために人は憧れてそれを始めるようになる。

(友達がやっていることをやりたいと思ったときは、『いいな、これをやりたい』ぐらいの感情だが、いずれも憧れの感情が発生している。)

 

憧れは人生の目的を見つける為に必要な感情

憧れは人生の目的でもある「夢」を見つけるためにとても重要な感情となっている。

憧れは、達成の《自己欲求》を発生させる役割をもつが、究極の《自己欲求》こそが夢という目標であり、

憧れの正の感情がその夢に対して強く発生すればするほど『絶対に達成したい』と感情が強く突き動かされることから、

憧れの感情をどれだけ強く感じられるかは夢をもつ、また達成できるかどうかにおいてとても重要なものなのである。

特に自分が人生で何をしたいか分からない、目的もなく生きてしまっているという場合は、多くの人や物事に触れて、この憧れの正の感情を発生させることが大切になってくる。

様々なことに触れて憧れを感じ、自分の望む未来に近づいていってもらいたい。

また、妬みのところで話したが、依存の感情に強く依存している場合は、自分が何をやりたいか分からない、という心理状態になってくる。

何かに自分は依存しやすいな、という人はまず次の記事を読んでもらいたい。

 

正の感情としての性質

 

【属する欲求】 自己欲求

【行動原理】 自己承認欲求(承認欲求の発生)

【達成の《自己欲求》の正の感情のサイクル】

憧れ(承認欲求の発生)→楽しさ(承認欲求の持続)→達成感(貢献欲求の発生)

[憧れて]それをはじめ、[楽しさ]を感じてそれを続け、[達成感]を得て自分をねぎらいご褒美をあげたいと思うようになる

正の感情のサイクルを通して承認欲求⇄貢献欲求のサイクルを繰り返すようになり、〘幸福感〙に到達できる。

【欲求のサイクル】

《自己承認欲求》⇄《自己貢献欲求》

これを達成して自分を認めたい《自己承認欲求》(憧れ、楽しさ)⇄達成したので自分にご褒美をあげたい《自己貢献欲求》(達成感、幸福感)

 

「憧れの正の感情」は劣等感があると嫉妬や妬みにも変わるが《自己欲求》という達成の欲求を発生させる、大切な感情となる。

抽象化した内容も多かっただが、これらを理解したあなたは、徐々に脳も進化しているはずだ。

-正の感情(欲求)