泣くという行為は、
自分や相手を承認したいという思いから発生しているのであり、
心の中で「自分は対象を承認している」と呟くと涙は止まる。
人が泣く心理とは?
こんにちは、始祖の良縁だ。
この記事では泣くという行為にはどういう意味があるのか、またどのような効果があるかを説明していく。
それでは、解説していこう。
泣くというのは、実は泣くことそのものが承認行為であり、泣く心理とは、自分もしくは相手を承認したいがために人は泣く。
悲しくて泣くのや、悔し泣き、嬉し泣き、感動して泣く、これらはいずれの場合も自分や相手を承認する行為として人は涙を流すのである。
人がよく泣くケース
人が泣くケースは大きく「自分を承認しているとき」と「相手を承認しているとき」で分かれ次のようになる。
【人が自分を承認するために泣くとき】
・異性に振られたとき
・バカにされて悔しいとき
・嬉し過ぎるとき
異性に振られたときや、バカにされて悔しいときは、人は泣くことで自分の気持ちを承認している。
また、嬉し泣きは、結婚式や誕生日などで祝福されたときに嬉しさだけでは自分の気持ちを承認しきれず泣くことで自分を承認しているのである。
【人が相手を承認するために泣くとき】
・親しい人が亡くなったとき
・映画やドラマなどで感動したとき
・親しい友人が異性に振られたとき
親しい人が亡くなって泣くのは、亡くなった人の『まだ生きていたかった』などの想いを承認するために涙を流す。
(子供が泣く場合はまだ一緒にいたかった自分の気持ちを承認している場合もある)
また、映画やドラマでは登場人物を承認するために、親しい友人が振られたときに一緒に泣くのは、相手を可哀想だと感じ承認するために涙を流す。
人は動物のドキュメンタリーや物事に対しても感動して涙を流すことがあるが、
人間の脳には擬人化する能力があり、動物や物事を人だと捉えていて対象を承認するために泣くのである。
人は泣くことで欲求を満たそうとしている
人が泣く心理をより正確に表現すると、自分や相手の「満たせなかった欲求」を承認するために涙を流す、となる。
人は、「泣くという承認行為」で満たせなかった欲求を満たそうとしているのである。
(泣くという行為そのものが欲求を満たそうとする行為となる)
好きな異性と付き合いたかったという欲求や、亡くなった人の場合はその人の「もっと生きたかった」という欲求が満たせなかったと感じるため、泣くことで満たしてあげたいと心理的に感じ人は涙を流すという行為をとる。
泣くのがストレス解消になるといわれているのは、泣くことそのものが欲求を承認し満たす行為だからであり、そのため泣いた後は気分がスッキリする。
赤ちゃんをはじめ子供は特に泣きやすいが、上手く行動ができなく自分では欲求を満たせないことが多いため、満たせない自分の欲求を承認し満たしたくて涙を流す。
精神的に疲れてる時は欲求を満たせていない為に泣く
また、うつ病をはじめ精神障害や精神的に疲弊しているときに何もしていなくても涙が出てくる心理は、
自分は本当はこうしたいという欲求があるのに満たせていないので、自分の隠された欲求を承認し満たすために人は泣いている。
精神障害は後天的なものに関しては自分の欲求を満たせていないために発生しているものであり、多くは欲求ではなく執求という依存の感情が行動原理になっていることから起きている。
(例えばうつ病はモブ執求という執求が元でなってしまうが、周りに認められるためにやりたくもないことをやり続けて、自分の本当の欲求を満たせていないことから、その欲求を満たすために人は涙を流す。)
涙を止める方法
この記事では特別に、涙を止める方法を共有させてもらおうと思うが、涙もろく人前で泣いたりするのが嫌な人や、TVなどを観て泣くクセをやめたいという人は、
『自分は対象を承認している』
と心で呟くと自然と涙を止めることができる。(声に出す必要はない)
「対象」で上手くいかない場合は、俺や私やあの人、または承認したい相手の名前に入れ替えて呟くと効果が期待できる。なお、泣きたい衝動が発生するごとに呟くことが必要である。
顕在意識の心の声により潜在意識の泣いて承認したいという心理状態を満たし消すことができる。
人前で泣きたくない人がいたときのため、この方法を共有させてもらったが、泣くという承認行為は欲求を満たすために潜在意識が発生させるものであり、
基本的には人は泣きたいときは泣くことをおすすめしたい。その方がスッキリするし自分のためである。
子供を連想させることから泣くことは恥ずかしいとされるが、泣くことは欲求を満たそうとする大切な行為となっている。
泣きやすい人に、
オススメの記事を、
幾つか紹介しよう。
中には、
驚くような内容のものもあるぞ。