正の感情(欲求)

【欲求】人の能力は四求を元に全て決まる

浜辺

 

 

不思議なことに人の能力とは、

実は欲求を元に高まっており、

達成・愛情・進化・自由の四求(しきゅう)が強い人ほど、

 

その欲求独自の高い能力を持つことになる。

 

 

欲求別の独自の能力

 

こんにちは、

最瞰主の良縁(みえにし)だ。

 

そう、

実は目に見えないその人の能力は、

欲求を元に決まっている。

 

欲求が強いほど、

結果独自の能力を得て、

能力も高まるのだ。

 

そして、

驚くことに、

欲求とは次の4つしかない。

 

この四求(しきゅう)で、

全ての人の能力は決まっている。

 

達成の《自己欲求》

→ 『理想の出来事』を実現する欲求

自信や影響力、潜在能力は心の中に相棒を創れる

 

愛情の《他者欲求》

→ 『理想の人間関係』を実現する欲求

自己肯定感や包容力、潜在能力は相手の心が読めるようになる

 

進化の《求知欲求》

→ 『理想の自分』を実現する欲求

自己探求感や人間力、潜在能力は感情を自在にできるようになる

 

自由・生命の《生存欲求》

→ 『理想の環境』を実現する欲求

自己開放感(自由人)や発想力、潜在能力は知りたいことを何でも脳内で解明できるようになる

 

(生命の《生存欲求》は、

『理想の肉体』を実現する欲求。)

 

簡単にいうと、

達成 → 望んだ出来事の実現(外界)

愛情 → 理想の人間関係の実現

進化 → 理想の自分の実現

自由・生命 → 理想の環境・身体能力の実現

 

改訂中。

 

 

 

心理学としての専門的な解説

この記事では、欲求について解説していく。

欲求は、その人間の人生も決めうるような大事なもので、人は欲求の強さにより自分の日々の習慣、繰り返しも決まっていっている。

欲求をどの程度満たしたいかと思うことで、自然と頑張ろうと思うか、またこのままでいいかと思うからだ。

それでは、欲求がどのように能力に繋がっていくのかも含め、解説していこう。

 

人は、欲求が強ければ強いほど、『絶対達成しなければ気がすまない』『もっと成長(進化)したい』となり、自身を変えていくので最終的な人の能力値は欲求の強さと比例する。

欲求の強さとは、その人間の未来を含めた能力値を表すものとなり、非凡な人は例外なく欲求が強く、それによって他の人がもてないような能力をもつようになるのである。

 

人には大別して4つの欲求「四求(しきゅう)」が存在し、この四求を元にした欲求別に、得られる能力や自己感も分かれ、非凡な人は四求のうち2つの欲求が強いハイブリッド型、もしくは3つの欲求が強い特質型となる。

 

具体的に欲求は次のように分かれる。

達成の《自己欲求》

→達成能力の〘自己効力感(自信)〙や【依頼力】を得られアスリートもしくは経営者などのリーダーに多いタイプ(約3%、O型)

愛情の《他者欲求》

→負の感情が発生しにくくなる〘自己肯定感〙や幸福感を与える【包容力】を得られ、サラリーマンや専業主婦に多い大衆タイプだが欲求が強いと芸能人になる傾向がある(約80%、AB型)

進化の《求知欲求》

→自身の進化を促す〘自己探求感〙や多くの人に好かれる【人間力】を得られ、専門職や中間管理職・秀才に多いタイプ(15%、A型)

自由の《生存欲求》

→自分を自由に解放する〘自己開放感〙や【発想力】を得られアーティスト・自由人・天才に多いタイプ(2%、B型)

※カッコ内は概ねの人口比率とその欲求の大元の血液型(現在は欲求と血液型の相関は低いが欲求と血液型が=となるとより強い能力を発揮する)

 

これらの欲求が強ければ強いほどその欲求に付随する能力や自己感は最終的に高くなり、特にその欲求を満たすことで自己感は高まるので、非凡だと感じる人は自己感が高いことが多い。

例えば、一流の経営者であれば大きなことを達成できそうな〘自己効力感〙、アーティストであれば自分を自由に解放する〘自己開放感〙が高かったりする。

 

多くの有名人はハイブリッド型

欲求が強ければ強いほど最終的な能力も高くなるが、一般の人のほとんどは1つの欲求のみ強い単体型、

非凡な人や有名人の多くは自己+求知など2つの欲求が強いハイブリッド型となり、中にはかなり珍しくなるが3つの欲求が強い特質型も存在する。

強い欲求が1つ→単体型
強い欲求が2つ→ハイブリッド型
強い欲求が3つ→特質型

また、1つの欲求を1〜100(150)で表して、単体型の一般の人とハイブリッド型の非凡な人間を比べると次のようになる。

 

【サラリーマンの一般男性と一流の経営者を比べた場合】

サラリーマンの一般男性

《自己欲求》 20
《他者欲求》 8
《求知欲求》 10
《生存欲求》 3

→一般男性の場合、強くても20程度のため、会社の業務の中で達成感を感じられれば欲求は満たされる。

 

一流の経営者

《自己欲求》 80
《他者欲求》 10
《求知欲求》 50
《生存欲求》 13

→自己欲求が一般男性に比べかなり強いため、より大きなことを達成したいと思い起業したりする。

(偉人は100に近い、もしくは超えてる人もいる)

 

この《自己欲求》の強さの違いが人生でどこまでのものを達成したいかという違いとなり、サラリーマンの一般男性が会社で指示されたことを達成して欲求を満たせるのに対し、

一流の経営者は自分の欲求を満たすために会社を大きくしたりして大きな達成感を求める。

そして、大きなことを達成するため取引先や部下に頼む【依頼力】、それができるという〘自己効力感〙(自信)、これらの能力を高めていくのである。

また、ある程度の規模以上のオーナー経営者の場合、進化をしたいという《求知欲求》も強いことが多いため欲求タイプは、《自己欲求》メインの《自己欲求》+《求知欲求》のハイブリッド型となる。

そのため、自身が進化することを通して会社も進化させていき、より企業として大きくなっていく。

 

【一般女性と女性アイドルを比べた場合】

一般女性

《自己欲求》 3
《他者欲求》 25
《求知欲求》 7
《生存欲求》 10

女性アイドル

《自己欲求》 8
《他者欲求》 75
《求知欲求》 18
《生存欲求》 50

 

こういった数値の違いから、一般女性の愛情の《他者欲求》が家族に受け入れられれば満たされるのに対し、

女性アイドルは沢山の人間に受け入れられたいという強い《他者欲求》から多くの人間に可愛いといわれ受け入れられることを求める。

そして、人を惹きつける魅力や、メディアの前で受け答えし人に良い印象を与える能力などが高まっていく。

また、女性アイドルの場合は、歌やダンスを通して自分を自由に解放したいという思いも強いため、普通の芸能人が《他者欲求》のみ強いのに対し自由の《生存欲求》が強いことが多く、

女性アイドルは、《他者欲求》メインの《他者欲求》+《生存欲求》のハイブリッド型となる。

(《生存欲求》は脳幹→生命、大脳辺縁系→自由と2つに分かれ、アーティストなどは自由の《生存欲求》が強い。)

 

ハイブリッド型の中で一番珍しいのは、《自己欲求》+《生存欲求》のリーダータイプ+天才タイプとなるカリスマ型で、カリスマ型はかなり少ない。

3つの欲求が強い特質型も同じようなレベルで少なく、これらの人間は各々が独特の性質をもっているため、その分野でもトップを争う立場になることが多い。

 

欲求が限界突破すると特殊能力となる

欲求が強いと能力も高くなるが、能力が突出するとアインシュタインの「思考実験」のように、その個人特有の完全な特殊能力となる。

欲求の強さを1〜100(150)までと表現したのは、ほとんどの人間は100までが限界となるが、その先の領域が存在しているからであり、

偉人といわれる過去の人物の中には完全に特殊能力といえるような能力をもっていた人物が存在した。

アーティスト・天才型の《生存欲求》タイプの中で有名なのが物理学のアルベルト・アインシュタインの「思考実験」であり、

当時の科学力では解明できなかったことを、脳内で実験をしイメージをするだけで解明することを可能にしたのである。

(相対性理論など。)

「思考実験」は、《生存欲求》タイプの【発想力】の能力を特殊能力化したものとなり、自由の《生存欲求》に属する能力となる。

(具体的には、《生存欲求》に属する[絶望の負の感情]の記憶の総量が多ければ多いほど、脳波を遅め頭頂葉の一部にアクセスすることが可能となり、それによって常人ができないような発想力を得る。)

数値で定量化すると、《生存欲求》が常人の限界の100まで強まり、【発想力】の元となる、[絶望の負の感情]の記憶の総量が一定数を超えると、人間の限界を突破し「思考実験」のような完全な特殊能力となる。

アインシュタインは5〜6歳まで言葉をしっかり話せなかったらしく、そのあたりが絶望の負の感情の記憶の形成に強く関係していると推察される。

また、「思考実験」は正確には《求知欲求》も関係しており、アインシュタインは《生存欲求》メインの《生存欲求》+《求知欲求》+《他者欲求》の特質型だったと思われる。

物理学のアインシュタイン(値は推定)

《自己欲求》10〜20
《他者欲求》 50
《求知欲求》140
《生存欲求》130

 

また、偉人の中で思考実験に似た特殊能力をもっていた人物は、レオナルド・ダ・ヴィンチがおり、芸術だけでなく当時の文明で様々な科学的発明を可能にしたのは、欲求を上限を超えて高め特殊能力化したからだと考えられる。

 

自分の欲求タイプの判断

自分が四求(しきゅう)の中のどの欲求タイプかという判断は、欲求を持続させる役割をもつ次の正の感情のうち、どれが一番感じやすいかによる。

《自己欲求》→楽しさの正の感情(3%)
《他者欲求》→嬉しさの正の感情(80%)
《求知欲求》→面白さの正の感情(15%)
《生存欲求》→開放感の正の感情(2%)

多くの人は欲求タイプの人口比率から嬉しさを一番感じやすく、面白さ、楽しさ、開放感の順に感じにくくなっていく。

また、記憶からも判断でき、自分の人生の中で「満たされた思い出」と思ったときに、なんの記憶かによって自分の欲求タイプを判断できる。

《自己欲求》→何かに没頭して楽しさや達成感を感じた記憶

《他者欲求》→人や物事に受け入れられたり恋愛や子供で嬉しさや感動を感じた記憶

《求知欲求》→何かを見たりやったりして面白さや理解感を感じた記憶

《生存欲求》→人前で歌ったり自然を前にしたり自由に感情を表現し開放感や安心感を感じた記憶

 

これらによって判断でき、正の感情の感じやすさや記憶から考えてみて、複数あると感じる人はハイブリッド型や特質型となる。

(カリスマ型であれば、「楽しさ」と「開放感」を感じやすい。)

 

生きる上で欲求に基づいた行動をすることはとても大事なことであり、人間は自分の中で一番強いメインの欲求が満たせている場合は生きづらさを感じたり、人生で極端に悩んだりはしない。

逆にいえば生きづらさを抱えている場合は、例外なくメイン欲求を満たせていないのである。

(メイン欲求を満たせていても人生に物足りなさを感じるときはハイブリッド型や特質型となる。)

人間であれば必ず4つの欲求をもっており0ということはないが、低ければ低いほど少しのことで満たされるので、

欲求が強くない人は、一番強い欲求だけを追い求めるようにすれば自ずと人生は満たされ、〘幸福感〙も感じられる。

欲求の強弱は、欲求が強ければ能力は高まり弱ければ満たされやすく、どちらにも良い部分があり自分の欲求の強さに従って生きることが最も大切となるのである。

 

また、何か目標があり欲求を強めたいという人は、下の各々の欲求の記事で確認してもらいたい。

 

 

 

欲求とは?

欲求とは、[楽しさ]や[嬉しさ]や[面白さ]といった正の感情が属する行動原理である。

人間の行動原理は3つ存在する。

・欲求→正の感情が属する行動原理
・執着→負の感情が属する行動原理
・執求→依存の感情が属する行動原理

潜在意識に正の感情が発生することによって欲求が発生し、欲求を行動原理に人間は行動する。

正の感情の発生→欲求が行動原理になる

例)ワクワクしたのでその漫画を手にとって読んでみた
(ワクワク感の正の感情の発生→その漫画を読みたいという欲求による行動)

例)挨拶をされて嬉しかったので自分も他の人に挨拶をした
(嬉しさの正の感情の発生→自分も挨拶をしたいという欲求による行動)

これらのように正の感情が発生すると欲求による行動をするようになる。

また、欲求は《承認欲求》から《貢献欲求》に変わる原理を持つ。

欲求のサイクル承認欲求⇄貢献欲求を繰り返すことで人間は幸福感の正の感情を感じることができる。

 

それぞれの欲求の解説

【自己欲求のサイクル】

これができて自分を認めたい《自己承認欲求》⇄達成すると満たされ自分をねぎらいご褒美をあげたくなる《自己貢献欲求》

【他者欲求のサイクル】

他者にありのままを受け入れられたい《他者承認欲求》⇄受け入れられ満たされると他者のありのままを受け入れてあげたい《他者貢献欲求》

【求知欲求のサイクル】

物事を知り探求したい《求知承認欲求》⇄理解し納得できると知り得た情報を周りの人間に教えたい《求知貢献欲求》

【生存欲求のサイクル】

生命を維持したい、自由に生きたい《生存承認欲求》⇄満たされスッキリしたり満足感を得たり安心感を得たりすると自分が生きた証を残したいという活力の元となる《生存貢献欲求》

このように4つの欲求は各々にサイクルが存在しそのサイクルを繰り返すことにより、人間は脳の構造上人生で求めることになる〘幸福感〙の正の感情に到達することができる。

 

また、食欲や睡眠欲、排泄欲と呼ばれているものに関しては全て《生存欲求》に属しこれらは欲求というより感情である。(例、空腹感の負の感情、おいしさの正の感情)

正確には脳幹により維持される生命をつかさどる《生存欲求》、

大脳辺縁系により発生する自由をつかさどる《生存欲求》はそれぞれ発する感情を明確に区分することができ分けて考えることもできるが、

脳幹の感情に関しては眠気や痛みといった感じで分かりやすいので多くは割愛させてもらい、同じ《生存欲求》として解説する。

 

承認⇄貢献のサイクルがないものは依存性のある執求

これらの欲求以外で現代で欲求と呼ばれているものは欲望と表現するに近い正と負の感情が入り混じる執求である。

執求は依存性があり《承認欲求》⇄《貢献欲求》のサイクルが存在しない為徐々に正の感情が枯渇していく。

(パワハラやDVを引き起こす【ハラスメント執求】や引きこもりやニートが陥りやすい【ニート執求】、有名人依存や異性依存を引き起こす【シンジャ執求】などがある。)

原理としては欲求とは似て非なる人間にとって本来不必要なもので、執求には依存しない、依存から脱するためにも欲求を行動原理にすることが大切となる。

-正の感情(欲求)